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頭の中で映像が流れ出した。
その映像は以前見た夢と同じ景色だ……
夢の中で大きな荷物を持って、私はある場所に立っていたんだ
その夢の続きなのか、他にもこんな映像が頭に流れ込んできた。
重い足取りで、ジャリッ…ジャリッ…と歩いていく度に鳴る小石……
重たい荷物を持ってるときの重量を感じる肩や背中……
小鳥達の鳴き声……
澄んだ空気なのに、心地良く感じない……
そして辿り着いたのは、山々が見える見晴らしのいい景色山の頂上だった。
「はぁ…はぁっ…、ああああああ…!!!
ああああ…っ、あああああああ…!!!」
「大丈夫だ、大丈夫だ落ち着け。大丈夫。」
頭の中に流れ出す映像に対して恐怖心が襲いかかり、
頭を抱えながら呼吸を乱して叫んだ。
怖い……
悲しい……辛い………
そんな感情も襲いかかり、涙が溢れ出す……
『____やーいぼっちにーんげん!____』
『____みんな我慢して頑張ってんだから____』
『____あぁまぁ…みんな悪い子じゃないから_____』
『____ちゃんとやってくれないと困るよ____』
『____いつかいい人見つかるといいね_____』
色んな人達からの私に対して向けられる表情や言葉も頭の中に流れていく……
そして散らかっている暗い部屋に切り替わり
『____私は…っ、みんなと違うんだな……____』
膝に落ちていく涙……
・
・
・
「………っ…!!」
そうだ……私は……
「………いぶき…」
気が付くと、私はマルコ隊長の胸に寄りかかっていた。
背中には温かい感覚広がっていく……青い炎を当ててくれているんだろう
伝わってくるマルコ隊長の心音と背中に感じる温かい青い炎……
彼に包まれながら私は呼吸も恐怖心もゆっくりと落ち着きを取り戻した。
「すみません……取り乱してしまって……」
「大丈夫だ。そのままでいい。
びっくりしたよな、急に呼吸が苦しくなっちまって…?
もう大丈夫だよい…。」
隊長は私の背中を優しくトントンと一定のリズムで叩いた。
安心させてくれる隊長に目頭が熱くなっていく……
マルコ隊長……私は……
「マ…、ッ……っ、グスッ…マ、…」
涙が溢れ、彼を呼ぶことができない……
言わなきゃ……
言わないと……
だって………
「マ、…っ、マルコ…隊長…っ、」
私は全てを思い出したんだ……
見晴らしのいい景色を見て何故怖くなったか
何故嫌な夢を見ていたのか
なぜ大きな荷物を持っていたのか……
パニックになり、フラッシュバックした記憶でようやく全てを思い出した。
白ひげ海賊団に居られるのは、記憶を思い出すまでだから
だから………
「思い出したんです…私……」
「え……?」
お金も違ったし日本もいくら探しても見つからなかった。
それに海賊なんてものも、
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#マルコ
あうたんたん
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猫耳夢花
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マルコ隊長のような悪魔の実の能力なんてものも、
日本になんか存在しない……
だからここは異世界なのだろう。
そしてマルコ隊長達から見て私は
「私は……異世界から来た人間です…」
私はあの時、大きな荷物を持って山へ向かったんだ。
そう、自分の全てを終わらそうとして……