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此処は上海。
活気にあふれ子供たち声が聞こえる。
「闘上(とうじょう)!勝負今日もだ!」
「正明、泣き言言うなよ。」
「おりゃー!」
「詰めが甘い!」
「クソー!」
「俺に勝とうなんて百年早いぜ。」
「あら、稽古してるの?」
「海姐 ちげぇよこいつが挑んできたんだよ。」
「あなた 強いから手加減しなさい。」
「これは男の戦いなんだ!手加減なんてしないさ。」
極漢妃(ごくかんひ)が槍の稽古から帰ってきた道でで主婦たちがひそひそと話していた。
「彩返が反乱を起こすらしいよの。」
「やだ怖い。」
「え!」
極漢妃は心の中で驚いた。
「ご飯出来たよ。」
美女装歌舞が呼びに家から出てきた。
「白兄は?」
「今日は講演会に行って外で食べるらしいのよ。」
「なぁんだいねぇのか。」
「帰ってくるから大丈夫よ。」
海天妃(かいてんひ)は闘上(とうじょう)の肩を抱いた。
「僕も食べていいかい?」
色麗男姫が匂い誘われてやってきた。
「あら、色麗男姫。」
「歌兄、今日は何?」
「大根の肉巻き。」
「うまそー!」
「なんであんたがいるのよ。」
「極漢帰ってきたの?」
「稽古が終わったの!」
六人は家に入った。
白龍は、男性と外食をしていた。
「極漢さんは人気なんです。」
「え!あいつが!?」
「はい!何せお美しいし強くい。」
「王室にいた頃からやんちゃでしたから…。」
白龍は呆れた表情を浮かべた。
「海天さんも人気なんですよ町行く男たちが狙うぐらい。」
「兄に似にてお人好しなので。」
「歌舞(かぶ)さんもお美しい舞台で踊るあの姿。」
「舞踊は私より上手かったし
芸子になるために育てられましたから。」
「白龍さんにはうちの息子がいつも学問でお世話になってくるから。」
「正明君は、意欲的でいい子ですよ。」
「いいえ!まったく闘上君に勝てないのに戦いに挑んで。」
「あいつは手加減という言葉を知らないんです。」
「将来いい剣士になりますよ!」
「はぁそうですか。」
「ええ!なりますよ!」
白龍は苦笑いをしお茶を飲んだ。
「うめぇ!」
「お兄さま上達しましたわね。」
「ありがとう海天。」
「そうそう昔は壊滅的だったわ。」
「歌兄よりも白兄の方が料理の手際良かったからな~。」
「でも君たちの親代わりなんでしょ。」
「ごちそうさま。」
「極姐もう食わねぇの?」
「殿様に挨拶に行くのよ。」
極漢は城に向かって行った。
「幸决様、極漢が城にきたようです。」
「通せ。」
「はっ。」
「軽装できてしまい申し上げません。」
「構わん用があってきたのだろ?」
「はい、戦の準備をせねばいつ敵陣に狙い打ちをされるかわかりません。」
「敵が襲ってくると。」
「平和はそう長く続かないでしょう彩返が反乱を起こすと槍の稽古帰りに主婦たちが話していました。」
「真か!極漢。」
「はい。」
「なんと!幸决様兵士共を呼んで参ります!」
「曇鵜(たんう)頼んだぞ!」
「はっ!」
「お前は兄弟に報告して参れ!」
「はい。」
極漢は駆け足で城を出た。
「大変だ!彩返が反乱を起こすらしいぞ!」
町人の男性が歌舞たちの家まで報告しにきた。
「本当ですか!」
「ああ主婦二人が言ってた。」
二話へ続く