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私は困惑したままの頭で、部屋から出る。
人型の者、異形の者、どちらも併せ持つ者。
全てが目新しい。
近未来的な建物や、
現世でも見た事がある様な建物、
ぐちゃ混ぜの様で、
どこか整った、不思議な街。
あの世の癖に、
自分の住んでた街より
空気が澄んでいるなんて、 皮肉な話だ。
だがしかし、一つ不安がある。
今話題の
異世界転生
と言うものが近いのだろうが 、
私はそれについて詳しくないのだ。
さて…どうし_
突如、轟々と爆発音が鳴り響く。
土煙が辺りに舞い、少し焦げ臭い。
だが自然と咽せる事は無かった。
嗚呼、もう
呼吸は要らないのか。
さて、
話を戻そう。
土煙が晴れる頃、
爆発した建物からは、
とても巨体な人物が出て来る。
右手はタコの触腕の様で、
身長は3m程の筋骨隆々な男性…
の様に見える。
どうやら片手には、
海外の映画で良く見るような…
銃を持っていて、もう片手には、
大金の入った袋を手一杯に持っていた。
銃を……持っている………?
先程までいた群衆達は、
気付いたら逃げており、
この場には私と彼しかいないのである。
なんでこんな場所に連れて来られたんだ……
私は扉を開けた事を後悔した。
どうやら錯乱した様子の男は
銃口と殺意をセットで
こちらに向け
今にも私を蜂の巣にする 勢いで、
狙いを定める。
あの世で 殺される。
これが私への天罰なのだろうか。
だが一回は既に経験済みだ。
もう一度ぐらい、変わらない。
そう思い、私は目を瞑った。
先程とは違う、
何かがキャッチされたような音…?が、
私のすぐ目の前から、聞こえてくる。
目を開けた時、
まるで近未来のロボットの様な人物が 、
私の目の前に佇んでいる。
庇ってくれたのか…?
だがしかし、倒れる様子も、
痛がる様子見せない。
ポトッ…
ふと、ロボットの足の間から、
何かが転がってくる。
歪に潰れた…弾丸…!?
このロボットは弾丸を受け止めたのだ。
にわかには信じられない。
あの世で、
大きな馬鹿に 殺されそうになったら、
発射された弾丸を、
手で止めるロボットに助けられた だなんて。
ただでさえこんな状況なのに、
頭がパンクしそうだ。
そしてロボットが背中を向けながら、
口を開く。
. 「弾は当たってないカ?」
A.M.0.「え…ええ、大丈夫です……」
そんな会話をして直後、
それまで硬直していた男が、
銃を捨て、
こちらに向かって走ってくる。
その速度は凄まじく、
一歩進むごとに大きく距離を縮めてくる。
それにロボットが反応し、
即座に私を抱え、
後ろに跳躍して距離を空ける。
正に異次元。
まるで映画の世界の様だ。
だが、こんな状況の中、戸惑い、怯える私と
何故だか、胸が躍る私 がいた。
コメント
1件
**読んだよ!第2話、めっちゃ面白かった!** あの世の街並みの描写が「近未来と現世が混ざってるのに整ってる」って表現、すごくビジュアルが浮かんできた。空気が澄んでるって皮肉も効いてるわ。 そして突然の爆破からのタコ触腕の巨体男!**「あの世で♡♡♡れる」**って思考になる主人公の心情、リアルすぎて笑ったわw でもそこにロボットが颯爽と現れて弾丸を手でキャッチするシーン、完全に映画のワンシーンでかっこよすぎる。 何より、戸惑いながらも**「胸が躍る自分がいる」**ってラスト、次への期待が爆上がりだよ。続きめっちゃ気になる🔥 斉天餅ダチョウさん、アクション描写のキレがヤバいっす!