テラーノベル
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朝。
カーテン越しに光が入って、部屋がゆっくり明るくなる。
先に起きたのは、なつ。
❤️「……ん」
隣を見ると、いるまはまだ眠っていた。
昨日より距離が近い。
なつは小さく息を吐く。
❤️「……近っ…///…」
でも離れるのもなんか違う気がして、そのまま起き上がる。
キッチンへ行って、冷蔵庫を開ける。
❤️「……卵、パン……ベーコン……」
フライパンを温めていると、後ろから足音。
💜「……おはよう」
振り返ると、眠そうないるま。
❤️「……おはよ」
少し気まずいような、でも昨日よりやわらかい空気。
💜「……昨日、あんまり寝てないだろ」
❤️「……まあな」
いるまは壁にもたれて見る。
💜「……無理するな」
❤️「無理してない」
なつはベーコンを焼きながら答える。
その時。
💜「……手」
いるまが近づいてくる。
❤️「……え?」
なつの手首を軽く取る。
💜「油はねてる」
距離が一気に近くなる。
❤️「……ち、近……」
💜「危ないから」
いるまは自然に、なつの後ろに立つ。
フライパンをのぞき込みながら。
💜「……こうするといい」
なつの肩がぴくっと動く。
❤️「……自分でできる……」
💜「たまには甘えろよ」
いるまは少し笑う。
💜「……ほら、落ち着いて」
なつは顔が熱くなる。
❤️「……朝から距離感おかしい……」
💜「昨日より普通」
❤️「普通じゃない」
でも離れない。
結局そのまま二人で料理。
テーブル。
皿を並べて、向かい合って座るはずが――
💜「……そこじゃなくてこっち」
いるまが隣の椅子を引く。
❤️「……は?」
💜「並んだ方がくっつける」
なつは固まる。
❤️「……なんだよ…///」
仕方なく隣に座る。
肩が軽く触れる。
❤️「……狭い……」
💜「広い」
いるまは平然。
なつはフォークを持ちながらぼそっと。
❤️「……昨日喧嘩したのに……距離ゼロすぎだろ……」
いるまはパンを一口食べてから言う。
💜「……喧嘩したから」
なつは見る。
❤️「……え?」
💜「離れたままだと、また変に考えるだろ」
なつの胸がきゅっとする。
💜「……だから、近くにいる」
なつは目をそらす。
❤️「……朝から反則……」
💜「本音だから」
少し沈黙。
なつは小さく言う。
❤️「……昨日、眠れなくてさ……」
💜「知ってる」
❤️「……それで……朝起きたら……」
少し迷って。
❤️「……隣にいて、ちょっと安心した」
いるまはなつを見る。
💜「……ならよかった」
肩がそっと触れる。
なつは笑う。
❤️「……同棲5日目にして、距離感バグってる」
💜「最初からだろ」
なつは吹き出す。
❤️「……確かに」
二人で静かに笑う。
朝の光の中で、
お皿の音と、心臓の音だけが近い。
(こいつはどれだけ俺を肯定してくれるんだ)
ほんとに大好きだ
本人を前にすると言えねぇーけど笑
コメント
3件

甘々のいるなつ最高です!

こういういるなつの甘々がいいんですよねっ!最高でした😊続き待ってます!