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イベリア連合軍は沿岸にて沿岸警備隊の増強を図り、30万もの人が沿岸を守っていた。
「こちらイタリア陸軍少将ヴェルットー。全上陸部隊に通達する。
我らの上陸作戦は敵に筒抜けと思って行動せよ。
お前たちの今持っている弾と武器は最高の相棒だ。絶対に手放すな。
以上、ローマへと還りたいなら泥を啜ってでも戦ってこい!」
「こちらスペイン…いやイベリア連合陸軍中将アームだ。全陸軍に通達する。
これからはこの地獄にマグマを落とされる。
この戦いを乗り越え、我らが祖国を護るのだ!
貴様たちが信じるものはなんでもいい!
古代の王か?魅力ある独裁者か?内政に腕のある首相か?赤旗をもつ委員長か?
種類は問わない!お前たちが信じる民主主義の為、共産主義の為、国粋主義の為、君主主義の為、
身を捧げる勢いで進め!」
スペイン沿岸
・ーー・・・ーー・ー・
・・・ーーー・・・
・ー・・ーー・ー
「機銃斉射せよ!」
ドドドドドドドッ!
鋭い音が身と耳を鋭く貫く。
「イタリア軍よ!突撃せよ!」
ピィィィッッー!!
突撃の合図である笛がなる。
「ヴィットーリアは我らに微笑む!」
ドドドドッ!!
トーチカ内
「おい!弾をくれ!」
「もうないぞ!」
「誰か!誰か弾を1-6に持ってきてくれ!」
(遠くから)「少し待ってくれ!」
「とりあえずグレネードでも投げろ!」
ゴンゴンゴンッ!
鈍いドアの音がトーチカ内に響く。
「誰だ!名前と部隊名を言え!」
「アルトマン、階級一等兵!部隊は2-1だ!」
ガチャ。
「何があった?アルトマン。」
「俺等の第2連隊が負けちまったんだ!」
「…は?」
「今、なんとか生き残った奴らが残った弾だとか武器を持ってきてる!
一時的にここに匿ってくれ!」
「わ、わかった!とりあえず弾を持ってきてくれ!」
「分かった!補給は任せろ!」
その後弾が届き、
ドドドドドドッ!
機銃の音がもう一度響き出した。
「イタリアのクソッタレ共目!死ね死ね死ね!!」
「リロード!」
ガチャ…カッチャッ!
「リロード完了!うてぇっ!!」
ドドドドドドッ!
「おい!一部突破されてるぞ!」
「機銃の角度的に無理だ!」
「俺がやってくる!」
「やめとけ!あんなところに行くよりここに籠もって防衛したほうがまだいい!」
「でっ、でも…」
「でもじゃねぇ!お前が死んだら弾を持ってくるやつが居ねえだろ!」
「…」
「それに…もう、仲間が死ぬのは嫌なんだ!死ぬなら俺だけでいい!」
「……」
「分かったなら、弾もってこい!次で尽きるから!」
「…イエッサー!」
しかし、アルトマンが帰ってくる前に…
「グレネード!」
「最早ここまッ
ドゴォォンッ!
トーチカは崩壊した。