〜キスから先に進めないfjswの話〜
第5話より抜粋
大森は自分の手に付いたローションを、そろそろと触ると言う。
「すごい…ねばねば」
その後藤澤をじっとみると、その手を下の方に持っていく。
「え…」
藤澤は、つい腰を後ろに引いて逃げた。
「ち、ちょっと…」
「んふふっ」
大森が満足そうに笑う。
「今は、もときの番でしょ」
藤澤は慌てて、自分の立場を主張した。
しかし大森は瞳を、きらきらさせながら藤澤に言う。
「ねぇ、りょうちゃん」
「気を付けして」
「…なんで」
「嫌だよ?」
大森は無視して、藤澤の手の平から勝手にローションを貰う。
「…」
藤澤は天井を見上げる。
大森は、こうなると突き進む傾向がある。
大森は、わくわくとしながらローションを自分の手に塗り込む。
「動いちゃ駄目だからね?」
大森が嬉々とした様子で藤澤に釘を刺す。
藤澤はどきどきとしながら、大森の手の動きを見つめる。
今まで、ローションを使って下を触った事はない。
今回が初めてだ。
どうなるのか分からない 自分に、ひやひやとする。
大森は準備が整うと、手を藤澤の下に近づける。
藤澤は期待感と緊張感に飲まれながら、息を止めた。
大森の手のひらが、藤澤の下をぎゅっと包み込む。
ぬるっとしたローションが少し気持ち悪い。
大森は、そのまま絞るように下を擦り上げた。
「っう、ん!!」
藤澤の腰が跳ねる。
「あ、ちょっと!!」
大森が次の行動に移る前に藤澤がストップをかける。
「…?」
大森が戸惑いながら藤澤を見る
藤澤は後ろに下がりながら、手の平を前に突き出す。
「なんか…」
藤澤は言い淀んで、ぱちぱちと瞬きをする。
大森が面白そうに、にやりと笑う。
「え?」
「なに、どうした?」
藤澤は黙って首を振る。
「あ、そんなに駄目?」
大森は、そう言いながらも藤澤の腕を掴んで引き寄せる。
藤澤も、どうにか抵抗しようと座り込むように腰を下ろす。
「大丈夫!!」
「りょうちゃん!!怖くないから!」
大森はそう言うが、嗜虐的な欲望が表情に ありありと現れている。
「怖い!!」
「もう、目が怖い!」
大森は、藤澤の言葉を無視して膝の間に腕を入れ込むと足を開かせる。
「もとき!!やめよ!?」
大森が下を両手で、ぎゅっと包み込む。
藤澤は、ひやっとして固まった。
大森が、ゆっくりと圧迫するように下を擦り上げる。
「っ、あ」
藤澤が首を反らせる。
お腹の底から甘い快感が沸き立つ。
「おお…気持ちよさそう」
大森が、興味深そうに呟く。
新しい種類の快感だったので藤澤は衝撃から、なかなか抜けられない。
しかし、大森が続けて敏感な所を親指で刺激した。
「う゛ぁ!!」
藤澤の腰が大きく跳ねる。
「きもちい?」
大森に聞かれるが、 藤澤は首を振る。
「ふーん? 」
大森は下の先端を手の平で、ぞりぞりと擦る。
「あっ!ぅ ん!!」
いつもはピリッとするのであまり好きではない所だ。
ローションをつけて擦ると、一転して芯から痺れるような快感を生み出した。
「これは?」
「うぅ…」
藤澤が顔を振る。
「正直に言った方がいいよ?」
そういうと、もう一度同じ所を刺激した。
「っあ、!!」
藤澤の太ももが、がくがくと痙攣する。
「どう?」
大森がもう一度聞くと、ふわっとした様子で藤澤が言う。
「ぅん、きもちい…」
「どんなふうに?」
藤澤は、溶けた瞳で大森を見つめる。
「なんか…」
「びりびりって…」
大森は愛しそうに笑うと藤澤の頭を撫でる。
「そっか」
「びりびりすんの?」
「うん…する…」
藤澤が素直に頷くので、大森は もっといじめたくなった。
コメント
13件
凄い、、今、気付いたんだけど倉庫が出来てる!! ぴりちゃありがとう😭✨
…ちょっと見てない間に こんな素晴らしい倉庫ができてたなんて… すごい天才ですかぴりさぁん…😇 濡れ場は肝ですよ!そこが一番の楽しみです… ちなみに私はかけません! 「あぁやったんだろうなぁ」と匂わせて終わってます大体、笑
もう本当にもう…言葉が…好きです…BIGLOVE…🫶