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銀島結の体調不良
ーー注意ーーーーーーーーーーーーーーーーー
◦銀島くんが体調不良になっています。
◦関西出身じゃ無いのでエセ関西弁です。間違っていても気にしないか主に教えてくれると有難いです。
◦キャラ崩壊しているかもしれません。
◦角名銀っぽいです。
◦通報しないで下さい。
◦読み終わった後の苦情は受け付けておりません。
◦主は文才が圧倒的にありません。
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以上が守れる方は下へとお進み下さい٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
銀島side
はっくしゅ‼︎ズビッ
部活中大きなくしゃみが体育館になり響いた。俺のくしゃみを聞いて治が「なんや銀風邪ひいたんか」と聞いてきた。だが実際にその時は風邪をひいていないと思っちょったけん「ちゃうやろ、誰かが俺のこと言いよるんちゃうん」と適当にあしらっておいた。それからは大きなくしゃみがでる事はなかった。部活が終わると、いつもしている自主練習せずに早よ帰って早よ課題終わらせて晩御飯食べて風呂入って何もせずにすぐに寝たのに
やばい、そんなこと考えよったら頭痛くなってきたんやが。いつも毎朝やっているランニングもやる気がおきんわ。ランニングはやめちょくか。学校行きたくないけどもうそろそろ春高やけん部活にはなるべく行きたいわ。しょうがない学校行くか。とか色々考えよったらいつのまにかいつもランニングから帰ってきよる時間になっちょった。家出るまであと40分ちょっとしか無いけんいつもバタバタやけど今日は食欲が無いけん朝ご飯抜いてゆっくり支度する事にするか。怠いとしても朝ご飯を抜いたせいかいつもより早く支度が終わったわ。朝練もあるけんいつもより早いけどもうそろそろ行く学校。やはり外は寒い。秋から冬の変わり目やけん風邪ひいたんやろうか。とか春高までにサーブの成功率を上げなあかんな。とか色々考えよったらいつのまにか学校についておった。現在は午前五時三十分。いつもとおんなじ時間やわ。朝練は六時からやけんもう着替えて準備せなあかん。着替えよったら気だるげな角名が来た。角名が話しかけてきた。顔色が悪い気がするとのことらしい。そんなに角名の顔色は悪く無い気がするから「そうか?そんな顔色悪くないで」と答えておいた。
角名side
朝部室に行くと銀しか居なかった。なので銀にきいふとした瞬間銀の顔に目がはいった。余りにも銀の顔色が悪い。銀に聞いたがそんなことないらしい。まぁ大丈夫だろう。それよりもあと15分で部活が始まってしまう。着替え終わったから準備しにゆかないと。
北side
銀の様子がおかしい。いつもより準備来るのが遅かったり練習中にふらついていたりしている。それに息がいつもより早よ上っちょる。心配やけん声掛けちょくか。
銀島side
結論から言うと朝練はぎりぎり大丈夫やった。ただ助走つけて跳ぶ時が凄いきつかった。なんか途中からちょっと吐き気もしてきて跳ぶ時吐くかと思うた。それに北さんに心配された。放課後練習できるやろか。心配やわ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜昼休憩〜〜〜〜〜〜〜〜〜
侑side
銀と角名とサムで昼食食べよるんやが銀が全然食ってへん。「どうしたんや銀。全然食ってへんやん。」 「それがな、朝飯食いすぎて入らんとよ。」聞き耳を立てたサムが「銀それ食わんとなら頂戴」とか言って昼飯貰っとった。あいつ放課後の部活大丈夫なんか?
治side
銀とツムと角名と一緒にメシ食いよったら銀が全然食ってへんかった。なのでそのメシ食っていいか聞いたらと貰えた。まだ食い足りんかったけん良かったわ。やけどあいつ部活の時持つんか。
銀島side
昼休憩ほんまは昼飯食うつもりなかったのにツムとサムと角名と昨日約束したったんやった。食べようかと考えただけで吐くかとおもた。昼飯食わずにずーっと持ったったら治に「銀それ食わんとなら頂戴」って言われたけんあげた。ほんま治には感謝やわ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜放課後〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北side
銀部活でとるけど大丈夫なんか。銀は自分から言いそうやしな。まぁ無理してそうやったら止めるか。大丈夫やとええんやけどな。
銀島side
ふぅ、やばい。あかん気持ち悪すぎる。吐きそうや。フラフラもするしこれ絶対熱上がっとるで。休ませて貰おうかな。やばい色んなこと考えよったら頭まで痛くなってきた。やばいもっと気持ち悪くなってもうた。吐く!吐いてまう!あかん!
あっ。どうしようこんなとこで吐いてもうた。まってあかんどうすればええと。あかんだまた吐いてまいそうや。とりあえず床綺麗にせんとあかんよな。あっ北さんがこっち近づいてきよる。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
北side
サーブ練中なんか液体かなんかの音がした。どうしたんかと思ってそっちを見たら銀が吐いてもうたらしい。銀、保健室連れてったほうがええよな。とりあえず銀のとこに行かんと。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これ思ったよりあかんで。銀が過呼吸起こしとる。「銀落ち着いて俺の話聞いてや。俺の息真似してな。ほら吸って〜。はいて〜。吸って〜。はいて〜。」「すぅー。はぁー。すぅー。はぁー。」「そうや銀、それを繰り返すんや。「すぅー。はぁー。すぅー。はぁー。」よかった、なんとかもとの息に戻った。
銀島side
やばいなんか息出来ひん。きつい。こわい。「ひゅっごほっげほっかひゅっ」北さんが息の真似してって言いよる。治るよなこれ。治るように頑張ろ。「銀落ち着いて俺の話聞いてや。俺の息真似してな。ほら吸って〜。はいて〜。吸って〜。はいて〜。」「すぅー。はぁー。すぅー。はぁー。」「そうや銀、それを繰り返すんや。「すぅー。はぁー。すぅー。はぁー。」なんとか息が戻った。よかった。えっでも息の方に意識がいっちゃったんやが吐いたんよな。みんなの前で。どんなとこで吐いとるんや俺。迷惑やろ。「うぇうぅグスッごめんなざい。ごめんなざい、ごめんなざい!」
北side
過呼吸が治ったら今度は泣き出してもうた。「銀どうして泣きながら謝りよるか教えてくれへん?」「床に吐いちゃってごめんなさいっグスッ」「ううん大丈夫やで。片付けよくけん保健室連れてってもらい。」「大丈夫です。ズビッ自分で片付けます。クシュッ」「銀、くしゃみもでよるしまた吐きそうなったらどうするんか。行ってこなあかんで。ほら角名に連れてってもらい。」「わかりました。ごめんなさい。グスッ」「角名、銀を保健室に連れてってくれへんか。」「わかりました。銀行くよ。おいで。」
銀島side
角名が保健室連れてってくれるらしい。ほんま申し訳なくてまた泣きそうや。やば、ふらふらしてきてもうた。
角名side
北さんに言われて銀を保健室に連れて行くことになった。まって銀ふらふらしてない?大丈夫なの?しょうがない、こうするか。
銀島side
えっ⁉︎なんで!角名が俺を抱っこしちょるん?ふぇ!恥ずかしい!離してほしい!
角名side
銀がさっきから顔真っ赤にしながらジタバタしとる。「どうしたの、銀?」「なんで抱っこしとるん⁉︎」「いや、ふらふらしてたからだけど。」「いやそれは有難いけどなんでお姫様抱っこやねん!」「そんな叫んでるけど大丈夫なの?」「言われたら頭痛くなってきた。」「ほらね。大人しくしてな。」「うん、ごめんな角名。」その後運んでると銀がすぅすぅ寝てしまった。それだけ我慢したんだな。保健室についたら保健室の先生がいなかった。銀をベットに寝かせようとしたら衝撃で起こしてしまった。「ごめん、起こしてしまったな。」「ううん、大丈夫。それよりも角名運んでくれてありがとな。」「ううん大丈夫だから。」「それよりも保健室の先生居ないしそのまま看病するか。」「悪いで角名。練習に戻り。」「そのままにするわけないでしょ。」「ごめんな角名。有難う。」「それじゃあ北さんに言って来るからそのままで待ってて。」「うん。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「えっ⁉︎銀大丈夫?」そこには銀と銀が吐いたと思われる吐瀉物があった。「ごめんな、ごめんなざい。うぇグスッ」「銀大丈夫だから取り敢えず着替えよっか。あと袋取ってくるからまだ気持ち悪かったらそれに吐いてね。袋持ってくるまで我慢できなかったらその場ですぐに吐いていいからね。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「銀、袋取ってきたよ。大丈夫?」「大丈夫や。ごめんな角名。迷惑かけて。グズッ」「銀大丈夫だからな。だから泣かんでな。」「それじゃ今度は銀の体操服取らないかないけないからちょっと待っててね。」「うんわざわざ有難うな。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「銀、体操服持ってきたよ。外にいるからその間に中で着替えてね。」「うん。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「角名、着替え終わったで。」「じゃあ次はこの体温計で体温測ってね。」「わかったで。」
ピピピピッピピピピッピピピピッ
「何度やったか見せてな。」「はい。」えっ貰ったけど高くない⁉︎三十八度九分なんて高熱じゃん。こんな中、学校きたの⁉︎凄いな銀。「高いな。冷えピタ取ってくるな。」「わかった。有難うな角名。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「じゃあ貼るからね。冷たいけど我慢してね。」「うん。」
「気持ちぃ。」「そうか。ならよかった。そういえば親御さんは迎えに来れる?」「母さんたちはいつも仕事が忙しいけん迎えに来てもらわんで大丈夫やで。」「何言ってるの?ならどうやって帰るの?」「歩いてに決まっとるやん。」「危ないでしょ‼︎高熱なんだよ。何言ってるの⁉︎じゃあ俺が送るから。」「迷惑やろ。いいで。大丈夫やから。」「高熱なのに一人で帰って倒れたりしたらどうするの。」「でも角名寮生活やろ。往復するの大変やんけ。」「それなら銀の家に泊まって看病するか。」「でも角名明日どうするんか。」「休むに決まってるじゃん。」「迷惑やんけ。これ以上迷惑かけれんて。」「大丈夫だから。銀を看病する人がおらんかったら大変でしょ。」「ほんまにいいんか?ごめんな角名。そこまでしてくれて有難うな。」「大丈夫だから。それよりも疲れたでしょ。寝てなよ。」「うん。おやすみ。」「おやすみ。」取り敢えず銀の練習着洗ったほうがいいよね。
ゴシゴシ ジャー
手洗いで洗うの大変だな。ふぅ、やっと終わった。これから何しよう。あと一時間半以上あるじゃん。スマホ見よ。
〜〜〜〜〜〜〜〜四十五分後〜〜〜〜〜〜〜〜
この音は‥‥‥。もしかして銀吐いた⁉︎やば!
銀!大丈夫!「げほっおぇビチャッ‥角名吐いてもうた‥‥」「大丈夫?まだ吐きそう?」「うん‥まだ気持ち悪い‥‥」「背中さするから。」「有難う、げぼっ角名。」「無理に喋らなくていいから。」「げぇ‥ごぽっゔぇ‥ごめん角名。」「ううん大丈夫だから。それよりも吐き気治った?」「まだ気持ち悪いけどもうでらへん。」「そう。なら袋処理して大丈夫?」「うん。」「じゃあ処理してくるから。ゆっくりしてて。」「有難う。」
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ふぅ。やっと処理し終わった。もうそろそろ時間じゃん。でもその前に銀が吐いた時用の袋おきにいかないと。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「銀、袋ここに置いておくからまた吐きそうになったらこれに吐いてね。じゃあ俺は銀と自分のもの部室から取ってくるから待ってて。「わかった。」
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「銀の調子はどうや角名。」「北さんたち、お疲れ様です。銀はさっきもう一度吐いてしまって、今保健室のベットでぐったりしてます。」「体温は測ったか?」「赤木さん、さっき測った時は三十八度九分でした。」「たっっっか!あいつそんななか練習しよったとか⁉︎次一緒にレシーブ練する時言っとくか。」「あと明日俺と銀は休みます。」「わかったわ。角名は看病か?」「はい。銀の親御さんたちは仕事で忙しいらしいので。」「監督に言っとくな。」「有難う御座います。では準備も終わったのでさようなら。」「気をつけてな。」
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「銀、体調はどう?」「さっきよりかはええけどまだきつい。」「そう。ならおんぶして帰ろっか。」「それはいやや!誰かに見られたらどうするんや!」「そんなこと言ってるけど銀歩けるの?」「歩けるで。」「ならいいけどきつくなったら言ってね。」「わかった。有難うな。」
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「銀、ここよな。」「うん、ここや。」「銀、鍵は?」「鞄のなか。」「わかった。銀もうちょっとで横になれるから。あとちょっとだから。」「わかった。げほっごほっ」
「開いた!銀、きついよねいつもどこで寝てるかだけ教えて。」「二階の右側の部屋やで。クシュッ」「わかった。階段上がるのはきついからこっからおぶっていくからね。」「うん。」流石に高校生男子をおぶって階段上がるのはきつい。まぁでも今は銀のほうがきついよね。「銀ついたよ。」「ごめんな。」
「銀、いつもここで寝てる?」「えぇそうやで。」「じゃあ銀、寝ててね。袋ここに置いておくから。あとキッチン借りてもいい?」「ええで。冷蔵庫の中のもので申し訳ないけど勝手に食べてな。」「有難う。じゃあ銀用のお粥作ってくるから待っててね。」「お粥作ってくれるとか。有難うな。」「じゃあ作ってくるから。」
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これでいいかな。
「うん美味しい。これなら銀も食べれる味だよね。」「よし、こんな感じに盛って、レンゲを置いて。完成!」
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「銀、できたよ。食べれそう?」「多分食べれる。」「食べさせようか?」「じゃあお願いや。角名。」「わかった。」
「はい、あーん。」
「うん、凄い美味しいで。」「そう、なら良かった。」
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「全部食べれたね。」「うん。思ったより食えた。」「じゃあ片付けて晩御飯食べてくるから。何かあったら電話かけてね。」「うん。」「じゃあ行ってくるから。」「いってらっしゃい。片付け有難うな。」
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ふぅ、洗い物終わった。晩御飯どうしよう。あっ冷蔵庫の中に肉じゃがある。食べていいよね。
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「いただきます。」
え、何これうま。やっぱ銀の手作りなのかな。今度他のも作ってもらお。煮つけとか味噌汁とか絶対美味しいじゃん。
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「ご馳走様でした。」はぁ、ほんと美味しかった。いつもこんな美味しいもの食べれるって羨ましい。でも毎日自分で作るの大変そう。ほかのことも自分でしてるんだよね。凄いな。銀大丈夫かな。そういえば冷えピタ貼ってないから貼らないと。水も持っていったほうがいいよね。
銀島side
んっ。目が覚めてしもうた。どうしよ、眠れそうにないわ。はぁ、寂しいな。小さい頃からずっとこうやもんな。やばっ、泣きそうや。泣くな俺。角名に見られたらどうするんや。でも俺の意思とは反対に涙が出てきた。「ぐすっふぇうぇうぅぐずっ。」どうしよう寂しい。助けて、角名。
角名side
銀の部屋に色々と持っていこうとしたら泣き声が聞こえてきた。「ぐすっふぇうぇうぅぐずっ。」銀の声だ!どうしたんだろう。心配だ。
どうしたの⁉︎どこか痛いの?「わっ!角名。ごめんな心配かけて。ズビッ。」「大丈夫だから。何があったの?」「ごめんな。寂しかっただけやねん。だから心配せんどいて。ぐずっ。」「何言ってるの?心配するに決まってるじゃん。」「ところでなんで寂しかったの?」「ずっと1人やなって思ったら寂しくなってきて。ぐすっ。」「そっか、寂しかったね。まあ大丈夫だから。ほらここに俺がいるでしょ。」「そうやな。もう角名がここにおるって思ったら寂しくなくなってきた。有難うな角名。お前みたいな親友がおってよかったわ。」「銀、取り敢えず冷えピタ貼って水飲もうか。」「うん。わかった。」
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「銀、お風呂借りるな。」「わかった。」「銀、あと歯ブラシ一本貰っていい?」「ええで。」「銀、最後に一つ聞いていい?」「なんや、角名?」「俺どこに寝ればいい?」「あっ!そうやな。どうしようか。母さんたちのベットで寝るか?」「いいかな?」「ええと思うで。」「でも銀の母さんたちはどこで寝るの?」「あぁ、俺の母さんたちは今週いっぱい帰ってこんで。」「あっ、そうなんだ。」「ならベット借りようかな。」「そうしとき。」「じゃあおやすみ。何かあったら遠慮なく電話してね。」「おやすみ、角名。」
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「はぁ、ねむ。もう朝?」「そういえば銀は大丈夫かな。」
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「銀、調子はどう?」「まだ頭痛いけど昨日よりもましや。」「そう、ならよかった。それにしても凄い寝たね。もう九時だよ。」「ほんまか!やばいな、流石に寝すぎたわ。」「銀、何かいるものとかある?」「ううん、ないで。でも強いて言えばあそこにある月バリ取って欲しいわ。」「わかった。はい。」「有難うな。」「なんか食べたいものとかは?」「ううん、食べ物は腹減ってないしええわ。」「わかった。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜放課後〜〜〜〜〜〜〜〜〜
赤木side
俺といっつも自主練とかしよる銀が熱出してもうたというのは昨日のことや。後輩の中で銀を一番可愛がってたし、なんなら吐いてもうてたから余計心配や。よし!お見舞いに行こう!「銀のお見舞いに行くんやが、一緒に行く人!」「「はい!行きます!」」おっ!早速双子が食いついた!「おぉ!それなら三人で行くか!」「何いっとんねん。お前らだけで言ったら迷惑でしかなかろ。それなら俺も行くで。」「信介も行くんか!じゃあ片付け終わって帰れる状態になったら正門前に集合な!」「「「わかった。/わかりました!」」」おし!あとは角名に電話せな!」
「もしもし〜!あっ角名!今からお見舞い行ってもええ?」「何人ですか。」「俺と双子と北の4人やで!」「まぁ、4人なら大丈夫です。ただ晩御飯は自分達で用意して下さいね。」「わかっとるで!銀の家やろ!」「はい。」「じゃあ後から銀の家行くな!」「はい、さようなら。」
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「「「「お邪魔しまーす。/お邪魔します。」」」」「銀は二階の右の部屋にいますよ。」「じゃあ銀の部屋行ってくるな。」「わかりました。」
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「銀、大丈夫か?」「赤木さんに北さん!それに双子まで!お見舞いに来てくれたんですか?」「そうや。赤木と双子が行こって言うから着いてきた。」「そうなんですか。」「ところで銀体調はどうや?」「赤木さん!今はちょっと吐き気と頭が痛い位です!」「それならあんま喋らんどきぃや。」「でも大丈夫ですよ!」「念の為や。」「はい‥‥」「部活にはいつからくるんか。」「明日からです。」「おぉ!明日来るんか!銀!」「ツム、喧しいわ。銀は体調不良なんやで。もうちょっと静かにしときいや。」「お前も注意する時の声量考えろや!ボケサム!」「なんやと‥‥!」「双子、喧嘩するなや。銀が迷惑やろ。」「「はいっ!すみませんでした!」」「謝るなら銀に謝りや。」「「銀!ごめんな!」」「あっ俺は全然大丈夫やから!」
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「じゃあまた明日会いましょね〜!さようなら!」「銀、明日の部活前のお話、楽しみにしとってな。ちなみに信介からもお話があるようやで。」「あぁそうやで。覚悟しときぃや。」「えぇっ!覚悟しときます。」「銀、どんまいやな。」「侑、銀だけやないでお前はテストの点が悪すぎるけんお前も話があるけんな。」「えっ‼︎」「勿論、治もやで。」「俺もですか!」「お前ら覚悟しときぃな。」「「「はい!」」」「「「「お邪魔しました。」」」」
銀島side
双子たちは帰ったけどそういえば角名はどうしたんや。「角名。お前いつ帰るん?」「あぁ、今日まで泊まっていい?」「えっええけど。角名はそれでええんか?」「いや、一応吐いたりしたら心配だしまだおったほうがいいかなって。」「わかった。今日はもう元気やし晩御飯作るけどいるか?」「えっまだ危なくない?」「いや大丈夫やけど角名はもう晩御飯食べたか?」「いや、まだだけど。」「じゃあ角名の分も作ってええか?」「本当に大丈夫なの?」「あぁ!ほんまに大丈夫やで!」「うぅん。じゃあお願い。」「わかった!なんが食べたいか?」「なんでもいいよ。」「わかった!ちょっと待っとってな」
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「おまたせ!」「おぉ。美味しそうだね。この生姜焼き。」「そうか?有難な。」「「いただきます。」」「うん。この生姜焼き凄く美味しい。それに味噌汁もとても美味しい。」「えへへ。そんな褒められたら照れるわ!」「また今度作ってくれない?」「勿論ええで!今度は双子たちも誘おうな。」「そうだね。」
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「「ご馳走様でした。」」「洗い物は俺がするから。」「いや、角名に看病してもらったし洗い物は俺がするで!その間、角名はお風呂入ってきて!」「いや洗い物ぐらい俺がするよ。」「いや、角名はお風呂入って来て!」「わかった。大丈夫なの?」「大丈夫だから!お風呂いってらっしゃい!」「行ってきます。」
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「お風呂上がったよ。」「そうか、それじゃあ次、俺が入ってくるな!月バリでも読んで待っとってな。」「はーい。」
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「角名とかと話しよったりしよった時はまだ良かったけどこうやってお風呂に浸かってたりしよるとまた吐き気とかがぶり返してくるな。まぁ大丈夫やろ。
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うぅ、きつい。吐き気も凄いけどなによりも頭が痛い。はやく横になりたい。無理して料理したりしたのがあかんかったんかな。
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「あっ角名ごめんけどソファで寝っ転がっていい?」「うん、俺は別にいいけど体調悪い?」「うん、頭痛い。」「吐き気はどう?」「吐き気もある。」「急いで袋取ってくるから待ってて。」「うん。」はぁ、また角名に迷惑かけてしもうたな。もういやや。あぁ、きついし角名には迷惑かけるし最悪や。きつくて泣きそうやけど泣いたら余計角名に迷惑かけるからな。意地でも我慢せな。「はぁっふぅうぁっ。」
「銀!持ってきたよ!」「あっふぅぁ有難う。」「銀、泣いてるの?涙袋に涙溜まってるよ。」「あっいやっ違うんやこれは。」「何が違うの?泣きたいなら泣きなよ。」「ふぁぅ泣いてあらへん。」「泣きなよ。泣いたらすっきりするよ。」「うわぁぐずっもういやや!ぐすっずびっせっかく我慢したのに。」「そうなんだ。我慢したんだ。えらいね、銀は。でも辛くてきつい時は思いっきり泣いていいんだから。」「ふぁうぁぐずっうわぁぁぁっっ!迷惑かけてごめんなさいぃうぅぐずっゔぇおぇ。」「迷惑じゃないから安心して。あと吐きそうだし起き上がれる?」「うん。げほっ」
「背中さするね。」「はふぅっうぇっっぐずっげぼっはぁっごほっげぽっおぇっ!」「きついね。全部吐き出したら少しでも良くなるからね。頑張ろうね。」「はぁはぁふぅげほっおぅぇふぅ。気持ちわるい。もういやぁ。げぽっ。」「気持ち悪いね。あと少しだから我慢してね。」「角名、もぉでらへん。でも気持ちわるいの治らへんどうしよう。怖いよ角名。」「大丈夫だから。治るから安心してね、銀。」
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「角名、ごめんな泣きながら吐いたりして迷惑やったよな。」「だからさっきも迷惑じゃないって言ったじゃん。俺は銀に頼って貰えて嬉しいよ。」「ぐすっ有難う、角名。」「じゃあもうそろそろ歯磨いて寝よっか。あとやっぱり明日休む?」「ううん行く。部活も出る。」「部活出れるの?」「うん、出れる。」「じゃあわかった。」
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「じゃあおやすみ。何度も言ってるけど何かあったら言ってね。」「うん。おやすみなさい。」
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「角名!起きてや!もう朝やで!」「うぅんもう朝?眠いんだけど。」「もう朝ご飯できとるで!」「まじで。急いで準備してくる。」「わかった。リビングで待っとくな。」「はーい。」
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「準備終わったよ。」「じゃあ食べようか。」「「いただきます。」」「うん、美味しい。」「そうか、よかったわ。」「そういえば目玉焼き半熟でよかったか?」「うん半熟のほうが好き。」「ならよかった。味噌汁昨日の残りでごめんな。」「いや、美味しいし別に大丈夫だよ。」
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「じゃあ角名の寮での準備もあるしもう家出るか。」「そうだね。」
「角名、そういえば看病してくれたお礼にコンビニで何か奢らせてや。」「いいの?じゃあ今度肉まんとアメリカンドッグ奢ってね。」「それだけでええんか?」「うん。」「じゃあ今度肉まんとアメリカンドッグ奢るな。」「有難う。」
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「「おはようございます。」」「おはよう!おぉ、銀もう体調良くなったんか!」「あぁ角名が看病してくれたおかげやわ!」「銀、話すのはそれくらいにしてはよ着替えて体育館へ行き。赤木が待っとるで。」「はい‥。」「そのあとは俺のとこきぃや。」「はい。」「双子もはよ着替えてこっちきぃや。」「「はい‥ 。」」
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「銀、なんで呼ばれたかわかっとるやろ。」「はい。」「なんでや。ゆうてみい。」「説教があるからです‥。」「そうや。」「じゃあそこでや、銀。なんで説教されるかわかるか。」「みんなの前で吐いて迷惑かけたからです。」「はぁ‥わかってないな。迷惑な訳ないやん。俺は我慢したことについて怒っとるんや。」「えっ!そこですか⁉︎」「そうや、ちゃんと心して聞きぃや。」「はい。」
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はぁ、やっと終わった。今から北さんの説教か。憂鬱やわ。
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「銀、きたな。じゃあ担当直入やがなんで無理したんか。」「もっと上手くなりたかったんです。」「無理したら元も子もないやろ。」「はい。」「ちゃんと話聞くようにな。」「はい‥。」
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あぁ、やっと部活出れる!楽しみやな。「銀、やっと来たか!今休憩やで。」「赤木さん!あとでレシーブ練ペア組みませんか?」「何言っとるんや銀。お前今日の練習休みやで。」「ええっ‼︎なんでですか⁉︎」「そりゃあ病み上がりやからやろ。信介から聞いてないんか?」「はい。聞いとりません。」「そうか、まぁそこで見学しときぃや。」「はぁい。」
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「銀、一緒帰ろうや。」「あぁええで。」「じゃあ俺とサムで待っとくけん片付け終わったら校門にきてや。」「わかった。」
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「じゃあ帰ろか。侑、治。」「「あぁ。」」「それにしても可哀想やったな銀。部活でれんし赤木さんと北さんから説教て。人でなしのツムでもないで。」「はぁ!なんや!人でなしはお前の方やろ!クソサム!」「お前らよお喧嘩するな。ふはっ。」「はぁ?なんで銀笑っとるんや?」「いや、幸せやなぁって。」「いやどこが幸せやねん。」「まぁ大人になったらわかるんやない?」「ふぅん。ところで人でなしから人でなし言われたくないわクソサム!」「喧嘩すんなや。北さんに見られたりしたらどうするんや。」「確かにそれはいややわ。覚悟しとけよクソサム。」「上等やそっちこそ覚悟しとけよクソツム。」「お前ら喧嘩も宿題もしとけよ。」「えっ今日でたっけ?」「何言いよるんや侑数学の増田先生からプリント出てたやん。」「あ、俺寝てたわ。」「何しとんねん。」「治も今日数学あったやろ。出とると思うけどどうや。」「でとるで。」「治は起きとったんやな!」「うん、早弁してた。」「いや早弁すんなや!」「しょうがないやん。腹減ったんやけん。」「それでもすんなや!先生にバレたらどうするんや。」「先生にばれんかったらええ話やろ。」「はぁ、もうお前らは諦めるわ。」
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「「じゃあまた明日な〜。」」「また明日ね〜。」
それにしても幸せやなぁ。こんなええ仲間に恵まれて。
ーーーーーーーーー後書きーーーーーーーーー
こんな駄作読んでくださり有難う御座いました。本当に何か書くのに凄い時間かかってしまってしまいましたが、ちょうどハイキューの日に投稿できてよかったです(*^^*)書けるかはわかりませんがリクエストも一応受け付けてます。コメントなど書いて下さると有難いです^ ^ブックマークして下さる場合はお声がけください。本当に読んでくださり有難う御座いました。
コメント
1件
銀のこういうの書いてる人まじでいなくてもう嬉しすぎる…✨最高ですありがとうございます! 実は銀最推しなんですよ!!! 銀ちゃん、体調には気をつけてね