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あらすじの所で注意喚起。

苦情は受付けない。




蝉の鳴き声が。 エアコンの動く音が 響く部屋。


日当たりが悪く、昼間でも暗くて。

そんな部屋に二人。


下に刃物が落ちる


ひいたカーペット、こんな色だったか 。


赤、赤、赤色。

所々赤黒い。


換気してはいるから匂いは無いけど。


白い私の指に赤は映えて綺麗。


私達の体は再生する。


切り落とされても、吹き飛んでも、


数分後とか、数十分後には元通り。


国家そのものがある限り、私達は生き続ける。


勿論、痛覚はある。


涙も出る。


恐怖も。


それでも、私を必要と、愛してくれる人のためなら。


私の切り落とされた指を、断面を、


恍惚の表情で見つめるのは


ドイツさん。



「綺麗、綺麗だ、日本。」


興奮した声で、そう話しかけられる。


ドイツさんは私の苦痛の声やら顔やらが特に好きらしい。


まぁ、直接言ってしまうと…


セックスの時も首を絞めてくる。


それで私の顔を見て余計興奮するらしい。


異常だな、そう思う反面、



この人になら、


そんな事…世間一般では、異常だと言われる事も、 されても良いと思う私も、


相当異常なのだろう。

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