TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

後日、私達は各自家に帰り、いつも通り楽しく学校生活を送った。


『この前行けなかった琴音の好きな可愛いお店…行く?』


詩夏が微笑みながら2人に聞く。


『えー!いいの!行きたい!』


まるで、昨日の事は無かったかのように、気まずい空気は流れず、楽しい時間だけが流れていった。


『あたしも、そこのお店で可愛いの見つけちゃってさ〜、琴音、好きだと思うよ〜?』


『え!本当に?また行ったら教えてね!』


『うん』


ちなは不気味な笑みを浮かべていた。

詩夏は嫌な予感がした。


(昨日、あんな数の悪者をほとんどひとりで…?まるで、敵の動き方を全部知っているみたいだったな。)


『詩夏?どうしたのそんな真剣な顔して!』


琴音が笑いながら気にかける。


『あ、いや別に…ちょっと考え事してただけだよ 気にしないで』


『放課後、琴音が好きなお店行こうか』


『うん!』


詩夏が言った言葉に対して元気よく琴音は返事をする。


この先、何があるかは知らずに笑っている2人の顔を見て少し胸が痛くなった。


(もう、慣れてるはずなのに。)




放課後


『今日こそ可愛いお店行くぞー!』


『そんなに好きなんだね〜』


『琴音の好きそうなもの、いっぱいあるもんね』


そんな会話を交わしながらお店に入る。


『わ!可愛いのがいっぱい幸せ空間だ!!』


『琴音…あんまりはしゃぎすぎたらダメだよ』


『おっと…あぶねえー…』


(胸が痛い。そんなに楽しそうに話さなでよ。これは、私が作った最高の人生(ゲーム)なんだよ。

思いっきり楽しまないと…楽しまないと…)


『ちな…さん?』


『はっ、あたし今…なにを…』


ちなははっと目が覚める。

ちなは涙を流していた。楽しい…はずなのに。


『お会計終わったよー!帰ろー…って…ちなちゃん?』


『あぁ、ううん、なんでもないよ〜!今日はひとりで帰ろっかな〜じゃあね!』


ちなはその場を走るように去っていった。


『どうしたのかな…ちなさん。』


詩夏が不安に思う。


『きっと、大丈夫だよ…!』




二人で帰ることになった詩夏と琴音。

詩夏が琴音に話す。


『ちなさんってさ…ちょっと怪しいよね。』


『えっ、そう?そんなことないと思うけど 』


琴音はきょとんとしていた。

何も考えてないのだろう。


『なんか、どこかで見たことがある気がするんだよね。』


『…気になるなら聞いてみれば?一緒に行くよ』


『…いいの?』


『全然!困ったことがあればこの私!琴音におまかせあれ!』


そんなことを話していた2人。

その会話はちなに聞こえていた。


『…やっぱ、面白いなぁ、これは。最高の人生だよ』


ちなはこの人生に依存してしまっている。

やめたくてもやめられない。そんな人生。






人生

えがおでりせっと!

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

24

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚