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鏡の中の君は

#1 In the mirror


◁ATTENTION▷

・フィクション

・低クオ駄文

・ダークメルヘン的→ホラー要素あるかも

かがきみリメイクのつもりです。完結してないけどそういう人間なので許して。


❑ ❑ ❑


それはとある日のことだった。


カーテンから明るい光が差し込み、徐々に鳥も囀り始めた頃、ピピピピという音がマンションの一室に響き渡っていた。バシッという音と共に止まったと思うと不機嫌そうな寝ぼけ声が一つ。

カーテンを引き日光を浴びながら「ふぁ…」と欠伸をすると彼女の一日が始まる。

──そしてその彼女がこの物語の主人公であるアリス・ベネット綺麗なプラチナブロンドの髪に愛くるしい目鼻立ち。その中でも一際美しいパライバトルマリンの瞳を持っている。


そんな彼女はと言うと、着替えて洗面台で歯磨きやら洗顔やらを行っている最中であった。そんな呑気な日常の一コマから例のことは起こるのだ。

『…ス、テ………』

何者かの声にアリスは驚きを隠せない様子だ。

驚きよりも恐怖が勝ったのだろう。彼女がその場を後にしようとした瞬間、鏡から手が現れそのまま彼女を掴んで鏡の中へと入っ連れ去ってしまった。

彼女は鏡の中へと入ってしまったのだ。


❑ ❑ ❑


鏡の中にはもう一つの世界が。今までとは打って変わって鬱蒼とした森の中。

そこにさっきの手の正体であろうアリスにそっくりな人物(以下よりアリー)、それとさっきの反動で横たわっているアリスが居る。

しばらく経つとアリスが目を覚ました。驚きのあまり大きく目を見開いている。当たり前だ、だって知らない場所なんだから。

「あ、え…ここ…どこ……」

目の前の瓜二つな彼女に気づかぬまま周りをきょろきょろと見回している。

「あの─…気づいてる?ちょっと…!」

アリーがアリスの肩をトントン、と叩いて視線を彼女の方へと向かせた。

「あ……ってえ?!貴方は…?」

「私は貴方、貴方も私」

当たり前でしょ?といった素振りのアリーにアリスは疑問を投げかける。

「それって…どう」

アリスは突然の事態にうまく状況が飲み込めていない様子だ。

「まぁそんなことは今は些細な問題なの!取り敢えず何も言わずに私と一緒に行動して!」

そういうとアリーは半ば強引にアリスの手を掴み、そのまま森の奥の方まで走っていってしまった。


続く

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コメント

4

ユーザー

あっLOVE() めっちゃ続き楽しみ……😌

ユーザー

めっちゃ…好き…()

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