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超天然ドジっ子風見くんvs激かわあざとい降谷さん第2ラウンドで降谷さんがめちゃくちゃ悪い子放題
第1話 - 超天然ドジっ子風見くんvs激かわあざとい降谷さん第2ラウンドで降谷さんがめちゃくちゃ悪い子放題
9
4,776文字
2026年07月26日
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#風見裕也
すいらん
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花梨
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「おはよう」
と降谷がやってきて、皆それぞれ挨拶する。
「おはようございま…」
と風見がパソコンで打ち込みしていた書類を降谷はどかしてデスクに座りこみ、持っていたそれを笑顔で取り上げて新しいものを渡す。
「え?」
風見はようやくぽかんとした顔で降谷を見た。
「それを明日の朝までに僕のデスクに。いいね?」
風見は目を通して眉をひそめた。
「すみません…明日1ではなく午後1では駄目でしょうか…」
明らかに現場に行ったり裁判所やら何やらの書類が必要だ。
だが降谷は首を振る。
「ダメ。僕明日半休なの。午後はいないから…」
鈴木がちらりと風見を見た。
「…承知しました」
ぺら、と書類をめくる風見に、降谷はにこっとする。
「ヒルトンベイ」
風見は顔をあげる。降谷はデスクを降りた。
「管理官てば東京湾が見えるからそこばっかり好きでさぁ。なーんかエントランスの香りが好きなんだって…あはっ。変わってるよね…あ。これ内緒ね?一緒に行ったことないきみが知ってたら変でしょ?ふふっ…午後からはそこに居るから。何かあれば連絡して?僕プライベートで電話くるの嫌いなの…わかってると思うけど」
よろしくね…と降谷はくすりとして部を後にした。
しん、となった公安部内で鈴木。
「…風見刑事、手伝いましょうか」
「いや…ありがとう。ただ、任されたのはわたしだから…」
「でもそれも朝1ですか?まだありましたよね?他のやつも…」
とキーを打ち出す風見も、ちらと降谷の通った道を見た。
「あっ。おかえり」
降谷はポアロのキッチンから蘭たちに手を振った。
「それでかおるからしたらさ…親友に彼氏取られ続けてたようなもんじゃん?」
と園子が席につく。世良と蘭も席につきメニューに目を通す。
「安室さんアイスティくれる?」
「あ、わたしもお願いします。園子も?」
「はい」
と安室はにっこりする。
「で?結局みきとくっついたのか?最悪だなあの男も…」
「うん…でもかおるちゃんにしてみたらみきちゃんとたいがいだよ…」
「はい、どうぞ」
と安室は盆からアイスティを下ろしていく。
「安室さん的にはどう?」
と園子。安室はきょとんとしたがにっこりする。
「友達と好きな人がかぶっちゃったってこと?」
「そうそう」と手を使わずアイスティを飲む園子。
「でも悩みを聞くふりしてその子はその子で…ちゃっかり気があるふうに彼には振る舞っててーー」
「めんどくさぁい」
と腰に手をやる安室を全員が見上げた。
「僕なら相談なんか生まれた時点で別れちゃうよ?つまりは何か確信に至らない何かができたってこと…そんなのパートナーシップとは言わない、し」
とキッチンに帰りながら盆を置く。
「そんなこと聞きたくもないから…」
さっさと取っちゃえばいいのに……って
黙り混む女子高生に安室は戸棚から振り向く。
「あはは。冗談だよ…でもどっちもどっちかな?そもそも自分の彼氏や彼女は友達に紹介はしないほうがいいよ?」
「たしかに…」
「ただクラスメイトだからそうもいかないよね~」
「人のものは欲しくなるから」
「え?」と蘭がストローを離した。
「ありがとう」と名前は車のキーをドアマンに渡す。
エントランスに入った瞬間のアロマの香りに、名前は深呼吸する。
「名字様」とコンシェルジュが頭を下げる。
「ねぇ、いつになったらこの香りの調合教えてくれるのかしら」
コンシェルジュはにっこりする。
「お荷物はお部屋に。本日はプールでお待ちですのでご案内を」
と頭を下げられ、名前は不服そうに腕を組んだ。
「僕はきみの毎日を休日にする」
リクライニングのベンチでバスローブをかけて横になっている降谷に、名前は自分もローブを脱いでプールに入る。
するり、と肌に馴染む綺麗な水が気持ちいい。
「きみの今浸かってる塩素だらけの水だって、カリブ海みたいにできる」
「…水をワインに、石をパンにも?」
降谷は飛び込んできて名前は頭からずぶ濡れになって髪をかきあげた。
そのまま後ろに下がれないまで寄せられていく。
「…もちろん。山も動かすよ」
降谷は名前にちゅ、とキスする。
あなたの為ならね……
「…よく恥ずかしげもなくのうのうと」
名前は少し赤くなってまた髪をかきあげた。
「あなたにはそれだけの価値があるんだーー僕にもね?」
名前は違和感に降谷を見る。
「…何も着てないの?」
「必要?」
しゅる、と水中でショーツの紐がほどかれた。
「ここでは嫌よ」
「でもこのあとあなたはいつも通りエステに行くでしょ?夕食が来て、それまで「待て」はできないもん」
「新しい下着を買ったと言ったら?」
「…」
降谷は少し名前を見つめてからすっ、と離れた。
「ふふっ…いつになったらあなたより先に行けるのかなぁ…」
「行かせないわよ」
名前は浮いているショーツをはき直した。
「なぁにこれ」
名前はエステが終わり部屋に来て、テーブルを見てからガラス張りの浴室を見た。
バスタブの泡の中から降谷が顔をだす。
「ぷはっ…あはは」
「もし何も言わなくてこんな食事の出し方するなら、間違いなくヒルトンはもう駄目だわ。また何を企んでるのよ?」
食事が前菜からデザートまでまるでブッフェみたいにすべて並べられている。
普通は1品ずつ運ばれてくるところを…と名前は降谷を見る。
シャワーで泡を落とすと、降谷はまだ濡れたまま服を着出す。黒いシャツに黒いパンツーー…それにあのネックレス。
あの日の誰かさんと同じ。はあ、と名前はため息をついて椅子につき、キョロキョロした。
「シャンパンは?」
氷の中にはそれはもうない。
「ここ」
降谷は名前の後ろで、シャンパンをラッパ飲みしてにやりとした。
名前はああ…と額に手をやる。なぜこいつはわたしの考えより斜めにあることをやるんだろう。
「もう1本いる?」
「いいわよーーあなたがいるから」
と、言わせたいんでしょ?と名前は振り向く。
正解、と言いたげに降谷は唇を舐めて笑う。
「ねぇ…僕格好いい…?」
ふふ、と後ろから腕を回され肩に顎を乗せられ、名前は前菜を食べながら頷いた。
「ちゃんと言葉にしてよ」
名前はごくりとカプレーゼを飲む。
「はいはい。よく似合ってるわ」
と降谷からシャンパンを奪って同じようにラッパ飲みする。
「あなたも食べなさい。アイスなんて溶けてきてる」
「そうだね…」と降谷はくすくすしてから長いテーブルの向こうにつき、前菜をひとくち。
「…美味しくない」
「え?」
名前は主菜の肉を切りながら手を止める。
降谷はベッドサイドの受話器を外し、わざとスピーカーにした。ワンコール鳴る前に「フロントです」と感じのいい声がする。
「料理を下げてくれる?口にあわない…シェフを呼んで」
「大変申し訳ございません…すぐに」
ガチャン!と受話器を置く降谷に、名前は眉をひそめた。
「降谷」
「ふふ」
人差し指を立てるしぐさに名前はさらに首を傾げた。
1分経たないうちにシェフとコンシェルジュが飛んできた。
「降谷様…」
とコンシェルジュが手をやる。
「シェフの大城です」
シェフが頭を下げる。
「大変申し訳ございませんでした。お作り直し致しますーー」
「いや。料理はいいよ」
と降谷はテーブルに手を重ねて甲に顎を置いた。
「ここのエントランスの香り」
はっ、と名前は顔をあげた。
「…そっちと相殺して?」
ぱちん、と指を鳴らして降谷は笑う。コンシェルジュとシェフは顔を合わせた。
「…降谷様…大変申し訳ありませんが…」
「わかってるよ。わかってて言ってるのが…理解できない?それからこの部屋はロイヤルスイートの上だよ。僕が取るときはいつもここだよね…それに知ってるよ…上で食べるときは、いつも僕らは完璧だから、誰からも見える席だよね…【宣伝】に使われてるのも…」
「…」
コンシェルジュは1度頭を下げた。
「…上の者に確認致します。少々…」
シェフはその間に降谷の前の皿を重ねまくり持ち出して行った。
「宣伝?」
「普通はVIPなら海が見える夜景の席に案内しない?」
と降谷はにっこりする。
「でも僕らは1番いい席には通されないの…通路からよく見える席にしか、ね」
僕らはふたり、完璧だから……
「中華とか食べた客が部屋に帰る前にフレンチの前通るけど、僕らが食事してるのを見てこう思うわけ…」
なんて美しい人たちだろう?
「それで…1杯くらい飲むかってなるんだよ…僕もポアロで同じ手、使ってるもん…可愛い子たちは窓の前。それ以外は悪いけど奥」
とクスクスして真顔で名前を見つめる。
「…だからって」
電話が鳴り響き降谷はゆっくり受話器を取った。しばらく聞いていたが、やがてにっこりする。
「そう。ありがとう。ならチェックアウトのときによろしくね」
降谷はベッドに座り言った。
「特別にホテル内で使われている全商品をご用意致します、だって!よかったね?」
「やり方がよくないわよ」
降谷は困った顔をした。
「あなたに言われたくないな…管理官」
「反論するつもりはないわ」
名前はふうっ、と息をして背もたれに寄りかかった。
「欲しいものは奪ってでも手に入れたいもんね」
「…わたしは誰のものにもならないけど」
「いいよ?ただ…」
僕を見て…?
「さわって…名前を呼んでよ……」
降谷はばさりとベッドに丸くなった。
「降谷」
「ははは…」
と顔を枕に埋めて笑い出す降谷に、名前は確信した。
「酔ってるでしょ」
両手を差し出す降谷に、名前はまたふぅ、とやってからそのからだを抱いた。
「ねぇ、自分で脱いで」
くくく…と降谷が言うので名前は首を振った。
「着てないの」
一瞬降谷はぽかんとしたが、吹き出した。
「…あぁ、もう駄目だわ僕…たぶん一生あなたに敵わない……」
「だから。追いつかせないってーー」
髪を引かれて名前と降谷は口付けた。ゴロゴロとベッドを動き回り、名前の上で降谷は頭を振り上げた。
「目ぇ回る…くるくるしてる」
で、も。と降谷はその1枚の布を首もとまでまくりあげた。
「正気だったことなんて1度もないんだから…」
両手で名前のくびれをあがっていき腕を掴む。
「そうね…」
名前は膝を擦る。
「でもそれはーー」
胸を食べるみたいなしぐさで愛撫され、名前は息があがる。するりとおりてきた手を足の間で挟み、降谷を引き寄せて耳打ちした。
【ふたりだけ】の内緒話よ……零
どっ!と降谷を押し倒し、名前は降谷のズボンを引きずり落とす。
「みんなあなたを尊敬のまなざしで見て……」
「う」
降谷は名前のそこへだんだん飲まれていく自身にのけぞって赤くなった。
「…っその権力を好き勝手してるのを羨望するのよ」
はあっ、はあっ…とふたりでしながらただ見つめる。
先に笑ったのは名前だった。
「でもそのあなたの首輪は……」
「んくっ…」
くり、と名前は腰を回す。
「お望み通り…わたしが…つないでるのよ……」
「っああ!」
腰を思いきり引き上げて座り直す。繰り返して段々早くする。
「…あなたも可愛い可愛いわたしの零くん……」
「っ管理かーー」
腕を掴まれて首を振られる。
「あんまり悪い子にしたら……」
朝になって降谷は目が覚めた。どこかでバイブレーションが聞こえる。
すぐ降谷は隣で眠っている名前の耳元で指を数回鳴らした。目覚めない。
名前のスーツをまさぐり、出ている画面の名前を口にして電話に出た。
「鈴木」
「…えっ!?降谷さ…」
鈴木が向こう側で電話を間違っているか確認しているのを想像してクスクスしてしまう。
「おはよ。なあに?管理官なら寝てるから用は僕にどうぞ…」
「あ…あ…」としん、となる音に降谷はバスタブに湯をはりだす。
「すみません…か、かけ直します……」
「僕のことチクらなくたって大丈夫だよ。昨日散々怒られたからね」
「いえ…そんなつもりでは……」
「じゃあまたあとでね」
降谷は一方的に電話を切り、ちらと肩越しに名前を見て、そのスマホをすっとバスタブの上にやり「ばーい♡」と手を振って落とした。
ぼすん!と枕に戻り満足げに降谷は深呼吸してまた目を閉じる。
悪い子でいるのはやめないよ?
だって……まだ怒られ足りないもん♡
コメント
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**美月ゆめか🌸ちゃんの感想** おっはよ〜!!第1話から既にめっちゃ濃厚でやばかったよ😭💕 降谷さんの「悪い子」っぷりが最高すぎる…!仕事中は風見さんに無理な締切押し付けて、ホテルではシェフ呼びつけて香り要求するの、やり方がエグいけど可愛い…🫣💘 酔って「僕を見て…さわって…名前を呼んでよ」ってなるギャップにやられた〜!そんで最後、スマホバスタブに落とすの「ばーい♡」て…あざとすぎるだろ!!!😇💦 管理官との関係もドキドキするし、続き早く読みたいよ〜!!次も待ってるね⋆♡