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☀️会議室
スタートエンターテイメント社内
社長「最近さ、グループ同士の距離いい感じじゃん」
スタッフ「はい、コラボも増えてきてますね」
社長「だからさ、それちゃんと“見せたい”んだよね」
スタッフ「見せる、ですか?」
社長「うん。“仲良いですよ”って言葉じゃなくて」
社長「空気で伝わるやつ」
少し間
社長「遊ばせよう」
スタッフ「……遊び?」
社長「完全にオフに近い状態で、自然に」
スタッフ「なるほど」
社長、資料を一枚置く
スタッフ「……プール?」
社長「そう。スライダーも流れるプールもあるとこ」
スタッフ「結構ガッツリですね」
社長「どうせやるなら中途半端いらないでしょ」
軽く笑う
社長「濡れて、はしゃいで、崩れて」
社長「そのままの感じが一番いい」
スタッフ「確かに…素が出やすいですね」
社長「でしょ?」
スタッフ「参加メンバーは…」
社長「最初は最近人気のtimeleszとSixTONESで考えてたんだけど」
一瞬、間
社長「やめた」
スタッフ「え?」
社長「どうせなら全部いこう」
スタッフ「全部…?」
社長「なにわ男子、King & Prince、Snow Man」
スタッフ「……かなりの規模になりますよ」
社長「いいじゃん」
即答
社長「“事務所で仲良い”って、口で言うより」
社長「こういうの一発で分かる方がいい」
スタッフ「たしかに」
社長「グループの壁なくしてる感じ、それをそのまま撮る」
スタッフ「了解です」
社長「スライダーも自由に使っていいし」
社長「対決とかやってもいい」
社長「とにかく“楽しい”が優先」
スタッフ「分かりました」
社長「じゃあ各マネージャーに共有して」
――――――――――――――――――
その後
各グループへ連絡📱
――――――――――――――――――
夜
timelesz 楽屋
マネ「来週、全体で撮影入ります」
風磨「全体?」
勝利「誰とですか?」
マネ「SixTONES、なにわ男子、King & Prince、Snow Man」
〇〇「……多っ」
思わず笑う
風磨「フェスじゃん」
勝利「規模すごいね」
マネ「内容はプール企画です」
一瞬
松島「……は?」
〇〇「え?」
猪俣「プール?」
マネ「スライダーや流れるプールがある施設で撮影します」
〇〇「ガチのやつじゃん」
寺西「仕事でプールってなに」
笑いながらも困惑
でも
〇〇の中で引っかかるのは一つ
“King & Prince”
〇〇「……」
一瞬だけ黙る
頭に浮かぶのは
廉
最近見た夢
ジムで会った現実
全部、繋がる
風磨「おい、どうした」
〇〇「いや、別に」
すぐ戻す
〇〇「でもさ」
〇〇「絶対カオスになるよね」
風磨「なるな」
勝利「でも楽しそう」
〇〇「ね!」
笑うけど
ほんの少しだけ
落ち着かない
――――――――――――――――――
同じ頃
SixTONES 楽屋
マネ「来週、合同撮影です」
ジェシー「合同!?」
慎太郎「誰と!?」
マネ「timelesz、なにわ男子、King & Prince、Snow Manです」
樹「多すぎだろ」
きょも「すごいね」
マネ「内容はプールです」
ジェシー「プール!?」
慎太郎「やば!!」
樹「絶対荒れる」
きょも「楽しそうだね」
その中で
北斗「……」
一瞬だけ止まる
timelesz
〇〇
そして
King & Prince
廉
頭の中で繋がる
北斗「……」
小さく息吐く
ジェシー「これ絶対スライダー争奪戦だろ」
慎太郎「落とし合いあるな」
樹「事故るぞ誰か」
きょも「平和にいこうよ」
笑い
でも
北斗だけ少し静か
(あいつ、どうすんだろ)
夢の話
ジムでの空気
思い出す
北斗「……まぁ」
ぽつり
北斗「面白そうじゃん」
ジェシー「お、珍しい」
慎太郎「乗り気じゃん」
北斗「別に」
でも
否定しない
――――――――――――――――――
それぞれの場所で
同じ話題
同じ企画
でも
それぞれ違う温度
〇〇は
“廉”が頭に残ったまま
北斗は
“〇〇と廉”を意識したまま
そして
まだ誰も知らない
このプールの日が
また少し
関係を動かすことになるのを。
――――――――――――――――――
同じ頃
King & Prince 楽屋
マネ「来週、合同撮影入ります」
廉「合同?」
海人「誰とー?」
マネ「timelesz、SixTONES、なにわ男子、Snow Manです」
廉「……え、待って」
海人「多くない!?笑」
マネ「内容はプール企画です」
海人「プール!?楽しそうじゃん!」
廉「いや仕事でプールってなんなん」
笑いながらも少しツッコむ
でもその瞬間
“timelesz”
頭に浮かぶのは
〇〇
ジムで見たあの一瞬
ちゃんと話せなかった距離
廉「……」
少しだけ黙る
海人「廉?どうしたの?」
廉「いや、別に」
軽く流す
でも内心
(普通に会うやん)
(しかもあの人数で)
少しだけ視線落とす
廉「……まぁでも」
廉「おもろそうやな」
ぽつり
海人「絶対はしゃぐよね俺ら」
廉「お前は確実にな」
少し笑う
でも
どこか落ち着かないまま
――――――――――――――――――
なにわ男子 楽屋
マネ「来週、合同撮影です」
大橋「合同!?」
西畑「誰とですか?」
マネ「timelesz、SixTONES、King & Prince、Snow Man」
恭平「……えぐ」
大橋「多すぎやろ!」
長尾「修学旅行みたい」
笑い
マネ「内容はプールです」
全員「え!?」
大橋「最高やん!!」
西畑「いや仕事やで?」
恭平「スライダーあるやつ?」
マネ「あります」
恭平「じゃあ行く」
即答
笑い起きる
でも
その流れの中で
“timelesz”
恭平「……」
一瞬だけ止まる
頭に浮かぶのは
〇〇
前に会った時の空気
自然に話せた感じ
恭平「……」
少しだけ考える
西畑「どうしたん」
恭平「いや」
恭平「普通に楽しみやなって」
軽く笑う
でも内心
(また会うんや)
(しかもあの感じのまま)
少しだけワクワクもある
恭平「絶対カオスやろな」
大橋「絶対や!」
長尾「水かけ合いになる」
西畑「収集つかんやつやん」
笑い広がる
――――――――――――――――――
それぞれ別の場所で
同じ話題
同じ“プール”
でも
〇〇は廉を思い出していて
廉は〇〇を思い出していて
恭平もまた〇〇を思い出してる
そして
北斗はその全部を
まだ知らないまま
少しずつ
全員の線が
同じ場所に集まり始めてる
その日へ向かって。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☀️🏖️撮影当日
SixTONES 更衣室
ジェシー「ガチの水着だなこれ」
慎太郎「そりゃプールだし」
樹「仕事感ゼロ」
高地「でもちょっと楽しいよね」
きょも「新鮮だね」
北斗、着替えながら
北斗「……人多すぎだろ今日」
ジェシー「フェスだよもう」
慎太郎「絶対騒がしくなる」
北斗「なるな」
でも頭の中は別
(〇〇、どんなの着るんだろ)
一瞬だけ考える
北斗「……」
すぐ打ち消す
――――――――――――――――――
timelesz 更衣室
着替え終わった〇〇が来る。
〇〇「え、これでいい?」
白の水着
フリルのトップス+スカートタイプ
菊池「いいじゃん」
佐藤「可愛いと思う」
松島「似合ってる!」
原「清楚系だね」
猪俣「でも動いたら崩れそう」
寺西「水入った瞬間終わりそう」
篠塚「確かに」
〇〇「ちょっと!」
笑い
〇〇、鏡見ながら
〇〇「……まぁいっか」
でもほんの一瞬
(誰かに見られるんだよね)
頭に浮かぶのは
廉
〇〇「……考えすぎ」
振り払う
――――――――――――――――――
King & Prince 更衣室
海人「めっちゃ楽しくない?」
廉「仕事やぞ一応」
海人「でもテンション上がる」
廉、着替えながら
廉「……まぁな」
少し間
廉「〇〇も来るよな」
海人「来るでしょ」
廉「……そっか」
それだけ
でも少しだけ意識する
――――――――――――――――――
なにわ男子 更衣室
大橋「うわ水着や!」
大西「騒ぎすぎ!」
道枝「ちょっと緊張する」
長尾「でも楽しみ」
藤原「収集つかんやろな」
恭平「スライダーあるんやろ?」
大橋「それしか言ってないやん」
笑い
恭平「……〇〇もおるんやんな」
ぽつり
藤原「急に静かやん」
恭平「いや別に」
でも
(また会うんや)
ちょっと楽しみ
――――――――――――――――――
Snow Man 更衣室
向井「広すぎやろ!」
目黒「すごい施設だね」
ラウール「海外感ある」
宮舘「優雅にいきたい」
深澤「無理だろ」
佐久間「水かけ祭り!」
阿部「滑らないようにね」
岩本「怪我注意」
渡辺「絶対誰か転ぶ」
向井「それお前や!」
渡辺「違うわ!」
笑い
―――――――――
着替え終わり
室内大型プールへ
広い室内
水の音
反射する光
非日常の空間
まだ撮影前
スタッフ準備中
自由時間
――――――
SixTONES
ジェシー「すげー!」
慎太郎「広っ!」
樹「騒がしくなるなこれ」
高地「楽しそう」
きょも「流れるプールあるね」
北斗「……」
周り見ながら
北斗「完全オフじゃん」
そこに
timelesz
〇〇「うわ、やば!!」
空気少し変わる
菊池「普通に遊びたい」
佐藤「流れる行きたい」
松島「いいね!」
原「スライダー気になる」
猪俣「高くない?」
寺西「怖いって」
篠塚「でも行くでしょ」
〇〇、周り見て
〇〇「人多いね」
視線が
SixTONESに触れる
北斗「……」
〇〇「……」
一瞬だけ
でもすぐ
ジェシー「おはよー!」
慎太郎「来た来た!」
〇〇「おはよ!」
空気戻る
King & Prince 合流
海人「うわー!」
廉「ほんま広いな」
視線
〇〇で止まる
廉「……」
(似合ってるやん)
一瞬思う
廉「おはよ」
〇〇「おはよ」
自然
北斗、見てる
北斗「……」
なにわ男子 合流
大橋「うわーー!」
大西「声でかい!」
道枝「すごいですね」
長尾「楽しそう」
藤原「カオスやな」
高橋(恭)「……」
〇〇見つける
高橋(恭)「おはよ」
〇〇「おはよ!」
自然に距離近い
北斗「……」
(近いな)
Snow Man 合流
向井「全員おるやん!」
目黒「すごい人数」
ラウール「圧倒される」
宮舘「優雅にいこう」
深澤「無理だろ」
佐久間「水かけるぞー!」
阿部「やめなさい」
岩本「怪我注意」
渡辺「絶対滑る」
樹「収集つく?」
深澤「無理」
笑い
――――――
待機時間
完全にオフ
グループ関係なく会話が広がる
ジェシー「何から行く?」
大橋「流れるやつ!」
向井「混ざろ!」
海人「いいね!」
恭平「スライダーやろ」
慎太郎「まだ言う?」
笑い
〇〇、自然にその中心
廉も恭平も
近くにいる
北斗、少し離れて見る
北斗「……」
樹「どうした」
北斗「別に」
でも目は外さない
(こうなるよな)
分かってた展開
でも
北斗「……」
小さく息吐く
北斗「めんどくせぇ」
樹「顔に出てるぞ」
北斗「出てねぇよ」
でも
完全に始まってる
この距離感
この空気
この一日
北斗の中では
ただの企画じゃなくなっていた
――――――――――――――――
室内大型プール
スタッフの声
スタッフ「それでは撮影始めまーす!」
一気にざわつく
まだテンションそのまま
完全に男子校状態
中央に集められる32人
室内大型プール
カメラ回る
スタッフ「本番いきまーす!」
ざわざわ → 一気にテンション爆発
――――――
菊池「さぁ!!始まりましたーー!!」
全員「いぇーーーい!!!」
水面に響く大声
完全に男子校
菊池「今回は!」
菊池「全グループ合同!プール大乱闘SP!!」
歓声
佐久間「強い!」
〇〇「面白そう!!」
向井「絶対荒れる!」
慎太郎「もう荒れてる!」
菊池「そして今回はチーム戦!!」
ざわつく
菊池「32人を5チームに分けました!」
菊池「2チームが6人、3チームが5人!」
阿部「バランスいい!」
岩本「面白そう」
菊池「じゃあいくぞ!!」
全員「おーーー!!!」
――――――――――――――――――
菊池「チームA!!」
一瞬、空気張る
菊池「〇〇!」
〇〇「はい!」
菊池「北斗!」
ざわっ
ジェシー「きたーーー!!」
樹「マジかよ!」
〇〇「……は?」
北斗「……」
数秒見合う
〇〇「最悪なんだけど」
北斗「こっちのセリフ」
即・不仲営業
爆笑
菊池「いいねぇ不仲!」
菊池「きょも!」
〇〇「え!!」
一気に顔変わる
〇〇「やば!!」
きょも「よろしく」
〇〇「お願いします!」
テンション差えぐい
樹「分かりやす!」
菊池「みっちー!」
〇〇「待って!!」
ガチで喜ぶ
道枝「よろしくお願いします」
〇〇「やばい!」
そう、〇〇は世間に公表してる推し。みっちーときょも。
北斗「……」
(そっちはその顔かよ)
菊池「佐久間!」
佐久間「よっしゃー!」
菊池「ふっか!」
深澤「疲れそうだなこれ」
菊池「以上チームA!」
(〇〇・北斗・きょも・道枝・佐久間・深澤)
――――――――――――――――――
〇〇「神チーム!!」
きょも「楽しもうね」
道枝「普通に勝ちたい」
佐久間「盛り上げるぞ!」
深澤「うるさそう」
〇〇、北斗チラ見
〇〇「よろしくね(棒)」
北斗「は?」
北斗「差ありすぎだろ」
〇〇「気のせいじゃない?」
営業継続
笑い
――――――
菊池「チームB!!」
菊池「ジェシー!」
ジェシー「OK!」
菊池「恭平!」
恭平「きた」
〇〇「恭平〜!」
恭平「おー」
完全に仲良し
北斗「……」
菊池「廉!」
廉「ええやん」
菊池「向井!」
向井「盛り上げるで!」
菊池「阿部!」
阿部「よろしくお願いします」
菊池「大西!」
大西「頑張る!」
(ジェシー・恭平・廉・向井・阿部・大西)
――――――――――――――――――
菊池「チームC!!」
菊池「慎太郎!」
慎太郎「きた!」
菊池「大橋!」
大橋「よっしゃ!」
菊池「目黒!」
目黒「よろしく」
菊池「松島!」
松島「楽しもう!」
菊池「渡辺!」
渡辺「大丈夫かこれ」
菊池「岩本!」
岩本「任せろ」
(慎太郎・大橋・目黒・松島・渡辺・岩本)
――――――――――――――――――
菊池「チームD!!」
菊池「樹!」
樹「はいはい」
菊池「長尾!」
長尾「よろしく!」
菊池「ラウール!」
ラウール「楽しみ」
菊池「原!」
原「やるよ!」
菊池「宮舘!」
宮舘「優雅にいこう」
菊池「菊池!」
全員「えーーー!?」
向井「自分入るん!?」
佐久間「ズルくない!?」
菊池「MC兼プレイヤーだから!」
笑い
(樹・長尾・ラウール・原・宮舘・菊池)
――――――――――――――――――
菊池「最後チームE!!6人!!」
ざわっ
菊池「高地!」
高地「きた!」
菊池「佐藤!」
佐藤「よろしく」
菊池「猪俣!」
猪俣「頑張ります」
菊池「寺西!」
寺西「不安しかない」
菊池「篠塚!」
篠塚「よろしく」
菊池「藤原!」
藤原「まとめるで!」
(高地・佐藤・猪俣・寺西・篠塚・藤原)
――――――――――――――――――
全チーム決定
歓声とざわめき
ジェシー「バランスいい!」
深澤「いやA強すぎだろ」
向井「確かに!」
―――――――
チームA
〇〇、完全に上機嫌
〇〇「最高すぎる」
きょもと道枝の間
自然に距離近い
北斗、横で見てる
北斗「……」
〇〇「なに見てんの」
北斗「別に」
〇〇「やりづら」
北斗「それこっち」
また軽くぶつかる
でも
北斗「……負けねぇから」
〇〇「何に?」
北斗「全部」
〇〇「意味わかんない」
少しだけ笑う
――――――――――――――――――
こうして
32人
6、5チーム
ただのチーム分け
のはずが
もうすでに
距離も
感情も
動き始めていた
ざわざわの中
菊池、手叩く
菊池「はい注目ーー!!」
全員「はーい!」(うるさい)
菊池「今から戦う競技、発表します!」
向井「きたーー!」
慎太郎「何やる!?」
佐久間「水かけは確定!」
菊池「まず最初の競技は!」
一瞬、溜める
全員前のめり
菊池「流れるプール鬼ごっこーー!!」
歓声爆発
〇〇「いえーい!!」
大橋「絶対おもろい!」
ジェシー「逃げ場ないじゃん!」
渡辺「最悪なやつ!」
菊池「ルール説明するぞー!」
――――――――――――――――――
・1チームずつ順番に挑戦
・他4チームが“鬼”になる
・制限時間内に何人逃げ切れるか勝負
阿部「なるほど」
岩本「持久戦だな」
菊池「鬼にタッチされたら即アウト!」
松島「シンプル!」
長尾「分かりやすい!」
菊池「さらに!」
全員「お?」
菊池「水かけ・妨害なんでもアリ!」
全員「うわーーー!!!」
深澤「終わったこれ」
樹「荒れる確定」
菊池「一番多く生き残ったチームが勝ち!」
藤原「運もあるな」
――――――――――――――――――
チームごとに空気変わる
――――――――――――――――――
チームA
〇〇「これさ」
〇〇「絶対狙われるよね」
佐久間「目立つもん!」
深澤「確かに」
きょも「どう守る?」
道枝「固まる?」
北斗「いや」
全員見る
北斗「バラけた方がいい」
〇〇「珍し」
北斗「集まったら終わる」
〇〇「…確かに」
少しだけ納得
北斗「お前は流れ乗れ」
〇〇「指示多くない?」
北斗「動きにくいだろそれ」
一瞬
〇〇、止まる
〇〇「……またそれ?」
北斗「別に」
〇〇「気使ってる?」
北斗「してねぇよ」
〇〇「嘘」
ちょっと笑う
――――――――――――――――――
チームB
恭平「〇〇んとこ強そうやな」
大西「目立つしね」
廉「……せやな」
向井「狙う?」
廉「当たり前やろ」
ちょっと笑う
でも内心
(逃がしたくないな)
阿部「戦略的にいこ」
――――――――――――――――――
全体
菊池「準備いいかーー!?」
全員「おーーー!!!」
菊池「じゃあ最初に逃げるチームは…」
一瞬の静寂
菊池「チームAーー!!」
歓声+悲鳴
佐久間「きたーーー!」
深澤「最初かよ!」
〇〇「え、待って無理!」
北斗「ほらな」
ニヤッとする
〇〇「むかつく」
北斗「頑張れよ」
〇〇「言われなくても!」
水がゆっくり流れる
全員スタンバイ
鬼になる他チーム
完全に囲まれる構図
〇〇
北斗
きょも
道枝
佐久間
深澤
6人並ぶ
菊池「よーい…」
空気張り詰める
北斗、横目で〇〇見る
〇〇、前見てる
北斗「……」
小さく
北斗「行くぞ」
〇〇「うん」
――――――――――――――――――
菊池「スタートーーー!!!」
ジェシー「いけいけーー!!」
向井「囲め囲め!!」
大橋「逃がすなー!」
樹「散れ散れ!」
慎太郎「追え追え!」
ラウール「速い!」
一斉に動く“鬼”側
――――――――――――――――――
チームA
佐久間「うわ来た来た!」
深澤「多すぎ!」
きょも「分かれよう!」
道枝「右行く!」
〇〇「オッケー!」
北斗「流れ乗れ!」
〇〇、水に乗ってスピード上げる
――――――――――――――――――
チームB
恭平「〇〇そっちや!」
廉「任せろ!」
廉、一気に距離詰める
〇〇「え、速っ」
向井「挟め挟め!」
阿部「前からいく!」
大西「逃げ場ないよ!」
――――――――――
北斗、すぐ反応
北斗「こっち来い!」
〇〇「は!?」
北斗、自分の方に引っ張る
〇〇「ちょ、近っ」
一瞬、距離詰まる
北斗「今だけな」
〇〇「なにそれ」
そのまま方向変える
廉「……」
一瞬止まる
(守った?)
―――――――――
別方向
きょも&道枝
大橋「見つけた!」
慎太郎「いけ!」
道枝「やば!」
きょも「逃げて!」
松島「そっち行った!」
渡辺「囲め!」
道枝、スピード上げる
きょも「いける!」
ギリギリ回避
―――――――――――
中央
佐久間「うわ無理無理!」
深澤「終わった!」
ラウール「タッチ!」
佐久間「うわーーー!」
アウト①
深澤「早いって!」
宮舘「失礼」
深澤「うわ!」
アウト②
残り4人
〇〇・北斗・きょも・道枝
――――――――
チームB側
恭平「〇〇まだ残っとる!」
廉「行くぞ」
2人で追う
〇〇「うわ来た!」
北斗「こっち!」
また引っ張る
〇〇「また!?」
北斗「黙って来い!」
〇〇「命令すんな!」
でもついてく
恭平「ナイス連携やな」
廉「……」
少しだけ不機嫌
反対側
きょも&道枝
阿部「ここで止める!」
岩本「行くぞ!」
道枝「やば!」
きょも「挟まれる!」
岩本「タッチ!」
道枝「うわ!」
アウト③
きょも「みっちー!」
すぐ
渡辺「はいタッチ」
きょも「え!」
アウト④
残り
〇〇・北斗
――――――――
全員ざわつく
ジェシー「2人残り!」
樹「ドラマかよ!」
向井「おもろ!」
〇〇「え、無理なんだけど」
北斗「まだいける」
〇〇「どこが!」
北斗「俺囮になる」
〇〇「は?」
北斗「お前流れ乗れ」
〇〇「なんで」
北斗「いいから」
一瞬
〇〇、見る
〇〇「……わかった」
素直に従う
北斗、わざと前に出る
樹「来た!」
慎太郎「追え!」
一気に北斗に集中
その隙に
〇〇、流れに乗る
スピード乗る
恭平「〇〇逃げた!」
廉「……っ」
追おうとするが
一瞬遅れる
北斗
囲まれる
ジェシー「捕まえた!」
北斗「……」
逃げない
タッチ
アウト⑤
残り
〇〇、1人
全員
「おーーー!!!」
向井「1人残り!」
佐久間「いけーーー!」
〇〇、必死に流れる
後ろから
廉、恭平
追う
〇〇「無理無理無理!」
でも
止まらない
北斗、外から見てる
北斗「……行け」
カウントダウン
スタッフ「あと10秒!」
全員「えええ!!」
廉、距離詰める
廉「止まれ!」
〇〇「止まるか!」
恭平「そっちや!」
〇〇、ギリで方向変える
水しぶき
――――――――――――――――――
スタッフ「5!4!3!」
全員叫ぶ
「いけーーー!!!」
廉、手伸ばす
あと少し
スタッフ「2!1!」
ピピーー!!
終了
〇〇、生き残り
歓声爆発
佐久間「すげーーー!!」
ジェシー「やば!!」
向井「逃げ切った!」
〇〇「はぁっ…はぁ…」
息切れ
北斗、近づく
北斗「……やるじゃん」
〇〇「当たり前」
でも
少しだけ笑う
廉、少し離れた位置
廉「……惜しい」
恭平「あとちょいやったな」
チームA
1人逃げ切り
最高スタート
でも
それ以上に
北斗の中に残ってるのは
“〇〇を守った感覚”と
“見せつけられた視線”だった
――――――――――――――――――
次のチームへ続く。
流れるプール鬼ごっこ
チームA終了直後
ざわざわが止まらない
菊池「いやすごい!!」
菊池「1人生き残り!!チームA記録“1人”!!」
歓声
佐久間「神!!」
深澤「持ってるな!」
きょも「すごいよ」
道枝「普通にえぐい」
〇〇「はぁ…疲れた…」
北斗、横に来る
北斗「遅い」
〇〇「うるさい」
でもちょっと笑ってる
菊池「じゃあ次いくぞ!!」
全員「おーー!!!」
菊池「次に逃げるチームは!!」
向井「ドゥルルルルル!」
笑い
菊池「チームB!!!」
歓声
ジェシー「よっしゃーー!!」
恭平「いくで」
廉「おもろなってきた」
向井「逃げ切るで!」
阿部「冷静にいきましょう」
大西「頑張ろ!」
――――――――
チームAは鬼側へ
〇〇「やるよ」
佐久間「取り返す!」
深澤「絶対捕まえる」
きょも「協力しよう」
道枝「任せて」
北斗「……」
北斗「俺、廉いく」
樹「お、名指し」
〇〇「え」
一瞬だけ反応
北斗「足速いからな」
〇〇「……ふーん」
ちょっとだけ引っかかる
――――――
スタート位置
チームB並ぶ
ジェシー「どうする?」
恭平「最初散る」
廉「せやな」
向井「流れ使お!」
阿部「無理しないで」
大西「楽しもう!」
――――――――
菊池「準備いいかーー!?」
全員「おーー!!!」
菊池「よーい…」
静まる一瞬
北斗、視線
廉へ
廉、気づく
視線交わる
バチッと
―――――――
菊池「スタート!!!」
水しぶき
一斉に動く
チームB、散る
ジェシー「いけ!」
恭平「こっち!」
廉「流れ乗れ!」
向井「うわ速!」
阿部「後ろ来てる!」
大西「やばい!」
――――――――
鬼側(チームA中心)
佐久間「いけいけ!」
深澤「囲め!」
道枝「右行った!」
きょも「そっち!」
〇〇「任せて!」
〇〇、水を蹴って加速
―――――――
ターゲット
〇〇「恭平!」
恭平「無理やって!」
笑いながら逃げる
完全に友達ノリ
〇〇「待て!」
恭平「無理!」
――――――――――
その横
北斗 vs 廉
北斗「……」
無言で詰める
廉「速いな」
北斗「そっちも」
短い会話
でも距離縮まる
――――――――――
別方向
ジェシー
樹「ジェシー止めろ!」
慎太郎「いけ!」
ジェシー「無理無理!」
渡辺「タッチ!」
ジェシー「うわーー!」
アウト①
―――――――――
中央
向井
佐久間「きた!」
深澤「囲め!」
向井「ちょ待って!」
ラウール「はいタッチ」
向井「はや!!」
アウト②
残り4人
恭平・廉・阿部・大西
――――――――――
〇〇 vs恭平
〇〇「追いつく!」
恭平「無理やって!」
でも
〇〇、距離詰める
〇〇「はいタッチ!」
恭平「うわ!」
アウト③
〇〇「よし!」
楽しそう
北斗、ちらっと見る
北斗「……」
(楽しそうだな)
残り
廉・阿部・大西
―――――
阿部
きょも「囲める!」
道枝「今!」
〇〇「いく!」
3方向から
阿部「挟まれた…!」
深澤「タッチ!」
アウト④
―――――――
大西
大橋「いけ!」
慎太郎「追え!」
大西「無理無理!」
岩本「捕まえた」
アウト⑤
残り
廉、1人
――――
歓声
「おーーー!!!」
ジェシー「また1人!」
佐久間「展開アツい!」
廉、流れに乗る
速い
北斗、追う
北斗「……」
廉「来るよな」
北斗「当たり前」
距離詰まる
〇〇も追う
〇〇「逃がさない!」
廉「2人かいな」
笑う
3人の距離
近づく
水しぶき
スタッフ「あと10秒!」
全員「えーーー!!」
北斗、加速
廉の後ろ取る
北斗「……もらう」
手伸ばす
その瞬間
廉、方向変える
北斗、少し遅れる
〇〇、横から
〇〇「今!」
タッチ
廉「うわ!」
アウト⑥
終了
――――――
歓声
佐久間「ナイス!!」
きょも「すごい!」
道枝「完璧!」
〇〇「よっしゃ!」
息切れしながら笑う
北斗、横
北斗「……取られた」
〇〇「遅い」
北斗「うるせぇ」
でも
少し笑ってる
廉、戻る
廉「最後やられたな」
恭平「惜しかったな」
菊池「チームB!!」
菊池「生き残り0!!」
歓声
菊池「現在トップはチームA!!」
北斗、ふと
〇〇を見る
さっきの笑顔
残ってる
北斗「……」
(ああいう顔、すんなよ)
小さく思う
でも
何も言わない
ゲームは続く
でも
空気は少しずつ
変わり始めていた
菊池「次!チームCいくぞー!!」
全員「おーー!!」
慎太郎「逃げろー!」
大橋「いけるいける!」
目黒「落ち着いて!」
松島「流れ乗って!」
渡辺「無理だってこれ!」
鬼側、一気に圧
樹「囲め!」
向井「そっちや!」
岩本、安定のフィジカル
岩本「はいタッチ」
テンポよく捕まる
結果
👉生き残り0人
渡辺「早すぎ!」
慎太郎「鬼強すぎ!」
菊池「次!チームD!!」
樹「バラけろ!」
長尾「了解!」
ラウール「速い!」
原「いけるいける!」
宮舘「優雅に逃げる」
菊池「無理だろそれ!」
笑い
途中までは善戦
でも
ジェシー「タッチ!」
佐久間「はいアウト!」
最後
樹が粘る
樹「まだいける!」
北斗「無理」
タッチ
👉生き残り0人
樹「くそ!」
菊池「ラスト!チームE!!」
高地「楽しもう!」
佐藤「冷静に!」
猪俣「やばいです!」
寺西「逃げろ!」
篠塚「こっち!」
藤原「流れ使え!」
意外と連携いい
阿部「囲めます!」
向井「いけいけ!」
一人ずつ減る
最後
藤原が粘る
藤原「まだいける!」
〇〇「止める!」
タッチ
👉生き残り0人
藤原「惜しい!」
全試合終了
菊池「結果発表ーー!!」
全員集まる
菊池「1位!!」
菊池「チームA!!(生き残り1人)」
歓声
佐久間「よっしゃーー!」
深澤「持ってるな!」
きょも「すごいね」
道枝「さすが」
〇〇「でしょ!」
ちょっとドヤ
北斗「……」
北斗「たまたまだろ」
〇〇「は?」
また火花
笑い
菊池「ということでチームAにポイント!!」
菊池「次の競技いくぞー!!」
全員「おーーー!!!」
水しぶきの中
テンションはさらに上がる
でも
北斗は少しだけ
〇〇を見る
さっきの笑顔
頭に残ってる
北斗「……」
小さく目逸らす
第2競技
室内大型プール
テンションそのまま
菊池「さぁ次の競技いくぞーー!!」
全員「おーーー!!!」
菊池「第2競技はこちら!!」
一瞬タメ
菊池「巨大フロート落とし合いバトル!!」
歓声
向井「絶対落ちるやつ!」
佐久間「楽しそう!!」
慎太郎「バチバチじゃん!」
【ルール】
・チームごとに巨大フロートに乗る
・相手チームを水に落としたらポイント
・最後まで残ったチームが勝ち
岩本「シンプル」
きょも「バランス勝負」
菊池「押す・引く・揺らす、なんでもアリ!」
深澤「終わった」
樹「荒れるな」
チームごとに移動
巨大フロートが並ぶ
水面に浮かぶ不安定な足場
チームA
〇〇「これ絶対落ちる」
佐久間「楽しいやつ!」
深澤「怖いんだけど」
きょも「バランス大事だね」
道枝「中央固める?」
北斗「俺前出る」
〇〇「また?」
北斗「押す側いく」
〇〇「じゃあ私後ろ」
北斗「落ちんなよ」
〇〇「そっちこそ」
少しだけ息合う
チームB
ジェシー「暴れるぞ!」
恭平「落とすで」
廉「普通に勝つ」
向井「バランス見て!」
阿部「冷静に」
大西「怖い!」
チームC
慎太郎「力勝負!」
大橋「いける!」
目黒「足元注意」
松島「協力しよう!」
渡辺「落ちる気しかしない」
岩本「任せろ」
チームD
樹「タイミング合わせろ」
長尾「了解!」
ラウール「揺らす?」
原「いくぞ!」
宮舘「優雅に」
菊池「無理!」
笑い
チームE
高地「落ち着いて!」
佐藤「連携だね」
猪俣「怖いです!」
寺西「耐えろ!」
篠塚「足元見て」
藤原「まとめるで!」
菊池「準備いいかーー!!」
全員「おーーー!!!」
菊池「よーい…」
静寂
〇〇、バランス取る
北斗、前で構える
一瞬だけ目合う
北斗「……いくぞ」
〇〇「うん」
菊池「スタート!!!」
一斉にフロート揺れる
ジェシー「いけーー!」
慎太郎「押せ押せ!」
向井「落とせー!」
水しぶき
バランス崩れまくる
チームA
北斗、前で押す
北斗「今!」
佐久間「いけ!」
チームCに圧
大橋「うわ!」
渡辺「無理!」
岩本「耐えろ!」
ドボン
チームC数人落ちる
その瞬間
横から衝撃
チームB突っ込む
恭平「いくで!」
廉「落とす!」
フロート揺れる
〇〇「ちょっと!」
バランス崩す
〇〇、滑る
北斗、腕掴む
北斗「落ちるな」
〇〇「……っ」
ギリ耐える
周り「おーーー!!」
廉、見てる
一瞬止まる
〇〇「ありがと」
北斗「別に」
すぐ離す
〇〇「今のは助かった」
北斗「当然」
チームBさらに攻める
深澤「無理無理!」
ドボン
深澤アウト
佐久間「うわ!」
続けて佐久間も落ちる
残り
チームA vs チームB
恭平「〇〇いくで」
〇〇「来な」
完全に友達ノリ
北斗「……」
廉、北斗と対面
廉「やるやん」
北斗「そっちも」
押し合い
バランス崩れる
〇〇、またぐらつく
北斗、また支える
北斗「だから言っただろ」
〇〇「うるさい」
その一瞬
ジェシー「今だ!」
チームA崩壊
きょも「危ない!」
道枝「無理!」
〇〇「きゃ!」
北斗「っ」
一緒に落ちる
終了
菊池「勝者ーー!!チームB!!」
水の中
〇〇「悔し…」
北斗「惜しかったな」
〇〇「最後油断した」
北斗「お前がな」
〇〇「は?」
でも少し笑う
第2競技終了
ーーーーーーーーー
菊池「さぁ!!ついにラスト!!」
菊池「この競技、勝てば1000ポイントです!!」
全員「ええええ!?」
菊池「つまりここ勝ったチームが優勝です!!」
ラスト競技
スライダー早降り→ゴールダッシュリレー
チームA
〇〇「どうする?」
きょも「速い人後ろ?」
道枝「アンカー重要だな」
佐久間「俺最初いく!」
深澤「勢い担当か」
北斗「俺アンカー」
〇〇「じゃあ私5番目」
北斗「了解」
チームB
ジェシー「俺最初!」
恭平「任せろ」
廉「アンカーやるわ」
向井「きた!」
阿部「いいですね」
大西「頑張ろ!」
菊池「スタート!!!」
1走目
佐久間 vs ジェシー
水しぶき
中盤ダイジェスト
5走目(〇〇)
〇〇「任せて!」
スライダー→ダッシュ
観客「速い!!」
北斗へタッチ
〇〇「いけ!!」
アンカー
北斗 vs 廉
廉「負けへんで」
北斗「負けねぇよ」
ゴール
北斗がわずかに前
〇〇「北斗!!」
ゴール!!
菊池「優勝ーー!!チームAーーー!!!」
水しぶきの中
笑う〇〇と北斗
廉「……」
この日
確実に何かが変わった
ーーーーー
休憩時間
スライダー
佐久間「もう一回いく人ー!」
慎太郎「行く!」
向井「俺も!」
流れるプール
松島「ゆっくりしよ〜」
目黒「いいね」
カフェ
高地「何食べる?」
〇〇、ひとり
〇〇「どうしよ」
〇〇「スライダー行こ」
スライダー列
恭平「並ぶんちゃうん!」
〇〇「あ、行く!」
肩トン
廉「ちょっといい?」
少し離れる
廉「さっきのさ」
廉「北斗と楽しそうやったな」
〇〇「いや普通にチーム」
廉「ふーん」
廉「気になっただけ」
〇〇「チェック?」
廉「ちゃうわ」
廉「またあとで話そ」
〇〇「わかった」
北斗
その全部を見ていた
北斗「……はぁ」
休憩終了
菊池「次の企画!!水中借り物競争!!」
【ルール】
・グループ対抗
・水中カード
・他グループからもOK
代表
timelesz → 〇〇・菊池
SixTONES → 樹・慎太郎
なにわ男子 → 恭平・大橋
Snow Man → 阿部・目黒
King & Prince → 廉・海人
スタート
〇〇カード
“今、一番気になる人”
〇〇「無理無理」
廉カード
“今一緒にいたい人”
廉、一瞬〇〇を見る
〇〇、めめを選ぶ
菊池「理由は?」
〇〇「話してみたかった」
北斗
静かに見る
廉
少し笑う
結果
1位 timelesz
2位 SixTONES
3位 Snow Man
4位 なにわ男子
5位 King & Prince
菊池「次ラスト企画!!」
全員「おーーー!!!」
ラスト企画へ続く。
室内大型プール
菊池「さぁ!!本当にラストです!!」
全員「おーーー!!!」
疲れてるのにテンション高い
菊池「最後はね、バチバチやりません」
ざわ
樹「珍しいな」
深澤「逆に怖い」
菊池「平和にいきます」
菊池「ラストはこちら!!」
少し間
菊池「巨大フロート全員乗れるかチャレンジ!!」
全員「えーーー!?笑」
向井「平和や!」
佐久間「楽しそう!」
阿部「協力ですね」
岩本「バランス勝負」
菊池「最後くらい仲良くいこうぜ!」
全員「おーーー!!!」
巨大フロート
思ってるよりデカい
でも
32人はギリ
乗り込みスタート
佐久間「詰めて詰めて!」
向井「まだいける!」
大橋「押すなって!」
慎太郎「無理無理!」
笑い止まらない
〇〇は端
バランス取る
〇〇「ちょっと待って!」
その横
北斗「動くな」
〇〇「分かってる!」
でも少し揺れる
北斗、すぐ支える
北斗「だから言っただろ」
〇〇「ありがと」
反対側
廉と海人
海人「落ちそう!」
廉「踏ん張れ」
中央
阿部「もう少し右寄ってください!」
岩本「支える」
宮舘「優雅に」
深澤「無理!」
笑い
全員なんとか乗る
ギリギリ
菊池「止まって!!動くな!!」
全員ピタッと止まる
水の音だけ
一瞬の緊張
〇〇
少し揺れる
崩れかける
北斗、軽く引き寄せて支える
北斗「だから言っただろ」
〇〇「ありがと」
その逆側
廉
その様子をちらっと見る
でも何も言わない
菊池「そのまま…」
菊池「10秒キープ!!」
全員「えーー!?」
カウント
10
佐久間「落ちる!」
向井「耐えろ!」
9
8
大橋「揺れてる!」
慎太郎「無理!」
7
6
〇〇「やばい!」
北斗「いける」
5
4
廉「あとちょい!」
海人「がんばれ!」
3
2
1
菊池「成功ーーー!!!」
全員「うおおおおお!!!」
その瞬間
バランス崩れる
全員ドボン
大爆笑
佐久間「結局落ちるんかい!」
深澤「意味ない!」
向井「楽しかったからええやろ!」
水の中
〇〇笑ってる
〇〇「やばい笑」
隣
北斗「平和すぎだろ」
〇〇「いいじゃん」
北斗「まぁな」
少しだけ笑う
少し離れて
廉と海人
海人「最高だった!」
廉「最後これでええな」
でも
一瞬だけ
〇〇を見る
〇〇も一瞬だけ見る
でもすぐ逸らす
菊池「ということで!!」
菊池「本日の撮影終了ーー!!」
全員「お疲れ様でしたーー!!!」
笑い声と水しぶきが混ざる
楽しかった1日
でも
それぞれの中に残ったものは
まだ終わってない
続いていく
ーーーーーーーーー
撮影終了後
室内大型プール
スタッフ「機材回収お願いしまーす!」
スタッフ「ケーブル外します!」
カメラが一つずつ片付いていく
空気が一気に“オフ”になる
樹「先帰るわ」
ジェシー「おつかれ!」
岩本「次あるから行く」
阿部「お疲れ様です」
藤原「俺らも移動やな」
大橋「またなー!」
少しずつ人が減る
でも今日は貸切
まだ残るメンバーも多い
〇〇
マネと話す
〇〇「今日仕事入れないでって言ったよね」
マネ「入れてません」
〇〇「よし」
〇〇「遊ぶ」
マネ「ほどほどにね」
〇〇「無理」
笑う
スライダー側
佐久間「まだいける!」
慎太郎「行く!」
向井「付き合う!」
流れるプール
ゆったりした空気
〇〇
浮き輪に乗ってぷかぷか
〇〇「最高…」
〇〇「平和…」
完全にオフ
その時
後ろから
廉「〇〇」
〇〇「ん?」
振り向く
廉
廉「ちょっといい?」
〇〇「いいけど」
廉「流れるプール行こ」
〇〇「もういるけど」
廉「ちゃんと」
〇〇「なにそれ」
笑う
2人並ぶ
ゆっくり流れる
〇〇「今日さ」
廉「うん?」
〇〇「楽しかったね」
廉「それな」
少し沈黙
水の音だけ
廉「なんで北斗やったん」
〇〇「え?」
〇〇「チーム一緒だっただけ」
廉「……分かってる」
少し間
廉「でもなんか嫌やった」
〇〇「……は?」
言葉詰まる
距離少し近くなる
浮き輪が当たる
廉、軽く押さえる
〇〇「ありがと」
また沈黙
でもさっきと違う空気
廉「またちゃんと話そ」
〇〇「今話してるじゃん」
廉「そういうんちゃう」
〇〇「……いいよ」
流れは止まらない
でも
時間だけ少しゆっくりになる
少し離れた場所
北斗
2人を見てる
北斗「……」
小さく息吐く
北斗「分かりやす」
でも
その場から動かない
流れるプール出口
〇〇「終わりだ」
廉「あっという間やな」
〇〇、降りる
少しふらつく
廉「大丈夫か」
手差し出す
〇〇「ありがと」
プールサイド
〇〇「このあとどうする?」
廉「まだ帰らんやろ」
〇〇「帰らない」
遠くから
佐久間「スライダー行く人ー!!!」
向井「まだやるでー!」
〇〇「行く?」
廉「行くか」
スライダー上
慎太郎「お、来た!」
佐久間「遅い!」
向井「次これな!」
〇〇「どれ行く?」
廉「速いやつ」
〇〇「え、無理」
笑いながら並ぶ
スタート
〇〇「やばい!」
廉「行け行け」
滑り出す
ザバーン
〇〇「やば!!!」
廉「やろ?」
2人で笑う
その空気に
北斗が来る
北斗「まだやってんの」
〇〇「来たの?」
廉「さっき来る気なかったやん」
北斗「気分」
〇〇「一緒に乗る?」
北斗「いいけど」
廉「3人?」
少し間
でも
誰も断らない
3人で滑る
ザバーン
〇〇「やば!!!」
北斗「うるせぇ」
廉「テンション高」
水の中
3人並ぶ
〇〇「もう一回いける!」
北斗「元気だな」
廉「さっき怖い言うてたやろ」
笑う
最後
〇〇「ラストにしよ」
廉「早」
北斗「遅ぇよ」
滑る
ザバーン
〇〇「はーーー楽しかった!!」
廉「満足?」
〇〇「満足」
北斗「ならいいだろ」
スタッフ「完全撤収でーす!」
一気に現実に戻る
〇〇「なんかあっという間」
廉「ほんまそれ」
北斗「まぁな」
更衣室前
〇〇「またあとで」
廉「おう」
北斗「……あぁ」
〇〇入る
ドア閉まる
廉「……」
北斗「……」
少し間
廉「今日はありがと」
北斗「なんでお前に言われんだよ」
廉、少し笑う
廉「またやろうや」
北斗「機会あればな」
一瞬だけ目合う
静かな空気
廉「ほな」
北斗「あぁ」
それぞれ別方向へ
今日の撮影は終わり
でも
この関係は
まだ終わらない
静かに続いていく
プール編 完
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
更衣室前
ドアが一つずつ開いていく
濡れてた空気から
少し乾いた匂いに変わる
私服に戻ったメンバーたち
さっきまでの“非日常”が
少しずつ終わっていく感じ
向井「いや〜楽しかったなぁ!」
佐久間「まだいけたよね!?」
深澤「無理だって笑」
騒がしいまま出てくるSnow Man
反対側
大橋「腹減った!」
藤原「それな!」
道枝「帰り何食べる?」
なにわ男子も相変わらず
その流れの中
〇〇が出てくる
髪は軽く乾かして
ラフな私服
〇〇「は〜…現実戻ってきた」
小さく伸びる
その時
少し離れた場所
北斗
壁にもたれて待ってる
スマホ見てるふり
でも
〇〇が出てきた瞬間
一瞬だけ視線上がる
すぐ戻す
北斗「……」
その少し後
廉も出てくる
タオルを首にかけたまま
海人「いやマジで楽しかった!」
廉「はしゃぎすぎやろ」
笑いながら歩いてくる
でも
視線だけ
〇〇を見つける
廉「……」
止まらない
そのまま近づく
自然な流れ
3人が同じ場所に集まる
〇〇「おつかれ」
廉「おつかれ」
北斗「……おつかれ」
少しだけ間
でも
さっきよりは自然
〇〇「このあとどうする?」
誰にともなく
廉「帰るやつもおるやろうけど」
北斗「残るやつもいるだろ」
〇〇「だよね」
軽く笑う
遠くで
菊池「おーい!帰る組こっちなー!」
佐藤「点呼取るよー!」
バタバタし始める
〇〇「どうする?」
廉「俺ちょい残る」
北斗「……俺も」
一瞬だけ被る
〇〇「じゃあ決まりじゃん」
〇〇は何も考えてない顔
でも
北斗と廉
一瞬だけ目合う
すぐ逸らす
〇〇「どこ行く?」
廉「なんか食う?」
北斗「どっちでもいい」
〇〇「じゃあさ」
少し考える
〇〇「適当にぶらぶらしよ」
〇〇らしい答え
廉「ええやん」
北斗「……まぁ」
3人並んで歩き出す
さっきと同じ並び
真ん中に〇〇
その左右に
北斗と廉
距離は近いのに
空気は少し違う
でも
誰もそれを言わない
後ろでは
まだ笑い声が続いてる
でも
この3人だけ
少し違う時間が流れてる
次に何が起こるか
まだ誰も知らないまま。
ーー
廉「カフェとかあるやろ」
北斗「さっき見えたな」
〇〇「じゃあそこ行こ」
決まるのは早い
歩き出す
その途中
濡れた床
〇〇「うわ、滑りそ…」
足取られる
その瞬間
北斗「危なっ」
廉「気ぃつけろって」
左右から同時に支えられる
距離ゼロ
〇〇「……え」
一瞬固まる
2人の手がまだ残ってる
〇〇「……大丈夫だから」
少し照れた声
北斗が先に離す
北斗「ちゃんと歩け」
廉もゆっくり離す
廉「ほんま危ないで」
〇〇「ありがと」
少しだけ空気が変わる
そのまま歩く
さっきより少し静か
カフェスペース
人は少ない
〇〇「ここ座ろ」
3人座る
向かいに〇〇
その前に北斗と廉
店員「ご注文どうされますか?」
〇〇「オレンジジュース」
廉「アイスコーヒー」
北斗「……水で」
店員「かしこまりました」
店員が離れる
〇〇「コーヒー飲めるの大人って感じ」
軽く笑う
廉「飲まれへんの?」
〇〇「無理。苦い」
北斗「ガキかよ」
〇〇「うるさい」
少しだけいつもの空気戻る
でも
やっぱりどこか違う
〇〇「なんかさ」
2人を見る
〇〇「今日変じゃない?」
廉「何が」
北斗「別に」
また同時
〇〇「いやなんか」
〇〇「2人とも距離近い」
その瞬間
空気止まる
廉、視線逸らす
北斗、テーブル見たまま
ドリンク来る
〇〇「いただきます」
ストローで飲む
廉と北斗もそれぞれ飲む
でも
タイミング少しズレる
意識してるのバレバレ
その時
菊池「おーい〇〇ー!」
3人振り向く
菊池来る
菊池「まだいたんだ」
〇〇「うん」
菊池、3人見て
一瞬で察する
菊池「……へぇ」
意味深に笑う
廉「何」
北斗「なんだよ」
菊池「いや別に?」
楽しそう
菊池「じゃ、邪魔しないで帰るわ」
〇〇「何それ笑」
菊池去る
残された3人
さっきより重い空気
〇〇「……」
少しだけ違和感感じる
〇〇「ねぇ」
2人を見る
〇〇「ほんとに何もないよね?」
直球
北斗「ない」
廉「ない」
また同時
〇〇「……」
ちょっと疑う
でもまだ分かってない
〇〇「まぁいっか」
笑って流す
でも
流れてないのは2人
北斗、視線だけ〇〇に向ける
すぐ逸らす
廉も同じ
一瞬だけ見る
テーブルの下
北斗、手握る
廉、グラス持つ手に力入る
言葉にしないまま
同じこと思ってる
“取られたくない”
でも
その相手は
無自覚に笑ってる
〇〇「このあとどうする?」
何も知らない顔
その一言で
また空気が動く
静かに
確実に
ドキドキが続いていく。
その時
テーブルの上
〇〇のスマホが震える
ブブッ…ブブッ…
〇〇「ん?」
画面を見る
一瞬
表情が変わる
〇〇「……」
廉と北斗
その変化に気づく
廉「誰?」
〇〇「……仕事関係」
少しだけ曖昧に答える
でも
すぐ通話ボタン押す
〇〇「もしもし」
少しだけ声のトーン変わる
いつもの“仕事モード”
〇〇「はい、今大丈夫です」
静かに聞く
相手が話してる間
〇〇の表情
少しずつ真剣になる
廉と北斗
何も言わず見る
〇〇「……え、明日ですか?」
一瞬
空気が変わる
〇〇「いや、いけます」
即答
北斗、少しだけ眉動く
廉も視線落とす
〇〇「はい、大丈夫です」
〇〇「詳細あとで送ってください」
通話切る
スマホ置く
少しだけ間
〇〇「……ごめん」
2人を見る
〇〇「明日仕事入った」
軽く言うけど
ほんの少しだけ残念そう
廉「急やな」
北斗「珍しいな」
〇〇「まぁよくある」
笑う
でも
さっきより少しトーン低い
〇〇「今日はさすがにもう帰るわ」
ぽつり
その一言
思ってたより重く落ちる
廉「……そっか」
短い
北斗「送る」
即答
〇〇「え?」
北斗「どうせ方向一緒だろ」
〇〇「まぁそうだけど」
その瞬間
廉「俺も行く」
被る
一瞬
また空気止まる
〇〇「いや大丈夫だって笑」
軽く流そうとする
でも
2人とも引かない
北斗「いや行く」
廉「普通に送るだけやし」
〇〇「……」
少しだけ困る
でも
その空気を断ち切れない
〇〇「じゃあ…3人で帰る?」
結局そうなる
廉「おん」
北斗「……あぁ」
立ち上がる
さっきより静か
でも
さっきより確実に
“何か”がある空気
店を出る
外の空気
少し冷たい
〇〇「さむ」
腕さする
その瞬間
北斗、何も言わず自分の上着渡す
〇〇「え、いいの?」
北斗「いいから着ろ」
そのやり取り
廉、横で見る
一瞬だけ目細める
でも
何も言わない
〇〇「ありがと」
上着着る
少し大きい
そのまま歩き出す
3人並ぶ
今度は
さっきより距離近い
でも
空気は真逆
静かで
少し張りつめてる
〇〇だけ
少し先歩く
後ろ
北斗と廉
ほんの少しだけ距離あけて並ぶ
会話ないまま
数秒
廉「……なぁ」
ぽつり
北斗に向けて
北斗「何」
視線は前
廉「お前さ」
少し間
廉「分かってるやろ」
北斗、止まらない
でも
ほんの少しだけ口元動く
北斗「……あぁ」
短く
それだけ
それだけで十分
言葉にしなくても
同じこと分かってる
前を歩く〇〇は
それに気づいてない
ただ
「寒いなぁ」って顔で歩いてる
でも
その背中を見てる2人の温度は
全然違う
静かに
でも確実に
ぶつかる準備が始まってる
夜の空気の中で。
ーー
外
タクシー乗り場
夜の空気
少しひんやりしてる
〇〇「タクシーで帰ろ」
自然に言う
北斗「歩けるだろ」
廉「いや今日はさすがに疲れたわ」
〇〇「それな」
ちょうど1台来る
ドアが開く
一瞬
誰がどこに座るかで
空気止まる
〇〇、何も考えず乗る
奥の席
その横に廉
反対側に北斗
結果
〇〇が真ん中
ドア閉まる
走り出す
車内
少し静か
運転手「どちらまで?」
〇〇「〇〇方面で」
廉「その辺でええです」
北斗「同じで」
走る
街の光が流れる
〇〇「はぁ〜疲れた」
背もたれに寄りかかる
そのまま
少しだけ目閉じる
無防備
左右
廉と北斗
同時に見る
廉、少しだけ笑う
北斗、視線逸らす
〇〇「ねぇ」
目閉じたまま
〇〇「今日さ」
廉「ん?」
北斗「……」
〇〇「楽しかったね」
ふわっとした声
廉「楽しかったな」
北斗「……まぁな」
そのまま
また少し静か
タクシー
しばらく走る
運転手「この辺でよろしいですか?」
〇〇、目開ける
〇〇「あ、ここで」
ブレーキ
止まる
〇〇「ここで降りる」
廉「俺も」
ほぼ同時
北斗「……」
分かってる
ここが一番近い
〇〇と廉
先に降りる
ドア開く
夜の空気
〇〇「ありがとう」
タクシーの中に向かって
北斗に言う
北斗「……気をつけろ」
短い
〇〇「うん」
ドア閉まる
2人外
タクシー発進
北斗はそのまま後部座席で残る
走り出す車内
北斗「……」
窓の外
2人の後ろ姿が少しだけ見える
並んで歩く
近い距離
そのまま見えなくなる
北斗、小さく息吐く
北斗「分かってたけどな」
誰にも聞こえない声
拳、軽く握る
一方
外
〇〇と廉
並んで歩く
静かな住宅街
街灯の下
足音だけ
〇〇「送らなくていいのに」
廉「近いし」
少し間
〇〇「……ねぇ」
廉「ん?」
〇〇「さっきさ」
少し立ち止まる
廉も止まる
〇〇「なんであんなこと言ったの」
廉「どれ」
〇〇「“嫌やった”ってやつ」
直球
廉、少しだけ目逸らす
でも
逃げない
廉「……そのままやで」
〇〇「意味分かんないって」
少し笑う
でも
完全に笑えてない
廉、一歩近づく
距離縮まる
廉「分からん?」
低い声
〇〇「……分かんない」
でも
少しだけドキッとしてる
沈黙
夜の音だけ
廉「……ならええわ」
引く
〇〇「え?」
廉「今は」
それだけ言う
また歩き出す
〇〇、少しだけ遅れてついていく
距離はさっきより少し近い
でも
さっきより
確実に変わってる
そして
少し離れたタクシーの中
北斗は
その“変化”を知らないまま
でも
感じてる
確実に
何かが動いたことだけは。
マンション前
エントランスのライトだけがやけに明るい
〇〇と廉
ゆっくり歩いてきて
その前で止まる
〇〇「ここでいいよ」
廉「ん」
でも
すぐには帰らない
少しだけ沈黙
〇〇、オートロックの前に立つ
でもまだ開けない
〇〇「……」
なんとなく
そのまま
廉も隣に立ってる
距離
さっきより近い
〇〇「ほんとに送らなくてよかったのに」
廉「近いって言ったやろ」
〇〇「まぁそうだけど」
少し笑う
でも
また静かになる
エントランスの中
人の気配はない
夜の音だけ
〇〇「ねぇ」
廉「ん?」
〇〇「さっきの続き」
廉「……」
〇〇「なんで途中でやめるの」
まっすぐ見る
廉
少しだけ視線外す
でも
すぐ戻す
廉「今言っても」
廉「お前困るやろ」
〇〇「決めつけないで」
少し強め
でも
どこか揺れてる
廉、一歩だけ近づく
ほんの少し
距離縮まる
廉「……ほんまに分からん?」
低い声
〇〇、言葉詰まる
分かってる
でも
認めたくない
〇〇「……」
目逸らす
その瞬間
廉、少しだけ息吐く
廉「まぁええわ」
また引く
〇〇「だからそれやめて」
思わず出る
廉「やめろって言われても」
少し笑う
でも
優しい顔じゃない
廉「タイミングあるやろ」
〇〇「……」
何も言えない
その時
オートロックのランプが光る
〇〇、無意識に番号押す
ピッ
ドア開く音
でも
すぐ入らない
〇〇「……ありがと、今日」
ぽつり
廉「こちらこそ」
〇〇「楽しかった」
廉「俺も」
少しだけ柔らかくなる
空気
でも
どこかまだ残ってる
言いきれなかったもの
〇〇「じゃあ…また」
廉「おう」
〇〇、一歩中へ入る
でも
ドアのところで止まる
振り返る
廉はまだそこにいる
〇〇「ちゃんと話すから」
小さく
でもはっきり
廉、一瞬止まる
それから
少しだけ笑う
廉「逃げんなよ」
〇〇「逃げないって」
〇〇も少し笑う
ドア閉まる
ガラス越し
一瞬だけ目が合う
そのまま
扉が完全に閉じる
外
廉ひとり
少しだけ空を見上げる
廉「……やっとやな」
小さく呟く
そのまま
ポケットに手入れて
ゆっくり歩き出す
一方
エントランス内
〇〇
ドアにもたれる
〇〇「……なにあれ」
心臓うるさい
でも
嫌じゃない
むしろ
少しだけ
楽しみになってる
まだ知らない
この先
もっと揺れることになるのを。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〇〇side
部屋
ドア閉めた瞬間
外の空気と切り離される
〇〇「……ただいま」
誰もいない部屋
静か
バッグ置いて
そのままソファに倒れ込む
〇〇「はぁ……」
天井見上げる
まだ
水の感覚残ってる
耳の奥に
笑い声も
全部そのまま
〇〇「……疲れた」
でも
嫌な疲れじゃない
むしろ
どこか心地いい
目閉じる
浮かぶのは
今日の全部
スライダー
笑い合った時間
北斗の隣
あの距離
「動くな」って言われた声
少しだけ
安心した自分
でも
すぐ
別の顔が浮かぶ
廉
流れるプール
隣にいた時間
「なんか嫌やった」
あの言葉
〇〇「……なにそれ」
小さく呟く
意味分かんないって
思ったのに
ちゃんと
残ってる
ソファの上で
寝返りうつ
クッション抱える
〇〇「……一年以上だよ?」
ぽつり
自分に言い聞かせるみたいに
別れた時
ちゃんと話した
仕事優先にするって
中途半端な関係はやめようって
お互い納得して
前向いて
終わったはずだった
〇〇「なのに…」
今日
全部崩されそうになった
「またちゃんと話そ」
エントランスでの顔
逃げなかった目
〇〇「……ずるい」
顔埋める
クッションに
少しだけ
熱くなる
でも
北斗の顔も浮かぶ
タクシーの中
何も言わなかった
あの距離
あの静けさ
〇〇「……」
気づいてる
自分でも
北斗といると
楽
無理しなくていい
言葉少なくても
成り立つ感じ
廉は
違う
揺らしてくる
止まってたもの
全部動かしてくる
〇〇「……めんどくさい」
そう言いながら
少し笑う
天井見上げる
〇〇「でも…」
少しだけ
間
〇〇「逃げないって言ったしな」
小さく決める
スマホ見る
画面つける
特に通知はない
でも
なんとなく
見てしまう
〇〇「……来るわけないか」
少しだけ笑う
ソファから起き上がる
ゆっくり歩いて
窓の方
カーテン少し開ける
夜の街
さっきまでいた世界と繋がってる
〇〇「……変な日」
もう一度
呟く
でも
今日は
それだけじゃ終わらない
気がしてる
〇〇「……ちゃんと話す」
小さく
もう一度
自分に言う
あの日
終わらせたはずの関係
でも
完全には終わってなかった
今日で
それが分かった
そして
まだ気づいてない
もう一つの感情に
北斗に向けられてるものに。
夜は静かに過ぎる
でも
〇〇の中は
全然静かじゃない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
廉side
外
マンションを離れて少し
街灯の下
廉、ゆっくり歩いてる
ポケットに手入れて
さっきまでの空気
まだ残ってる
廉「……はぁ」
小さく息吐く
振り返らない
でも
頭の中は全部
〇〇
エントランス前
振り返った顔
「ちゃんと話すから」
あの一言
廉「……逃げへんか」
小さく呟く
少しだけ笑う
歩きながら
ふと思い出す
今日一日
流れるプール
隣にいた距離
何も言わんでも続いた時間
でも
一番残ってるのは
やっぱり
あの瞬間
「なんか嫌やった」
自分で言って
自分で驚いてた
廉「……ガキか」
苦笑い
でも
嘘じゃなかった
足止まる
信号待ち
赤
ぼーっと前見る
廉「一年以上やぞ」
ぽつり
別れてから
ちゃんと距離置いて
仕事に集中して
“終わったこと”にしてきた
はずやのに
今日
全部戻された
いや
違う
戻ったんじゃない
止まってただけ
廉「……最悪やな」
そう言いながら
少しだけ口角上がる
青になる
また歩き出す
廉「でもまぁ」
ポケットの中
手、軽く握る
廉「やっとか」
本音。
〇〇の顔
何回も浮かぶ
分かってない顔
でも
分かりかけてる顔
廉「ほんま分かってへんよな」
小さく笑う
でも
思い出す
もう一つの存在
北斗
タクシーの中
何も言わんかった
あの距離
あの空気
廉「……」
少しだけ真顔になる
廉「お前もか」
誰に言うでもなく
でも
嫌じゃない
むしろ
燃える
廉「負ける気せぇへんけど」
ぼそっと
関西弁のまま
強気
でも
完全な余裕ではない
家の前
足止まる
鍵出しながら
少しだけ空見る
廉「ちゃんと話す、か」
〇〇の言葉
頭の中で繰り返す
廉「逃がさへんよ」
小さく
でもはっきり
ドア開ける
部屋入る
静か
でも
さっきまでの余韻
そのままついてきてる
廉「……風呂入ろ」
ぽつり
いつも通りの一言
でも
全然
いつも通りじゃない
スマホ置く
画面一瞬つける
何も来てない
廉「まぁそらそうか」
軽く笑う
でも
分かってる
今日は
“ただの再会”じゃない
止まってたものが
ちゃんと
動き出した日
廉はもう
止まる気はない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
北斗side
タクシーの中
ドアが閉まって
静かになる
さっきまで隣にいた温度が消える
北斗、窓の外を見る
流れていく街の光
でも
ちゃんと見てない
北斗「……」
頭の中は
さっきのまま
〇〇と廉
並んで降りた背中
自然すぎた距離
当たり前みたいな空気
北斗「……はぁ」
小さく息吐く
視線落とす
分かってる
あの2人がどういう関係だったか
“元”
簡単な言葉で片付けられるけど
そんな軽いもんじゃないことも
ちゃんと分かってる
北斗「……一年以上、か」
ぽつり
自分で言って
少しだけ引っかかる
今日
〇〇の顔
何回も見てきた
笑ってる顔
はしゃいでる顔
何も考えてなさそうな顔
でも
廉といる時だけ
ほんの少し違った
北斗「……分かりやす」
苦笑い
タクシー揺れる
体も少し揺れる
でも
気持ちは全然落ち着かない
スライダー
3人で並んだ時
挟む形
あの距離
北斗「……」
思い出す
廉の存在
無視できない距離
正直
邪魔だった
北斗「……最悪」
小さく呟く
でも
それと同時に
別の感情もある
タクシーの中
〇〇が真ん中で
目閉じて
無防備に寄りかかってた
あの瞬間
北斗、少しだけ目閉じる
北斗「……あれは反則だろ」
ぽつり
誰にも聞こえない声
ああいう時
何も考えずにいられる距離
それは
自分の方だった
はず
なのに
最後
選ばれたのは
廉と同じ“降りる場所”
北斗「……違うか」
すぐ自分で否定する
近いだけ
ただそれだけ
分かってる
でも
引っかかる
運転手「この辺でよろしいですか?」
北斗「……あ、はい」
現実に戻る
タクシー止まる
料金払う
ドア開く
外の空気
少し冷たい
歩き出す
一人
静かな道
足音だけ
北斗「……」
ポケットに手入れて
少しだけ握る
思い出す
〇〇の声
「楽しかったね」
あの時の顔
自分にも向けられてた
はずなのに
北斗「……足りねぇな」
ぽつり
自覚してしまう
このままじゃ
足りない
今の距離じゃ
届かない
でも
どうするかは
まだ決めてない
北斗らしく
考えてから動く
ただ一つだけ
はっきりしてる
北斗「……取られる気はねぇ」
小さく
低く
歩きながら
空を見上げる
北斗「……面倒くせぇ」
そう言いながら
少しだけ笑う
でもその顔は
どこか
楽しんでる
止まってたものが
動き出したのは
自分も同じ
北斗はまだ
何も言ってない
でも
何もしないままでは終わらない。