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鼻が痛くなるほどの薬品の匂い
無機質なガラス張りの牢
そして
い”た”い”ぃ”ぃ”ぃ”!!た”す”け”て”ッッ、!!!
あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!
泣き叫ぶ子供の声
俺にとってはこの光景は日常に過ぎなかった。
(135を連れてこい)
白衣の男はその一言を言い吐き俺の部屋から出ていった。
それを合図に周りの白衣を着たヤツらは俺を無理やり謎の部屋に連れていき椅子に座らせ両手両足を固定された
白衣の奴は注射器を手に取り俺に近づいてきた
注射器の中身は禍々しい色をした液体だった
俺の震える腕を白衣の奴は押さえつけ腕に液体を流し込んだ
(い”ッッ、!ぁ”っ、ッッッッ、!)
言葉が出ないほどの強烈な痛みが俺の身体を支配する
痛みが体から消え去りはじめた時自身の髪の毛の色がオレンジ色に変色し始めた
(ッは、?)
比較的に視力の悪かった俺の目はどこまでも透き通るように周りがはっきりと映し出された。
(…ハァッ!成功だッ!髪の毛と目の色が変わった!黒からオレンジえと!!おい!そいつは部屋に連れていけ!)
(はい!)
(副反応が出たらすぐに俺に知らせろ!)
(了解しました!)
(俺はこの結果をDr.龍に伝えて来る!)
男は鼻歌を歌いながらこの部屋を出ていった
周りの大人たちは俺を引っ張り元の場所に投げ入れた
(、なにこれ、)
ガラスに映る己の喜色悪さには驚いた、黒からオレンジ色に目も髪も成り代わっていた
(ハハッ、気色悪、)
俺はガラスを叩きそう呟いた
バンッ
と坊主の髭を蓄えた人が俺の牢を叩いた
俺は恐怖を感じ体ををできるだけ縮め震えた
こいつが龍だ
俺の全細胞がそう告げる
(ん〰!!ヒャハハ!!!こりゃあすごいねぇ、すごいねぇ?!次は白髪の子で試そう!ねぇ?)
(はい!もちろんです!)
意気揚々の白衣の男が答える
(白髪の子ってぇいたよねぇぇ?)
(はい!246番です!)
(じゃぁさっそくやりに行こうねぇぇ?)
246番の人、誰か知らないけど、
頑張って