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西畑side
仕事が終わり、道枝に会わへんように帰ろうとした。
そのとき、なにかが落ちているのを見つけた。
なんやろ、あれ。
……学生証?
でもここ学生入れんよね…?
えっと…失礼しまーす…
そこには、道枝駿佑、とかいてあった。
え、?なんで?
駿「それ、俺の」
道枝、いつのまに…
駿「大吾くんに話しかけられたかったから、気づくようにわざと落としたんだぁ」
大「……高校生なん?」
なによりも、それが驚いた。
駿「はい、17です(みの恋は2020の話です)」
大「……そう」
リアクションをしてしまったらまた道枝の思いどおりな気がした。
駿「えそれだけ?冷たいなぁ」
大「もう、帰るから。じゃあ」
駿「一緒に帰りましょーよっ家近くでしょ?」
大「…わかった」
もう、断っても意味ないって知ってる。
さすがにもう道枝もやってこないやろ、…たぶん。
大「…なんでこんなことしてるんや?」
駿「なにがですか?」
大「…ここ、高校生は働いちゃあかんねんで?わかっとる?」
駿「知ってます。やから、バラさないでくださいね?俺この店では19才って設定なんで」
大「はぁ?いやでも」
駿「いいですね?」
大「わ、わかった…バラさへんけど…なんで、そこまでして」
駿「ええやん」
大「こんな夜まで働いて…やめろよ…っこれは大人がやる仕事」
駿「…だれにも迷惑かけてへんから、ほっといて」
大「家の人…とか心配するんちゃうの?」
駿「……っ」
大「み、道枝?」
駿「__なんなん。俺が大吾くんを必要としているとき、あなたは嫌がるくせに…っ、なんでっ、なんでこういうときだけしつこいんですかっ!都合が、よすぎます…大吾くんには、関係ないことですよね?」
大「関係は、ないかもやけど…一応、先輩やし…?」
駿「迷惑です。俺のこと好きやないんなら、ほっといてくれればええから。大丈夫なんでマジ」
大「わかった…」
道枝らしくなかった。
この話題は本当に嫌なんやと思う。気になるけど。
だって…なんで。そこまでして…。
駿「ありがと、大吾くんやさしい」
大「…うん、よかった」
しばらく無言だった。
道枝は悲しそうだった。
駿「じゃ、俺、こっちなんで」
大「おやすみ」
駿「おやすみのちゅーは?」
大「…ないよ。今日はもうやめよう。じゃあね」
駿「うん、ばいばい」
腕時計をみると針は零時を指していた。
長い、今日が終わった。
更新再開しまぁす!
なんですけど…風雅、「好きなひと…」のほうも更新するっていったんですけど、書くの苦戦してて…変な話になっちゃうよりちゃんとめめこじ完成したいんで、ちょいとお待ちくださいっすいません!明日か明後日にはー!