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最近ノベル民です.ᐟ .ᐟ
新作
またもや、六奏様です
最近さ、ドロドロにハマってて
苺王子様だと、ドロドロが想像できなくて
うん
失礼になるかもですけど
六奏様の方が、想像しやすいんだよね
うん
てゆことで、
今回は 茈桃、赫桃 です.ᐟ .ᐟ
まぢのドロドロ
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登場人物
茈崎いるま シザキイルマ
らんの恋人。
穏やかで優しく、らんのことになると少し過保護。
らんとは3年間付き合っている。
らんのわがままも、突然の予定変更も、他の男との距離の近さも、ずっと受け入れてきた。
何度も「もう無理だ」と思った。
それでもらんに、
「いるまが一番好き」
と言われるだけで、全部どうでもよくなってしまう。
らんに裏切られても、嫌いになれない。
むしろ、
裏切られるたびにらんを失うのが怖くなる。
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桜司らん オウジラン
この物語の中心人物。
明るく、人懐っこく、誰とでもすぐ仲良くなれる。
そして――
とにかく男を惹きつける。
自分が好かれていることを分かっていて、相手が自分に夢中になっていく過程を楽しんでいる。
「俺のこと好き.ᐣ.ᐣ」
「……顔赤いじゃん」
「もしかして、俺といると楽しい.ᐣ.ᐣ」
そんな言葉で相手を揺らす。
けれど、相手が本気になれば、
「そんな顔されたら、離れられないじゃん」
と、また優しくする。
相手が離れようとすると、
「え、もう帰るの.ᐣ.ᐣ」
「もうちょっと一緒にいようよ」
と引き止める。
そして何より厄介なのが、
相手ごとに「自分だけの特別」を作ること。
空虚
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いるまには「一番」。
なつには「誰にも言えないことを話せる相手」。
過去に好きになった男たちにも、それぞれ違う言葉を与えてきた。
恋人がいることを隠しているわけではない。
それでも、誰もらんから離れられなくなる。
本人は二人とも本当に好き。
だからこそ、
「どっちか選んで」
と言われるのが一番苦手。
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暇なつ イトマナツ
らんがいるまに隠れて親しくしている相手。
落ち着いていて、簡単には人を信用しない。
最初はらんにも興味がなかった。
むしろ、
「恋人いるなら、俺に近づくな」
と思っていた。
しかしらんは、そんななつにだけ少し違う態度を見せる。
「なつって、俺のことちゃんと見てるよね」
「俺、なつには話しやすい」
「いるまには言ってないこともあるよ」
その言葉を重ねられるうちに、
なつは自分がらんにとって特別なのだと思うようになる。
そして気づけば、
らんを独占したいと思うほど惹かれていた。
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雨乃こさめ アメノコサメ
らんの親友。
らんとは昔からの付き合い。
らんがいるまと付き合っていることも、なつと親しくしていることも、全部知っている。
しかも――
らんの恋愛相談を一番聞いている。
「で.ᐣ.ᐣ 今日はどっちと会っのよ.ᐣ.ᐣ」
「なつ」
「またかよ」
「いるまには秘密」
「うわ、らんくんまたやってんなぁ」
そう言いながら笑っている。
らんが悩んでいれば、
「で、らんくんはどうしたいの.ᐣ.ᐣ」
と話を聞く。
らんの行動を止めるというより、
「また面白いことになってんな」と楽しみながら相談に乗るタイプ。
らんが二人を選べず悩んでいるときも、
「どっちも好きなら、そりゃ選べないよね」
と笑う。
らんにとってこさめは、
何を話しても笑って聞いてくれる唯一の親友。
そしてこさめだけは、
らんが二人をどうやって自分に惹きつけたのかまで、全部知っている。
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プロローグ
らんには、人を好きにさせる才能があった。
本人はそれを、
桃「才能っていうほどでもないでしょ」
なんて笑う。
けれどこさめは知っている。
らんは、相手が自分を好きになった瞬間を見逃さない。
そして――
そこから、もう一歩だけ近づく。
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すべての始まり
いるまとらんが出会った頃。
まだ二人が恋人になる前。
桃「いるまってさ、優しいよね」
らんは笑いながら言った。
桃「俺、いるまみたいな人好き」
茈「……それ、どういう意味.ᐣ.ᐣ」
桃「そのまんま」
らんは笑う。
それ以上は言わない。
翌日には、
桃「昨日のこと、気にしてる.ᐣ.ᐣ」
なんて聞いてくる。
いるまが困っていると、
桃「ふふ、顔赤い」
と笑う。
少し離れる。
でも、また近づく。
その繰り返し。
やがているまが、
茈「……らんのこと、好きかもしれない」
と口にしたとき。
らんは驚かなかった。
ただ嬉しそうに笑って、
桃「俺も、いるまのこと好きだよ」
と言った。
その瞬間、いるまは完全にらんに惹かれた。
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数年後。
らんはなつと出会う。
なつは、いるまとは正反対だった。
らんが話しかけても、
赫「別に」
赫「そう」
赫「興味ない」
そればかり。
だかららんは、逆に気になった。
桃「なつって、俺のこと嫌い?」
赫「嫌いじゃない」
桃「じゃあ好き.ᐣ.ᐣ」
赫「……なんでそうなる」
桃「ふふ」
らんは笑った。
それから少しずつなつとの距離を縮めていく。
桃「今日、一緒に帰ろ」
赫「なんで.ᐣ.ᐣ」
桃「なつと帰りたいから」
赫「……他のやつと帰れば.ᐣ.ᐣ」
桃「嫌だ」
その一言に、なつは黙った。
らんは、それを見て笑った。
――落ちた。
そう思った。
それかららんは、なつにだけ話す秘密を増やした。
桃「これ、いるまには言ってない」
赫「……なんで俺に.ᐣ.ᐣ」
桃「なつだから」
その言葉だけで十分だった。
なつはらんを特別だと思った。
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その夜。
らんはこさめに電話をかけた。
桃「こさめ~」
瑞『なにぃ~.ᐣ.ᐣ』
桃「なつ、たぶん俺のこと好き」
瑞『また落としたの.ᐣ.ᐣ笑』
桃「うん」
瑞『らんくんほんと男たらしだね~笑』
電話越しにこさめが笑う。
桃「どうしよう」
瑞『何が.ᐣ.ᐣ』
桃「いるまも好きなんだよね」
瑞『じゃあ二人とも好きでいいじゃん』
桃「でも、バレたら怒るよ」
瑞『そりゃ怒るでしょ』
二人で笑う。
このときはまだ、
ただの笑い話だった。
――少なくとも、らんにとっては。
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数日後。
いるまはらんに聞いた。
茈「最近、誰かとよく会ってない.ᐣ.ᐣ」
桃「んー.ᐣ.ᐣ」
らんは首を傾げる。
桃「気のせいじゃない.ᐣ.ᐣ」
そして、いるまの手を取る。
桃「俺が好きなのはいるまだよ」
その言葉に、いるまは何も言えなくなった。
一方その頃。
なつにもらんからメッセージが届いていた。
桃『今日、会いたい』
なつはすぐに返信した。
赫『俺も』
らんは二人のメッセージ画面を交互に見て、
小さく笑った。
「……どっちも好きなんだけどなぁ」
その言葉を聞いているのは、
電話越しのこさめだけだった。
そしてこさめは、
瑞「また始まったな~笑」
と楽しそうに笑った。
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桃彡ちょっとクズかも…
これ、連載遅いと思う
おつしゃけ
コメント
1件
あおいです🤍 読みました!これ、すごく……怖いのに目が離せない導入ですね。らんの「人を好きにさせる才能」っていうのが、ただのモテ描写じゃなくて、相手の心の動く瞬間を逃さずに「もう一歩」詰めていく感じ、ゾクゾクしました。いるまが「裏切られても嫌いになれない」って台詞がもう既に切なくて……。こさめが全部知ってて「また始まった」と笑ってるところも、この関係性の異質さが滲んでて素敵です。ドロドロ、確かに想像できます。続きが気になります!