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こんちゃ。
ライブ参戦予定でほん𝑚𝑜𝑛𝑒𝑦楽しみです。
今回は生徒と先生で白赤です。
地雷様は逃げてください。
start···▸
赤side
白 先生さ、好きな人おらんの?
赤 は?
それは突然のことだった。
なんとも思っていなかった自分の生徒からそんな事を聞かれたのは。
赤 何言ってんの?、笑 補修しに来たんでしょ
白 ちがっ、!
赤 この赤点ヤローがッ、!! (額弾
白 はぁっ、?!いったぁッッ、…
全て赤点以下のテストを見ると頭がなんとなく痛い気がしてくる。
白 俺は本気やしっ、!
赤 せんせーの恋愛事情はどうでもいいですー
白 むー、…
好きな人。などと言われると、高校の時付き合っていた奴の顔が思い浮かぶためあまりいい思い出は見当たらない。
赤 懐かし~…笑
白 …何が?
赤 んー、? 高校の時付き合ってた奴思い出しただけ、笑
白 ぇ…、、
有栖の顔を見ると、驚いたような顔をして目をぱちくりとさせていた。
白 付き合ってた人居たん…、今はっ、!?
今はいいひんすよね、?!!
赤 うるさ… いないよ。てか失礼すぎない…?
白 …いがい。 …良かった(小呟
赤 なんか言った?
有栖は唇を尖らして、こっくりと黙ってしまった。そんなに驚くことかよと少し傷つく。
赤 …とりあえずプリントあるからやりな
白 …、、
俺がそう言うと、シャーペンを手に取りプリントに目をやる。
白 ここわかんない、です…
赤 ぁー…そこは、、この式を使って…
夏空が照らす、ペンの音と教室に2人。
なんだか静かで、いい意味で騒がしかった教室が違う場所のようだ。
そんな時に、小さく響いた低い声とペンが落ちる音。
白 …す き、っ
赤 …は?
白 やから…好きっだって…ッ、/、!
赤 へっ、?…ぃや、、?
自分の目に映るのは、白い肌を真っ赤にして俯く有栖1人だけ。 それを認識した瞬間、顔が熱くなるのが自分でも分かる。
赤 ぁ…、、
『 好き。付き合って欲しい。』
『 お前みたいなんと付き合ってたんがアホみたいやわ 。』
その瞬間、最悪な自分の初恋が脳内と目の前でフラッシュバックした。
白 付き合って…むッッ、(口抑
赤 はッ…はぁッ…、
気づくと有栖の口を力強く抑えていて。
白 …せんせっ、?
赤 ごっ、ごめんっ、!
手を離すと、少しの間気まづい静かな空間が流れてしまった。
白 …、、
赤 …、他にいい子いるよ。やめときな?
白 やだ。先生がいいんですッ、…
俺の腕を掴んで、頑なに目を離さない有栖。
燃えるように紫がかった熱い目は俺の心を歪ませる。
赤 ッ〜…
赤 俺…もうっ…恋はしないッ…てっ、(頬涙
白 ぅん、
赤 いつかッ…振られるのが怖いからッッ…、、
白 俺は絶対に…多分振らない。
赤 自信ないんじゃん…笑 (目瞑 涙
がたッ…
赤 わっ…、?!
背中に大きな衝撃を感じたと思うと天地がひっくり返っていて。
白 俺を、そんなやつと同じにせんといてや、
赤 ちょ…っ、//、?!
白 それか年下は気が引ける…? (シュン
さっきとは打って変わってうさ耳を垂れさせたような悲しい顔をしてこちらをじっと見つめられる。
赤 そっ、そんな事…なぃデス…ッ、///
白 ぇへっ、良かった…っ、
白 僕と付き合ってくれる?
有栖は夏の青空を背にきらきらとした目でにこやかでどこか生意気な表情でそんな事言った。
赤 …卒業してからねっ、//?
白 はぁっ?!
その後グチグチと文句を散々言われたのは他の話。
「先生好きです。」白赤 𝑒𝑛𝑑
おかえりなさいませ🍵
このまま終わるのは白さんが可哀想なので付き合った話も書こうかな…🥺