『日向家の最強魔道士』
スタート!
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青葉城西パーティ拠点
岩「ここに手をのせてみてくれ」
翔「はい!」
翔 ポンッ
ブワッ
岩「お、出たな。どれどれ…」
翔「Sランク?」
岩「Sランク、?」
翔「え、?Sランクが何かあるんですか?」
菅「何かあるも何もSが1番上だべ!」
翔「そうなんですかぁ…」
東「興味無さそう!」
翔「まぁ…俺別にランクとかそういうの気にしないんで…」
影「お前すごいな…」
翔「飛雄だってすごいだろ?前衛なんて俺はやりたくないね…一応資格は持ってるけど」
影「お前資格もってんのか?」
翔「うん、一応な」
影「そうか」
月「ちなみにさ、他は何持ってるの?」
翔「そうだなぁ…思い出せるだけで」
翔「赤魔道士、 聖騎士、聖職者、盗人、忍者、補助魔法使い、魔法使い、弓使いとか?精霊は使えないけど」
西「それってほとんどじゃねぇかよ!」
翔「そうですかね?」
田「そうだ!」
翔「は、はぁ…」
翔「魔力操作が一貫して得意なので」
澤「なるほど…」
菅「1番得意なのは?」
翔「まぁさっきも見せた通り弱体魔法、それから強化魔法に探知ですね」
木「弱体と強化は赤魔道士が主に使うやつだけど探知はそもそもが忍者とか盗人の使う魔法だよね…つまりなんでも出来るってことでOK?」
翔「そうですね…そう解釈していただけたら。特に苦手とすることはありませんので時と場合によって職は使い分けます」
澤「すごいな…」
菅「ところで日向はどのランクのパーティに入れるんだ?」
澤「そうだな…Aパに入れたいが…今計画しているんだがCパを強化したいんだよな…」
翔「Cパがいいです」
澤「ほんとか!?」
翔「はい。そもそも俺は目立つのが苦手なので…Cパでサポート役に回れればと思いまして」
澤「なるほどな…」
菅「それがいいべ!」
翔「そうですか。ではCパということで」
澤「あぁ」
翔「では、青葉城西の皆さんありがとうございました」
青城「おう!」
翔「またねあき」
国「うん」
烏野パーティ拠点
西「いやぁ凄かったな翔陽!」
翔「そうですか?普通ですよあれくらい」
菅「日向にとってはあれが普通なんだよなぁ…」
翔「あ、そうだ。機械見てもいいですか?」
澤「あぁ」
測定器
翔「うーん…」
翔「探知」
⚙️故障の原因を探ってる
翔「なるほど」
翔「修正魔法」
翔「直ったはずです」
澤「ほんとか?どれどれ」
澤 ポンッ
ブワッ
澤「ほんとだ…直ってる…」
翔「探知をかけて修正してみました」
澤「…損耗は?」
翔「ほぼなしです」
澤「修正魔法ってそこそこ魔力を消費するんじゃなかったか?」
翔「昔父に言われたのですが俺は魔力が通常の5倍くらいあるみたいで…」
澤「…もうツッコまないでおく」
翔「?」
翔「皆さんはこれからどうされるのですか? 」
澤「そうだな…Aパはこれから街に買い出しに行こうと思うが」
縁「Bパはここに残るよ」
山「俺らはこれから依頼を受けに行くよ!」
翔「そう…なら俺も行きます」
澤「そうするといい!」
翔「はい」
宮城ギルド
山「俺たちにちょうどいい依頼は…」
翔「これはいかがですか?」
山「Cランククエストか…良さそうだね」
翔「普段魔物が居ない地域に魔物が出る…何か異常事態でも発生しているのでしょうか」
山「確かに…」
影「おい日向」
翔「なんだ?」
影「お前なんで山口に敬語なんだ?」
山「そうだよ、タメでいいのに」
翔「一応このグループのリーダーなので…それに俺が入ったのは1番後で…」
月「そういうのめんどくさくない?」
翔「そうか?」
月「普通にしなよ」
翔「………わかった」
月「君の父さんって案外礼儀正しいの?」
翔「うーん…まぁそうかもな。一応目上の人とか上司、先輩には敬語で話しなさいと幼い頃から叩き込まれたので」
月「…そう」
翔「さ、とりあえず場所まで行こうか」
山「そうだね!」
依頼主のいる場所
依頼主(表示▶︎依)
依「わざわざありがとうございます」
山「いえ!それで…どう言った状況でしょうか」
依「そうだね…昔はここは安全で魔物の襲撃もなかったんだけどね…ここ最近魔物の襲撃が多くて…ギルドの関係者によると、そこの森に魔物が住み着いたんじゃないかって」
山「なるほど…」
翔「1度探ってみます」
依「頼むよ」
翔「探知」
⚙️森の中の様子を探る
翔「!」
山「どうしたの?」
翔「魔物の根源…」
山「え、?」
翔「恐らくですが、何者かによって森の中心部に魔物の根源が設置された様子ですね…」
山「そんな…」
翔「大丈夫、それを壊せばここに魔物は現れなくなるよ 」
山「そっか… 」
依「ここ数年の間にそんなものが…」
翔「人為的に作る魔物の根源は発動に時間がかかります。恐らくですが、設置されたのは数年前かと…」
翔「とりあえず魔物の根源を壊しに森へ入ろう」
山「うん!」
月「ん」
影「おう」
森
山「案外普通なんだね」
月「もっと鬱蒼としてるのかと思った」
影「そうだな…」
翔「!」
魔物「グァァァァァァ!」
翔「魔剣化!」
翔「サンダーソード!」
魔物「( ゚∀゚):∵グハッ!!」
翔「(〃´o`)フゥ…」
影「い、今のは…?」
翔「聖騎士の技かな」
影「そ、そうか…」
影 💭羨ましい…俺も聖騎士になりたい…
翔「飛雄はさ、徹さんに教えてもらったんでしょ」
影「おう」
翔「ならさ、徹さんみたいに聖騎士になりたいとか思わないの?」
影「!」
影「思ってる」
翔「そう…なら俺と練習しような!」
影「おう!」
森の中心部
翔「これか」
月「え、これ?」
山「なんかただの石みたいな…」
影「なんだ?これ壊せそうだな」
影 スッ(剣を振り下ろそうとする)
翔「やめとけ」
影「な、なんでだ?」
翔「自然にできたダークパワーならその壊し方でも問題ないが…人為的に作られたダークパワーだと劣化もするし…それに魔物を固めて作ったものも多いから、壊すとその固められた魔物が一斉に飛び出す可能性も高い」
日向以外「!?」
翔「だから、人為的なダークパワーの壊し方は浄化のみ」
影「めんどくせぇな…聖女がいなきゃ無理だろ…」
翔「大丈夫」
月「え、まさか…」
翔「浄化」
サーッ(ダークパワーが浄化され消える)
翔「…終わり」
月「やっぱり…」
山「すごいよ日向!」
翔「一応母さんが聖女だからね」
月「なるほど…」
翔「それに、俺未知の魔法の解析とか好きなんだよね」
山「そっか…」
翔「うん…」
翔「ほら、根本的に解決できたんだし、そろそろ依頼主の元に報告に行くよ」
山「うん!」
依頼主の元
依「本当にありがとうございました!」
山「い、いえ…俺たちはほとんど何もしてないので…」
日向以外 |´-`)チラッ
翔「……」
依「あなたが!ありがとうございます!」
翔「いえ、俺はやるべきことをしたまでです」
依「それにしてもあなた…どこか風貌があの赤魔道士様に似てるのよね…」
翔「それってダンジョン攻略の達人と言われた赤魔道士のことですか?」
依「そう!あの方よ!」
翔「でしたら…それは俺の父ですね」
依「あら、あなた息子さんなの!?」
翔「えぇ、一応」
依「そうなのね!昔村の外で魔物に襲われそうになった時助けてくださったの! 」
翔「そうだったのですか…こうして出逢えたのも何かの縁かもしれませんね」ニコッ
依「え、えぇ…///」
翔「では、俺たちはこれで失礼致します」
依「気をつけてね!」
翔「はい」
宮城ギルド
翔「忠、報告お願いね」
山「た、忠…?」
翔「?忠だろ?」
山「そ、そうだけど…///」
山 💭急すぎるよ、///
山「そ、そうだ!日向も一緒に行こうよ!」
翔「……」
山「日向?」
翔「…翔陽って呼んで、?」(上目遣い)
山「ツァァァァァ!」
翔「忠?」
山「わわ、わかったよ翔陽!」
翔 ( ܸ ⩌⩊⩌ ܸ )♡
山 Σ(°꒫°*=͟͟͞)➳♡ズキュン
影「おい、早く報告してこいよ」
翔「飛雄、王様(`・д・)σ めっ!」
影「お、おう」
翔「早く行くよ忠」
山「ま、待ってよー!」
月「なんか日向が来てから山口がポンコツになってる気がする…」
影「俺もだ」
月「ちなみに王様もだよ?」
影「は?俺は普通だが」
月「いや?前よりなんか柔らかくなったよね」
影「は?筋肉ついたし」
月「そういうことじゃないけどね…」
影「?」
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今回はここまで!
次回は報告するところから!
♡×30で!
じゃねば!
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