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( 白石杏 side )







「 …… 」


授業中 。 ボー っと 、 何も考えずに外を眺める 。


『 「 RADWEEKENDを超える夢はどうするんだよ !! 」 』


彰人に言われた言葉を思い出して 、 少しだけ胸が苦しくなる 。


… 私だって 、 引越し何かしたくなかった ……… 、


「 ____ じゃあ 、 白石 ! 此の問題解いてみろ 」


急に先生に指名されてしまった 。 やばい 、 全く話聞いてなかった …… !!


「 え ー … あ ー …… 2X ? 」

( ※ この問題は空想の問題です 、 実際に有るかは分かりません () )


「 違う 。 次 東雲 、 解いてみろ 。 」


当てずっぽうで答えてみたけど 、 やっぱり当たらなかった 。 てか 、 何で彰人に当てるの !?


「 3X です 」


「 正解だ 」 と 先生が言うと 、 教室内で拍手が起こる 。 彰人の顔をちら 、 と 見ると 此方を向いてにまにまと笑っていた 。


『 も ー !! 何なの 本っ当に … 』


ノートを握りしめると 、 ぐしゃ 、 と曲がって汚くなってしまった 。 それと同時に 、 チャイムの音が鳴る 。


『 あれ 、 今日もう下校の時間か …… 。 』


席を立ち上がり 、 帰りの準備をする 。 今日は確か何も無かったっけ …… ?


『 今日くらいのびのびしよーっと 、 』


最近 、 引越し準備で忙しかったからな … 、 なんて思っていると 後ろから 「 杏 、 」 と 私の名前を呼ぶ声が聞こえた 。


「 なーに ~ ? … てか 授業中のあの顔 !! 何なのさ ! 」


「 … 冬弥達にあの事 、 言ったのかよ 」


私の話を無視してそう言う彰人 。 話を無視されて 少しむす 、 と していると はぁ 、 と溜息付いていた 。


あの事 、 はきっと転校の事だろうな 。


「 冬弥にはもう言う以前にうちのクラスの子が教えてたらしくて知ってたらしい 。 こはねには確か冬弥が伝えたらしいよ 。 」


「 あ ー … 、 … 杏 、 御前 どっか行きたい所とかねーの ? 」


急に何時もより少しだけ優しくなる彰人に 、 少しびっくりする 。


「 え 、 急にどうしたのさ … そうだな 、 花屋行きたい !! 」


「 … 御前が転校する迄に 、 少し位思い出作りたいな 、 って思ったんだよ 」


「 な 、 なるほど … ? じゃあ 集合は 今週の土曜日で良い ? 」


携帯を開いて予定が無いかチェックする彰人 。 「 確かその日は皆予定空いてるって言ってたから 、 いーんじゃねーの ? 」

と言って 、 携帯をカバンへと戻す 。


「 おっけ ー !! じゃあ 土曜日 、 何時もの公園に 集合ね ~ !! 」


そう彰人に言って 、 私は家へと駆け足で帰った 。





________________________________________




やっぱり私にはノベルが向いてる …… (


前回短かったんで 今回は長くしてみました !!


では ‼️



# 貴方と逢える 、 最後の日まで ________ .

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コメント

2

ユーザー

彰人くん優しい(´ω`*) 良い思い出になるといいな…

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