「貴方は屋上から飛び降りました。」
ー続いてのニュースです。
__中学校に通う17歳の○○さんが今月7日から行方不明になっています。
見つけた場合はすぐ__にご連絡ください。
「最近事件とか事故とか多いなぁ」
「だよねぇ、しかもほぼ事件にあうの女子だし、気持ち悪…」
「まぁ私達には関係ないんだけどね」
「マジそれなぁ笑 狙われる訳思い当たらなすぎて死ぬ笑」
そんな風に会話してる私と私の友達。
おかしい、、何かがおかしい。何、これ、
何が可笑しいんだろう、
あれ、?この子って確か、、
「最近、亡くなったくない?」
え、じゃあなにこれ。なんであの子がいるの?夢?いや、もしや走馬灯?意外と鮮明に見えるんだなぁ、、、ってあれ、私なんで走馬灯見てんの?!
そんな事を考えているうちに考えても分からない。という結論に至った。
ん?待って待って、…私って誰?何も思い出せない、
どんどん忘れてく、、まずいっ!待って、待って、待って、!
そのように考えていると何故かズキンと右脚が痛んだ。
あれ、?右足に違和感?
「っ!、いった、」
なんっ、で、視界は見えないのに何故かわかる。
私の右足はちぎれている。
気づいたら痛くなる。そう、私の感情はいつの間にか「痛い」の感情に支配されていた
痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い!!
いた、、は?え?あれ、視界が明るく、?
「あ、、、」
ん、、?なんて言って、?
「あ、い」
あい?誰?
「藍」
藍?何、誰?
っ!何、これ、目が急に、痛く、あれ、見え、る何ここ、誰?
喉がカラカラで声が出ないっ、
「…ぁ、、ぇ、、」
「藍ッ泣」
え、藍?誰?え?誰?というかここは?分からないことが多すぎるんですが?新手のドッキリグラ○プリか何かですか?
「あ、、な、ナース泣コー、ルッ泣、おさないとッ」
そう言って男はナースコールを押す。するとすぐに看護師が来た。
何故かとても焦っていた。
しばらくしても、私の視界には慌ただしく動いている看護師と謎の彼しか写っていなかった。
その間この人変な髪だなぁとか、私って藍っていうんだなぁとか不思議と落ち着いていた
「藍さん。聞こえますかー?」
いつの間にか私は寝ていたらしく、医者の声で目を覚ました。
やはり声が出ない。
「っ、こ、ぇがっ、」
そういうと看護師さんが水をくれた。
うん。神。私はその人を神と思うことにした。
「…かm…私、は、誰ですか?」
そういうと医者は驚き、一瞬顔が歪んだ。
でもすぐに医者は笑顔になって、
「鬼神 藍さんですよ。」 と、答えてくれた。
「私、はなんでここに、、いるんですか?」
そうすると苦しそうな、悲しそうな顔になったので、私は「あ、これ間違えた」とすぐさま悟った。
けれど、、医者は答えてくれた。
「貴方は屋上から飛び降りました。」 とね。
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