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先生「じゃあ、生徒は花の妖精と一緒に授業を受けてもらうぞー」
生徒達「はーい」
花奈「さすが中学……小学校とはレベルが違う…!」
理依奈「全然わかんなかったー!」
花奈「全然分かんないことはないけども…」
理依奈「マジで!?めっちゃ頭いいじゃん……」
花奈「いやそんな」
RB068「花奈さん、家に帰りますか?」
花奈「あっごめんね!帰ろっか!」
理依奈「じゃ私こっちだから!ばいばい!」
DF1016「じゃねー!」
花奈「ばいばーい!」
花奈「着いた!ここが私の家だよ!」
RB068「……素敵な家ですね」
花奈「へへ、ありがと〜!ただいまー!」
母「妖精さんどうだった?」
RB068「あ…こんにちは。」
ベロニカ「かわいい〜!昔を思い出すわね〜」
花奈「とりあえず、名前決めよっか?」
RB068「あ、はい」
母「何の花の妖精なの?」
花奈「桔梗らしいよー」
ベロニカ「ではそのままキキョウさんではどうでしょうか?」
母「いいわね!」
花奈「キキョウちゃんだって!どう?」
RB068「……はい!素敵な名前だと思います」
花奈「やったぁ!じゃあ今日から名前は陽ノ丘キキョウちゃんだね!」
ベロニカ「今日からよろしくね〜」
キキョウ「はい!」
その日からキキョウは名前がもらえたのが嬉しいのか、感情が徐々に出てきた。絆も深まり、二人は親友のような存在になった。
キキョウ「花奈さん、そこの答えは5じゃないでしょうか」
花奈「え!?ほんとだ!キキョウありがとー!」
花奈「グミ一緒に食べよー!」
キキョウ「ありがとうございます!」
花奈「うわ、転んじゃった…」
キキョウ「大丈夫ですか!?絆創膏ありますよ」
キキョウ「花奈さん、私のプリン食べましたね?お小遣いで買ったのに…」
花奈「ハハハ、ナンノコトヤラ……」
――しかし、学年が上がり――
キキョウ「花奈さん!一緒にゲームしましょう!」
花奈「あーごめん、宿題できてなくて…また今度ね!」
キキョウ「あ……はい、邪魔してしまってすみません」
キキョウ(花奈さんが構ってくれません……でも、忙しいのですから仕方ないですよね!)
母「最近、花奈反抗期みたいで。宿題も勉強もすぐやらないし……大丈夫かしら。ごめんね、ベロニカもキキョウちゃんも」
ベロニカ「いえ、私は全然…」
キキョウ「まぁ、反抗期ぐらい誰にでもありますよ。そっとしておいたほうがいいんじゃないですかね」
母「ふふ、キキョウちゃんは強いわね〜」
キキョウ(……本当は、前みたいに遊んだり勉強したり……したいんですけどね)
―――夏休みに入り―――
花奈「キキョウ〜コーヒー淹れてきてくれない?」
キキョウ「すみません、今手が離せなくて……」
花奈「最近全然手伝ってくれないじゃん、それぐらいしてよ〜」
キキョウ「っ……」
キキョウ(どうして?洗濯物だって毎日たたんで、お風呂掃除も部屋の整理だって……)
キキョウ「……わかりました。」
花奈「あ、あと明日理依奈ん家行くから準備しといてねー!」
キキョウ「はい」
花奈「いってきまーす」
キキョウ「いってきます」
母「気をつけてねー」
ベロニカ「暗くなる前に帰ってきてくださいね!」
花奈「もーマジで過保護なんだから……」
キキョウ(……約1年、花奈さんは変わってしまいました……)
キキョウ(出会ったばかりは、私に優しくて、明るくて、純粋で……)
花奈「キキョウどしたの?もう理依奈ん家着いたよ?」
キキョウ「あ、すみません。考え事をしていて……」
花奈「もー最近どんくさいなー」
キキョウ「えっ……」
ガチャッ
理依奈「おー2人共いらっしゃい!あがってあがってー!」
キキョウ「お邪魔します」
花奈「てか前の〇〇どうだった?」
理依奈「あーあれね!まじで□□だったよww」
花奈「マジで?ウケるwww」
キキョウ(会話についていけない……)
理依奈「でさー今度は〇〇で□□で!」
花奈「マ!?萎えるんだけどー!」
理依奈「それなwwそしたらさー」
キキョウ(……何か、私が空気みたいな……ここには花奈さんも理依奈さんもいるのに…)
花奈「〜〜www」
理依奈「〜〜〜!?」
キキョウ(そうか…これは、)
キキョウ「孤独……」ボソッ
理依奈「ん?キキョウちゃんなんか言った?」
キキョウ「あ、いえ何も…」
理依奈「そう?あ、でさー花奈〜w」
花奈「うんうんw」
キキョウ(私は今…孤独なのですかね………)
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helloらべんだーです
♡とコメントを下さい
キキョウちゃん、どうなってしまうのでしょーか……?