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『学校行くんは、無理や』
『まじ?』
『…』
ウルを中心に僕の学校復帰は、できるか否かの話で持ち切りだったウル言わく僕は、精神疾患を患っている上病持ちそしてPTSDの症状の回復が見られないことから学校へ行くべきでは、無いそう判断したらしい
『ほんまのこと言わんでどないするんPTSDが回復しない今勉強は、家内でやってくれ』
『え、誰が教えんの?俺無理だよ頭悪いし』
『お前は、頭ええ方やろ学年何位やっけ』
『あー2位』
『ええやん』
『ウルは、1位なんだろ?!無理俺頭悪い』
『ならラウン君…いや、ストレス製造機が一人おるしな余計ストレス溜まるなぁ』
『だァレがストレス製造機だ!!』
『あの!』
僕が2人の前で大声をあげると2人は、僕に振り向き静かに座り直した
『『何/や?』』
『勉強面に関する本さえくれれば大体覚えるから』
そう言うと2人は、驚いた顔を見せたがウルは、ハッとした顔をして僕に問いかけてきた
『そう言えばナイトくんは、学校に一度も行った事あらへんのやろ?』
『え、はい』
『なら何でそんな基本の知識は、叩き込まれてるん』
『あ、確かに』
『それは、お兄ちゃんの教科書を見てたので』
『何回』
『え、1教科につき2~3回程度です』
そう聞くとウルは、謎が解けたように笑い楽の頭を叩くと同時に椅子から立った
『ナイトくん今から俺の昔の教科書、社会に出てからの基礎を教えるし与えるせやからここから全部覚えるんや』
『イタタ…いやいや、ナイちゃんこれでも10歳だよ?無理くね?』
『いや、できるはずや1.2回で普段は、物事を覚えとるつまりは、ナイトくんは、頭の容量が非常にええんや』
『あー稀に言う天才児?』
『せやな』
子供には、稀に普通の人間のIQを遥かに超える天才が生まれると言われそれを世では、”ギフテッド”そう言われている僕は、そのギフテッドと呼ばれるIQの平均を上回っている天才児らしい
『とりあえず勉強面は、俺が教える』
『助かる〜ありがとう』
『あり…がとうございます』
『どういたしまして』
『じゃぁ教えて貰ってね俺は、別室に居るからさ』
『…うん』
僕は、ひとつ思ったことがあるそれは、
楽は、学校へは、行かないのだろうかと言うことラウンと楽は、双子で僕とは、2歳の差があるつまりは、12歳で普通は、学校へ通っている年齢だそれに2人で街に歩いていると住人の楽への視線も気になっている事でもある楽は、なにか隠し事をしているのだろうか