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最終話!!
いっくよ!!
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𝑠𝑡𝑎𝑟𝑡
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愛莉 side .
それは、遥に指輪を渡した後のことだった 。
🍑 「 ちょっと、お手洗いにいってくるね 」
🐧 「 行ってらっしゃい ッ 」
これからは、僕が遥を幸せにする 。
そう誓いながら部屋に戻った、その時だった 。
目の前で、遥が血を流して倒れている光景が見えたのは 。
🍑 「 はる、か、? 」
「 えっ、ねぇ、返事をしてよ、 」
「 嘘だよね、? 遥、 」
「 遥 ッッ!! ポロポロ、 」
僕はただ、目の前の光景を事実として受け止める事が出来なかった 。
🍑 「 どうか、どうにかして、救う方法は ッ、 」
どうか、僕が犠牲になっても ッ、
…
🍑 「 ばいばい、だね っ、」
( ニコッ 、
また、いつか会えますように 。
僕はそう願って、この世を去った 。
・ ・ ・
遥 side .
🐧 「 ….ん、 」
私は、何を、___
そう、目覚めたときに目にしたのは ___
🌸 「 … ( ニコッ、 」
み、のり、?
🌸 「 ばい、ばい、遥、ちゃん、… 」
私の目の前に居るのは紛れもなくみのりで 。
ただ、現実を受け入れることが出来なかった。
私は撃たれたはずじゃ ?
そして愛莉がみのりだった ?
そんな妄想のセカイに入っても、現実はそんなことを待ってもくれず 。
🐧 「 ねぇ、みの、__ 」
そう彼女の名前を呼んだ時には、もう彼女は居なくて 。
1枚の黒い羽根が落ちた時には、もうみのりはこの世から立ち去っていた 。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
羽堕とした堕天使は
汚れた契りを解き放って
その命と引き換えに
1枚の羽だけを残して
少女を救って消え去ったの
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
遥 side .
その後の事は、何も覚えていない 。
ただ子供のように泣きじゃくり、
まるで地獄に落とされたような気分になった 。
私のただの命のために救ってくれたみのり 。
この罪は、生涯許されず、一生抱えていくことであるだろう 。
私はみのりの1枚の羽を握りしめ、
再び会えることを願って、
そっと目を閉じた 。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
羽堕とした堕天使と
汚れた黒に染まる花嫁
地の底へ堕ちてさえも
誓の楔を絡め合って
許されない罪を抱えていく ___
罪の果実が朽ち果てた時 ___
再び巡り会うその日まで …. ___ .
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また、次のストーリーで!
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