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朝に起きることはそう当たり前の事ではなかった、ただ今日は普段より少しばかり早く起きてしまった様だ。窓に写る色はなんとも言えなく色褪せんでいる濃い青。朝だからこその小さな音私は心地が良く感じられた。私はふと、今日が休日 だった事に気がついた。休日なら足早と急いでする支度もしなくていい、そんな幸福感に浸りながらゆっくりとベットから起き上がりリビングに向かった。さて、今日は何をしようかと、おもむろに考えながらテレビの電源を入れた。しかし、そこに写るのは賑やかな繁華街や楽しそうな声の聞こえる公園があるようには全く見えていなかった。それは人が誰一人もいない街の一部がそこにあったからだ。きっとテレビの不具合か何かに違いないと、心の焦りを隠すように窓の外のすぐそばにある人通りの多い道を見下ろした。こころもとない希望は願わない方がいいかもしれない、そこには誰もいなかった。私は服も着替えず、外に出た。やはりそこには誰もいない、こころの落ち着きなど
とうに安定できていなくて私は気持ちを落ち着かせるために、一度家に戻り支度をしてから、外出しようと決めた。朝食を手短に済ませ、服をさっと着替えて、私は外に出た。