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#恋愛
すかいお~あ@ていふ
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結局そのあと、たっつんが作った朝兼昼ごはんを二人で食べた。
「ちゃんと噛め」
「子供じゃないんだけど」
「昨日ゼリーしか食ってないやつが言うな」
ぐうの音も出ない。
じゃぱぱは大人しくスープを飲みながら、
向かいに座るたっつんをちらっと見る。
昨日からずっと思っていた。
なんでこんなに、
自分の変化に気づけるんだろうって。
「……たっつんってさ」
「ん?」
「いつから気づいてたの?」
たっつんは少し考える顔をした。
「んー……結構前」
「そんな前!?」
「お前、分かりやすい時あるで」
じゃぱぱが納得いかない顔をする。
たっつんは苦笑した。
「配信中は普通やねん」
「でも終わった瞬間、急に静かになる」
「一人で残る回数増えたし」
「“大丈夫”しか言わんし」
淡々と並べられて、
じゃぱぱがだんだん小さくなる。
「……見られてた」
「そら見るやろ」
たっつんは真面目な顔になる。
「好きなやつのことやもん」
その一言で、
じゃぱぱの耳がまた赤くなる。
「だから、昨日のお前見た時」
「“やっぱ限界やったんや”って思った」
たっつんは少し視線を落とした。
「ほんまはもっと早く止めたかった」
その声が少し悔しそうで。
じゃぱぱは慌てて首を振る。
「いや、たっつんのせいじゃ――」
「分かっとる」
遮る声は優しかった。
「でもさ」
「お前、一人で耐えるの上手すぎんねん」
たっつんは困ったみたいに笑う。
「周り頼る前に、自分で潰れそうになるやろ」
じゃぱぱは言い返せなかった。
図星すぎる。
「……頼り方、分かんなかった」
ぽつりと落ちた本音。
たっつんの表情が柔らかくなる。
「そっか」
否定しない声。
「“迷惑かけたくない”が先に来て」
「全部飲み込んじゃうんよね」
じゃぱぱは小さく頷く。
たっつんは少しだけ黙ってから、
静かに言った。
「じゃあ今から覚えてけばええ」
「……え?」
「頼るんも練習や」
その言葉に、
じゃぱぱは目を瞬く。
たっつんは笑った。
「最初から上手くできるわけないやろ」
「せやから少しずつでええ」
「少しずつ……」
「今日みたいに、“しんどい”って言うだけでも十分」
じゃぱぱの胸がじんわり熱くなる。
昨日までは、
そんなこと言えると思ってなかった。
でも実際言ってみたら、
たっつんは嫌な顔一つしなかった。
むしろ、
“言ってくれてよかった”みたいに抱きしめてくれた。
「……たっつん」
「ん?」
「ありがとう」
たっつんが少し照れくさそうに笑う。
「今日は素直やな」
「昨日泣きすぎてもう色々諦めた」
「ははっ、なんやそれ」
二人で笑う。
その空気が、
じゃぱぱにはひどく心地よかった。
すると次の瞬間。
ぶぶっ、とスマホが震えた。
じゃぱぱが画面を見る。
グループLINE。
メンバーからの通知が大量に溜まっていた。
『じゃぱぱ大丈夫!?』
『ちゃんと寝た!?』
『無理してない!?』
『返信なくて心配した!!』
その文字を見た瞬間、
じゃぱぱの目が少し揺れる。
たっつんは隣から画面を覗いて、
ふっと笑った。
「ほらな」
「……え?」
「お前が思っとるより、みんなお前のこと大事にしとる」
コメント
1件
いやあ、もうこの回、胸がじんわり温かくなりました……。たっつんの「頼るんも練習や」って言葉、すごく沁みますね。じゃぱぱが「しんどい」って言えたこと、それを受け止めたたっつんの優しさ、そして最後のグループLINE――「みんなお前のこと大事にしとる」って、それだけで救われる気持ちが伝わってきました。二人だけじゃなく、周りの人たちにも見守られてるんだなって感じられて、本当にいいエピソードでした!