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学校の帰りから始めます!
それではスタート!!
キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
先「じゃあみんな気をつけて帰れよー!」
先生が教室を出ていったすぐに、ぺいんとさんがやって来た。
ぺ「しにがみー!今日あれな!」
し「はーい!了解でーす!」
そう言うと、ぺいんとさんは走って帰っていった。
僕も素早く準備をし、教室を出た。
家に帰ってきた僕は、机の上に置いてあるゲーミングPCを開き、ヘッドホンをつけた。
ぺ「みんないる?」
ク・ト「はーい!」
ぺ「じゃあ撮影始めるよー!」
し「オッケーでーす!」
そして数秒後、動画の録画が始まった。
実は何年か前からゲーム実況もしていた。
ぺいんとさんが「あれな!」と言っていたのは、撮影の合図だ。
ぺ「───────────────────!」
ク「──────────。」
し「──────────!」
ト「───────」
いつも通り挨拶でボケ、いつも通りゲームを楽しむ。
それが僕の唯一の楽しみだった。
ぺ「そう言えばさ、みんな朝のニュース見た?」
ク「連続殺人事件のやつ?」
ぺ「それです!」
ト「あー、なんか犯人殺し屋なんでしょ?まだ捕まってないけど」
ぺいんとさんたちが僕のことを話しているなか、僕はみんなの話を聞きながら
ビクビクしていた。
ト「確かコードネームがDeathだった気がするんだけどさ、Deathって
日本語に直したら死神になるじゃん?もしかしてしにがみさ──」
し「ウワアアアアア!!」
ぺ「えっ何?!」
し「待って!キラーチェアーだ!ウワアアアアア!!」
そう叫ぶとみんな高い声で笑い、ゲームの話へと戻った。
それからは、僕のことについて話す人は誰もいなかった。
無事撮影が終わり、解散したすぐに外へ出た。
ついゲームに夢中になって仕事を忘れるところだった。
スマホでターゲットがいそうな場所を確認し、早足でその場所に向かった。
し「ここら辺にいるはずなんだけどな……あ、いた…!」
後ろからターゲットにこっそり近づき、声をかけた。
し「すみません!」
モ「ん?何ですか?」
僕は周りに誰もいないのを確認し、ナイフを取り出した。
し「死んでください」
モ「え…」
グサッ
鈍い音と倒れる音が暗い道で響いた。
女性はピクリとも動かなかった。
し「後は帰るだけだけど………そこにいるのは誰?」
殺「あ~あ、ばれちった」
し「僕に何か用?」
殺「いや~、実は俺も殺し屋やっててさ、お前を殺せってボスに言われたんだよね~」
そう言いながら僕へ隠していた斧を向けた。
殺「だからさ、大人しく死んでくんない?」
し「無理に決まってるじゃないですか」
殺「そーかそーか、でも残念!お前に拒否権なんかねーから!笑」
そう言うと、僕の近くまで走り、斧を振り上げた。
殺「おりゃぁ!!」
僕は斧を振り落とす瞬間横へ避け、男のお腹へナイフを刺した。
し「雑魚過ぎ、その弱さで僕を殺そうとしたの?w」
殺「あがッ……」
男は倒れ、数秒間苦しんでいたが、すぐに動かなくなった。
し「さ、帰りますか!」
し「ただいま~」
家に帰ってきた僕はすぐにお風呂に入り、ベッドに転がった。
寝るつもりはなかったが、下がった瞼がなかなか上がらない。
気づけば僕は寝息をたてて眠っていた。
ではまた次回お会いしましょう!
ばいばーい!!