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───2年後
【ie視点】
バンバンバッンバン
地下室で鳴り響く銃声。血塗れになった仲間たち。1番前で先導する俺。理由はまだ高校生なのにも関わらず俺が所属している殺し屋グループ【メメント・モリ】の中で2番目に強いから。ボスは今日不在。理由は推しの配信。その中俺達は危機に陥っている。今日戦うはずだったのは小さな殺し屋グループ。所詮ただの新参者だと思っていたがその小さな殺し屋グループを全員殺した頃、入口から奴らの親グループが入ってきたようでそいつらとも戦わなければいけない。はっきり言って負け戦だった。俺、ボスと20人程度がいたら勝てるだろう。そのくらいの強さだ。
「あー、あー、応答希望。」
(はい。こちら【ダイ】
「こちら【ベル】です。ボスは?」
(あ、やっほ~!iemnさん終わって…はないかコードネームだもんねぇ…あ、ボスに変わるよ〜!
( ボス~iemnさんから!
(あー、あー、どーもボスです
「こちら【ベル】です。応援希望ですがこれますか?」
(え…っまだ終わってないのっ!?
「どうやら親グループの襲撃っぽいです」
(まってまだ配信終わってない…!
「俺と【ガト】と【フェア】しか残ってません」
(ぇえ!?やばくない…!!?
なんでもっと早く言わなかったの!?
「だってさっき襲撃してきたんですよ。早い方なんですが」
(gsoさんじゃ戦力足りない…?
「【ダイ】ですか…20分ほどなら行けると思いますけど勝つのは絶望的です」
(まぁじ〜??んー、【ベル】は死にそうなの〜?
「まだ余裕だと思い」
俺がボスに応答しかけた時、先程処理したはずの新参者がどうやら生きていたようで俺の背中を撃ってくる。その不意打ちに俺は対応できる。───と思っていた。
??「ぇ…」
「は…ッ??」
mob4「死ねぇッ!!!」
バンッ
??「ieさッ!!?」
バタッ
「ぁ”ッう…っ”くッ」
(えッ!!?ちょッ、!iemnさんッ!!?
「だ’ぃッ…じょ”ぶ…ッれ、…す…ッ」
「まだッぁ’…た…たか、え」
その場で俺は深い眠りに落ちた。
【ボス視点】
「えッ!!?ちょッ、!iemnさんッ!!?」
油断していた。イヤホン越しになる銃声は勿論聞こえていた…が正直いって焦ってはいなかった。【ベル】は【メメント・モリ】の中で私の次に強い。そんな【ベル】が不意打ちに負ける事などないと思い込んでいた。
(だ’ぃッ…じょ”ぶ…ッれ、…す…ッ
(まだッぁ’…た…たか、え
イヤホン越しになる無邪気な声はまるでこの世の終わりを表しているかのようで涙が出てきた。
「ieさんッ!!!!」(ポロポロ
でも私は現場と遠い場所から彼の名前を泣き叫ぶしか出来ないという事実に涙が止まらなくて。彼の名前を呼んでも返事が返ってくるはずは無いのに呼び続けた。
「ieさんッ!ieさんッ!!!」(ポロポロ
もう…もうッ!!
『〇 〇 さ 〜 ん ッ !m m さ ~ ん ッ !』
『な に そ れ ?』( 笑 笑
『大 ッ 好 き ~ !』
『バ イ バ イ … ッ』(ポ ロ ポ ロ
もうあんな悲劇は見飽きたッ!!
??「mmさんッ!?凄い音したけどッ!!?」
gs「mtさん…!!iemnさんが…!!」
mt「ぇ…?」
先程電話を変わってくれたgsさんが心配で集まってきたメンバーに状況説明するとmtさんは絶望したかのような顔を浮かべる。
「ieさんッ!!!!」(ポロポロ
それでも私は変わらず彼の名前を泣き叫び続けた。
??「は’ぁッ、は’ッ…【ボス】はッ!!?」(息荒
??「gnッ!!まってよッ!!!」(後追
もう2人後を追ってきた。2人とも息が荒くて、急いできたことが目に見える。
gn「ごめん…ッでもッ!」
sr「ううん、それよりmmさんはッ!?」
gn「mmさん、聞こえますか…?こちら、gnッいえ…ッ【巫女】です…ッ」
どうやら私が聞こえていないのかと思ったのが泣きそうな声で私に話しかけてくるgnさん。それを見て私も泣きそうになった。
「うるさ’いッッ!!!!」(大声
最早放心状態を上回っていてコントロールが聞かなくなった私の身体を。
gs「mmさッ」
───ダレカ、トメテ?
gn「”ボス”ッッ!!!しっかりしてくださいッ!」
「ッ!!」
【ボス】その言葉が私の脳を遮る。
そうだ、私はボス。
【メメント・モリ】のボス。
私は、ボスなの。
mt「そうだよッ!泣いてる暇なんてないよッ!!?」(涙目
sr「皆、落ち着いてッ!!」(大声
【黄昏】のコールで皆静まり、私の方をむく。
sr「【ボス】。御命令を。」
「……ッ」
gn「【ボス】ッッ!!」
私はsrさんのお願いを叶えられない。今の私はこの人達をコントロール出来る立場では無いとわかっていた。自分の事もコントロール出来なかった奴がこんなに優秀な人らの上に立つ資格はないと思い目を逸らそうとするとまたgnさんの声が脳内に響いてくる。
『【ボス】ッッ!!』
…はぁ…
「…【巫女】、【黄昏】。」
sr「はい」
gn「…!はい」
「ieさんは致命傷を負っていると推測する。仲間には既に死んでいる人もいるだろう。共に治療に専念しなさい。」
推測というか、確実に【ベル】は致命傷を負っている。致命傷寸前でも粘り強く戦い続ける人だった。最早致命傷でも戦っているのではないか…
sr「了解しました。死んでいる者はどう処理しますか?」
「…死体を隠して部屋の端に寄せておいてちょうだい。」
sr「承知致しました。」
「あ、あと──────してください。」
gn「しかしあれは、っ!!」
「もう──────ないの。」
gn「承知しました。」
「【デビ】。」
mt「はい」
私が彼のコードネームを呼ぶと、彼はいかにも真剣そうな表情でこちらを向く。
「貴方は【ガト】と【フェア】を治療の上、可能であれば敵戦力を削いでいってください。」
mt「…お易い御用ですよッ」(微笑
「良かった。」
いくらうちで3番目位に強い人でも2人を治療の上、敵戦力を削ぐのは無理かと心配していたがその心配はいらなそうだ。
「そして、【ダイ】」
gs「はっ」
「貴方は【パール】の協力を得た上、加勢しなさい。」
gs「【パール】様が協力に応じてくれるとでもッ!!?」
「落ち着いてください。あれでも元【メメント・モリ】のメンバーです。彼女も【ベル】には情というものがあるでしょう。」
gs「承知しました。」
「私は加勢して敵戦力を削いでいきます。」
「もう、いいですかね。行きますよ。」
🪽下手すぎて泣きそう。
前話は想像通りの結果でした。(泣
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黒川 めめ 。
21歳。
女。
小さな殺し屋グループ【メメント・モリ】のボス。小さなグループだが、その強さは普通の人約500人程で圧倒的。
コードネーム・【ボス】
【パール】と親友だった。
昔家庭内暴力されていた人を【パール】と助けるも、最後まで助けれずその事を凄く後悔している。
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地獣 ぐさお。
20歳。
女。
昔ひどい虐めにあっていて、記憶喪失。18歳までの記憶を失っている、が辛うじて知能は下がらなかった様で言葉は流暢に喋れる。
コードネーム・【ダイ】
虐められていた過去がたまに脳内に流れてくる。
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天野 愛照。 (めて)
28歳。
男。
昔愛人に監禁されていた。今では鉄格子、手錠、首輪などを見ると拒否反応を起こし、身につけている人を見ると最悪過呼吸を起こす。
コードネーム・【デビ】
想い人がいる…??
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原田 椎名。
19歳。
女。
自殺しようとしていた所をgnに止められ、gnの事を信用している。
コードネーム・【黄昏】
自殺の理由は話したがらないし、自分でもあまりわかっていなかった。
gnのことが好き。
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ガンマス。
23歳。
女。
本名は言いたがらない。どうやら本人も忘れているらしい。
コードネーム・【巫女】
親から捨てられ、道端で泣いている所を神社の巫女さんに助けられ、その神社の持ち主と一緒に住むことになった。
srのことが…??
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【フェア】
まだ知ることは出来ない…
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【ガト】
まだ知ることは出来ない…
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【パール】
元【メメント・モリ】のメンバー。
mmと親友であり、共に家庭内暴力されていた人を助けたが最後まで助けれずその事を後悔している。
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