テラーノベル
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最近さまざまなところで地震あって怖いですね…いつくるか分からないけど、安全第一するよう心がけてます。
後、話数が変だと思いますが気にしないでください。
御本人様には一切関係ございません!!
izwさんside
sg「ヒグッ……」
iz「…落ち着いた?」
sg「……ゔん…ありがと…」
tr「ティッシュあるから使ってください。」
sg「…ありがとう。」
iz「…その、質問ってしても大丈夫?」
sg「…うん。なんでも聞いて。」
iz「もちろん、嫌だと思う質問は嫌って言ってね。
まず一つ目、能力が強くなっていったと分かったのはいつ頃?」
sg「…確か…小学3、4年の頃にこうなって………中学1年生で悪化したのに気づいたかな。」
tr「その数年はどんな感じでした?」
sg「近くの人の心の声が読めて…目の前にいる人なら声が聞こえるほどだったと思う。」
最初の方からそんなに酷かったんだ…
sg「今では…読めるというか…聞こえるという方が正しいのかも。だから、無視できないんよね……はぁ…」
普段人前で…俺たちの前でもシャキッとしているイメージのあるsgiさんだけど、僕たちの前でもため息ついちゃうほど、疲れているんだろうなってことが分かるなぁ…。
iz「昔は心の声が聞こえるんじゃなくて、文字起こしされてた…的な?」
sg「そうやね。ぼんやり文字が見えてた。」
iz「なるほど…じゃあ二つ目、大人になるとともに悪化していった能力が治まったことは?」
sg「………夏休み中とかかな。学校の人たちと一時的に関わらなくなって能力が悪意のない家族にくらいしか使われなかったからか、外に出ても少しだけしか聞こえなかった。」
iz「大人になってからは?」
sg「人と関わらない時間が長い事がほとんどなくて、治まることはなかったかな…ただ、学生時代の頃より、悪化の速度は遅かったかも… 」
iz「…じゃあ、3つ目。その能力を自由に操れることはあった?」
sg「昔は”やめろ”と願ったら少し止まったけど…今ではもうどうしようもなくて…」
iz「うーん……」
tr「…izwさんどうしました?」
iz「なんとなく、色々考えてて…」
tr「…というと?」
iz「sgiさんの能力は、多分病は気からって言葉がピッタリなんだと思う。」
tr「え?いやいや、気から、じゃなくて実際にかかってますよ?」
iz「そういうことじゃなくて、気の持ちようでは、その病が悪化するってこと!」
tr「あぁ…なるほど。いじめにあっているときは心がやられて、さらに能力が悪化した…逆に、夏休みのように誰かに悪口を言われたりしない時期は、心が落ち着いて、能力が落ち着いた…ってこと?」
iz「多分そう。大人になってからは、人と長い間、関わらないということはほぼないから治まることがなかったけど、sgiさんに対する悪口じゃなくて誰かへの悪口みたいな心の声が勝手に聞こえてたから、一気に悪化せず、段々と心が病んでいって少しずつ悪化していったんだと思う。」
sg「…そんなこと、考えたこともなかったわ。」
tr「とはいえ…気の持ちようで能力がなくなることはないだろうしなぁ…」
そうなんだよね…病院で診てもらっても何も分からなかったし…
tr「…!そうだ!」
2人「?」
tr「sgiさん!今日みんなとお泊まりしない?」
sg「…えっ?なんで?」
tr「みんなといる時は悪い言葉聞かないんでしょ?なら、しばらくオフィス内で寝泊まりしようよ!」
iz「シャワーもあるし、寝る時は雑魚寝になるかもだけど、それでいいなら出来るかもな。」
sg「………。」
tr「…大丈夫。きっと、貴方の思うようにはならない。だから、心配しないでやってみよう?」
sg「…。うん。みんながええなら…。」
tr「じゃ、みんなに確認してきますねー!」
iz「trskも珍しいこと考えるなぁ。」
sg「…やね。あんまりそういうの得意じゃないだろうし…。」
tr「みんなオッケーだって!」
iz「マジ?すご。」
sg「…。」
iz「じゃ、早速夕飯買ってくるか。」
ym「izwさーん!」
iz「!ymmt、どうかした?」
ym「買い物はmnちゃんとgnちゃんが行ってくれるらしいです!」
iz「お、それは助かるな。あ、経費でいいからね。」
sg「(割と私情で使ってるのに経費でええんか…?)」
ym「はーい!」(ふふ、楽しみだなぁ〜!)
sg「!(楽しそうな声…)」
kw「izw、何人も雑魚寝になるけど良い?」
iz「もちろん。それも話して3人は納得してくれたからな。」
kw「そっか。」(ちょっと、楽しみかも)
sg「!」
fk「あ、kwmr〜」
kw「ん?」
fk「俺たちでお酒買いに行かない?mnもgnも”誰がどんなお酒呑むか分かってないのでみんなの分分かったらメールお願いします!”って言ってたんだけど、流石に夕飯、お酒なんて買ってたら買い物袋重くてとんでもないことになりそうなんだよね。」
kw「確かに。じゃ行ってこようか。izw達も何が飲みたいかメールしてくれ。」
iz「ありがとう!」(賑やかなものになりそう!)
tr「あ、でもその事2人知ってるんですか?」
kw「メールで伝えたから大丈夫。じゃ、行くぞfkr。」
fk「はーい。」(急なお泊まり会なんてびっくりしたけど、なんだか楽しそう)」
sg「…(みんな、楽しみにしてるんだ)」
こういうのなら(…ちょっと人の心を能力のせいで勝手に覗いてるのは申し訳ないけど)…この能力も、悪くないかもな…
18時30分頃…
mn「色々買ってきましたー!」
gn「これsgiさん好きですよね?」
sg「!そうそう!これ最近ハマってるんよ!」
gn「ふふ、良かった!」
mn「gnちゃん悩んでたもんねー、”sgiさんどれが好きなんだっけ?”って。」
gn「おい言うなよー!ちゃんと知ってるぞってカッコつけたかったのにー!」
sg「…ふふっ。ありがとうな。」
gn「!はい!」
mn「ちなみに他にもこれとかこれとかこれとかこれとか…」
iz「すごい量買ってきたな。」
tr「まぁ大人数だしいけますよ!」
ガチャッ
ym「机引っ付けて椅子も全員分用意出来ました!」
iz「ありがとう、ymmt。」
gn「じゃあ、あっためなくても大丈夫なやつは並べときますねー。」
mn「これあっためる?」
gn「それはいいんじゃない?」
…社会人になってから、休みに静かで人のいないところとかで1人で出かけたりすることがあったけど、こんな風にみんなと過ごす時間がこうやって取れるのはなかなかないし、なんだか楽しいな…。
fk「お酒とか、飲み物買ってきたよ〜。」
kw「お酒飲む人はこっちの袋、ジュースとか飲む人はこっちの袋から取って。」
他「はーい!」
(準備も終わり…)
iz「じゃ、かんぱーい!」
他「かんぱーい!」
iz「あーうまっ!」
fk「…(うわ、野菜ばっかり…)あ、刺身取って。」
sg「野菜も少しは食べなよfkr。」
fk「うっ…バレた…(キョロキョロしてたからかなぁ…)」
sg「(心読めるからなぁ…とは言えんな。)」
iz、tr「(心読んだんだろうなぁ…)」
sg「(あっバレた。…ふふっ、心を勝手に読むのはいけないけど、面白いこともあるんだな。)」
mn「そういえば、急にこんなことしてどうしたんですか?」
iz「え、あー、何となくとしか言えないけど…」
kw「なんとなく?へぇ…」(何か他の意図もありそうだけど…まぁいっか。)」
fk「珍しいね、ワーカーホリックなizwがこういうことするの。」(まぁ、早めに休んでくれるからいいんだけど)
sg「(確かに、izwとかymmtは特にワーカーホリックだよなぁ…)」
gn「mnちゃーん、あれとって!」
mn「ちょっと手を伸ばせばいいだけだろ!もう、ほら。」
gn「ありがとう!」
他「(そう言いながら取ってあげるんだ…)」
ym「ふふ、楽しいね!」
tr「うん、たまに飲み会とかするけど、会社でこういうことするの初めてだから新鮮だね。」
fk「確かに。たまにはこういうのもありかも。」
kw「ほーらfkr、パプリカならいけるだろ。」
fk「ちょっ無理無理無理!やめてほんと。」
sg「全力で拒否ってるww」
kw「お前はもうちょい野菜を食べろよ。」
fk「うわっ野菜の匂いするっ…。」
tr「”野菜の匂いするっ”wwフハハッw」
iz「お、trskがツボってる」
tr「いやだって…wふふっ…w」
fk「どんだけ笑うの!!!」
他「wwwwww」
ほんま、みんなといる時間は、とっても楽しいなぁ…!
“は?お前心読めんの?きっしょ!!”
sg「…あっ…。」
“こっち来ないで!!”
“バケモノ!!”
そういえば…あの時も、こんな風に楽しく過ごしていた日常が、突然崩れ去ったんや…
なら…こうやって笑う日常も…俺は失ってしまうかもしれない…
sg「………やだっ……」
fk「?sgiさん?」
sg「…っ……」
iz・tr「!」
sg「……!」
気づけば俺は、2人に抱きしめられていた。
sg「…え?」
iz「大丈夫、もう貴方を苦しめるようなやつはいない。」
tr「大切な日常を、もう壊させはしないからね。」
sg「!……うん。」
まるで2人も、心が読めるかのように俺のことを温もりで落ち着かせてくれた。
他「?」
mn「どういうことですか…?」
kw「…やっぱり、このお泊まり会は何か目的があるんだ。」
fk「……。」
sg「……。」
iz「…ねぇ、sgiさん。俺はきっと大丈夫だと思うよ。」
sg「…。」
tr「……大丈夫。怖くないから。」
sg「!」
tr「…トラウマだと思うけど、きっと乗り越えられるよ。」
sg「………うん。……あの、みんな。」
他「?」
sg「お、俺な………実は……その………」
“バケモノー!”
“あっちいけー!”
sg「ヒッ…!」
他「!!」
gn「だ、大丈夫ですか!?」
sg「…だ、大丈夫……ふぅ…」
落ち着け、今は過去を振り返る時間じゃない。今は、みんなに打ち明けるんだ。それが、どんな結末を辿ろうとも。
sg「…ふぅ……はぁ……、お、俺な………人の………ヒュッ…」
…怯えるな、一歩を踏み出すんだ。あの時と違って俺にはizwとtrskがいるんだ。家族以外の、初めて理解して、怖がらないで、寄り添ってくれた、仲間がいるんだ。
いい加減、この能力に怯えてばかりじゃ駄目だ!!
sg「俺……ひ、人の…人の心が…勝手に読めるんよ……」
gn「……えっ?」
mn「こ、心を?」
sg「(…あぁ、やっぱり怖がられて_
mn・gn「かっこいい!!」
sg「…え?」
mn「え、じゃあ今izwさんってなんて思ってるんですか!!」
sg「izw?」
iz「俺!?」(急に振ってきたな!!誰に似たんだ…!)
sg「”急に振ってきたな!!誰に似たんだ…!”だって。」
iz「ちょっsgiさん素直に言わなくていいから!」
mn「おぉー!」
ym「もしかして、fkrさんがさっき刺身に手を出してた時も?」
fk「あ、それ気になってた!そんな分かりやすかったかなぁって。」
kw「やっぱり、そういうことだったんだ。」
sg「…えっ?やっぱり?」
kw「なんとなく、貴方がテレビ収録から帰ってきた時疲れていそうだったし、会話してて肝心の所を端折ってたのに何についてか分かってたから、”理解が早い”というのは違うというか、合わないなと思ってて。」
sg「…ほんま、敵わんなぁ…」
kw「まぁ、心が読めるからとは全く考えていなかったんですが…」
sg「…というか、みんな怖がらんの?」
fk「え?怖がるというより、興味があるって感じかな。」
sg「(興味…)」
ym「まぁ、心読まれてたってことを僕たちはその時分からないし、特に嫌な思いもしないし何よりその力で苦しんでたのはsgiさんなんでしょ?」
sg「!」
gn「カミングアウトする前、本当に苦しそうだった。以前も苦しんだことがあるんだろうなって…」
sg「……うん。俺さ、小さい頃、この能力でみんないなくなった。バケモノだって、人間じゃないって、あっちいけって……悪意ある声ばっかで…俺…おれっ………」
fk「…ありがとう、打ち明けてくれて。きっと怖かったよね。俺たちが否定してしまうかもって、嫌ってしまうかもって…」
ym「僕たちも味方ですよ!sgiさん!」
mn・gn「うん!」
sg「……。」
kw「…sgiさん?」
iz「…!」
sg「うぐっ…グスッ…うぁぁ…っ…!」
fk「…今まで、良く耐えてきましたね。」
泣いている俺を笑わず、みんな撫でてきたり、優しい言葉をかけてくれて…本当に…温かい。それに、この感覚…能力が、少し治まっていっている気がする…何十年ぶりなんやろ…
…打ち明けることができて、良かった、な…
izwさんside
fk「…ふふ、sgiさん寝ちゃった。」
kw「僕たちに打ち明けるのに、かなり勇気が必要だっただろうし、打ち明けられてほっとしてるのもあるのかも。」
mn「…わっ、意外と寝顔幼いな。」
gn「そこ?」
ym「…そういえば、2人は知ってたんですか?」
iz「俺たちも数時間前にやっと聞けたよ。」
kw「(やっと…か。きっと隠してたんだろうな。)」
tr「…sgiさんの力は病は気からを表したようなんだよね。心が落ち着く時は能力も治って、悪く言う声が酷いと悪化する…」
gn「…今までsgiさんはそれを1人で…」
ym「これからは、僕たちがsgiさんを支えていこう!いつもお世話になっている分たくさん頑張らなきゃ!」
mn「ですね!」
話を聞く感じだときっと、sgiさんの能力は完治…つまり、聞こえなくすることはほぼ不可能に近いんだと思う。でも、本人がその能力を少しでもいいと思ってくれるのなら、それだけで能力はきっと少しずつ治まってくるはずなんだ。ところどころ心読んでるんだろうなって時、sgiさんは笑ってた。つくりものじゃない、自然の笑顔。きっとその能力も悪くないかもって、否定しなかったからなんじゃないかな、って。
sg「んぅ…みんな好き…やで…」
他「!」
iz「ふふ、俺たちも好きですよ。だから、安心してね。」
sg「…ん…。」
俺の返事も聞こえたのか、sgiさんはまた表情を和らげた。
きっと、この先もsgiさんは能力に苦しむことになると思う。でも、もう1人で抱え込ませたりしない。俺たちは貴方の味方だから、何度でも、頼ってほしい。 もう、貴方を見捨てたり、傷つけさせはしないから。
_この日は、1人の青年にとって自分の能力とちゃんと向き合えた大切な日となった。
望まない力 終わり
ということでやっと終わらせられました。最初はみんなの優しさに触れることで能力がなくなる…って感じにしようとしたんですが、心にも傷を負い、トラウマになるほどのものをなくすのは難しいことだろうと思い、これからsgiさんは前を向きながら、この能力とも向き合うというエンドにしました。
では、閲覧ありがとうございました!!
コメント
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みぅです🤍 第32話、読ませてもらいました。 sgiさんの心の声が読める能力、小さい頃からずっと“バケモノ”って言われてきた過去が本当に苦しくて…。でも、izwさんとtrskさんがそっと抱きしめてくれたシーン、すごく温かかったです。 「もう壊させはしない」って言葉、刺さりました。 みんなに打ち明けた後の、sgiさんの「うぁぁ…」って泣き声、胸がぎゅっとなりました。 能力が完全になくなるわけじゃないけど、前を向いて向き合おうとするところ、すごくリアルで、でもちゃんと希望がある終わり方で良かったです。 作者さん、最後まで丁寧に描いてくれてありがとうございます🌙
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#bl
あお
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あお
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