初めまして、柿の種です。
今回は友達からのリクエストで、太中を書かせて頂きます。まじで初めてなので、大目に見ていただければ光栄です。
⚠︎︎注意⚠︎︎
監禁、拘束、その他諸々の要素が入っております。
苦手な方は御遠慮ください。
Rの描写が(いつか)入ります気をつけてください。
タイプの女と甘い口付けをかわし、軽く抱擁し、出勤する。そして何一つ不自由の無い一日を過ごす。
こんな充実した生活を送りたかった。
なのに。
なんで、手前なんだよ。
なぁ、太宰。
ここ最近、俺は探偵社のクソ太宰と共同任務に向かった。
任務の内容は、妙な『占い屋』の捜索だった。
正直、初めて聞いた時は驚いた。ただの占い屋にこんな歴代最強と呼ばれた「元」双黒を捜索に向かわせるなんて。
まず第一に、俺は太宰と一緒なのが気に食わなかった。言う事やる事、考えている事、それら全てが全く読めない男であり、俺が殺してぇぐらい嫌っている男だ。
「ふんふふーん。」
太宰は鼻歌を歌いながら歩いている。呑気な奴だ。
「ねぇねぇ、中也。これから向かう占い屋なんだけど。」
「ンだよ。」
「そこの占い、めっちゃ当たるんだってさ。しかも、運命の人とか色々聞けちゃうんだって。」
こいつの事だからろくなことは言わねぇと思ってはいたが、ここまで阿呆とは。
ハハッ。
「手前、そんなモン信じてんのか?運命なんて端からねぇんだよ。」
俺は絶対に信じねぇ。『運命』なんて言葉は聞いているだけで虫唾が走る。
太宰はそれを聞いて、ちぇっ、と舌打ちをし、
「私だってそんなもの信じてなんかいないよ。」
と膨れ顔で言った。
「おっ。その顔よく似合ってら。膨れた河豚みてぇだ。」
「はぁ?そんなことないね。私よりも中也の方が断然似合うんじゃない?」
そんな感じで、言い争いをしていたら、その占い屋に着いた。
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