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🇩🇪→♡🇮🇹→♡♡←🇯🇵

イタ日あり

失恋

下手喘ぎ♡、//あり

病みあり

自殺表現あり


大丈夫な方は本編へ↓










大好きだった。ずっと好きだったの。愛してたの。ずっとずっと、ずーっと前から。

君に会う度に心臓がはち切れそうになって、君のことを毎日毎日考えて。

明日は何を話のネタにしようかなとか、君と結ばれたら何をしようかとか、ずっと考えて妄想してたの。……その時間が、不安を拭ってくれる唯一の時間だったの。



なのに………



■■「ん゛あッ♡ーーッ♡♡///」


■■■■「♡♡♡…もう少しがんばってね、■■…♡」



見てしまった。最悪な現場を。

見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった見てしまった………!!!!


どうしてなのかみさま………俺は、罪深い俺は……


しあわせになってはいけないというのですか?





しばらくして■■と■■■■が恋仲になったという情報が入った。あれは見間違いではなかったのだと、さらに俺の心を抉った。

しかも、あいつらは2人で出かけることが多くなった。昔は、3人で出かけることがほとんどだったのに……。なんだか俺だけが仲間外れにされている気がして、嫌な気持ちになった。

けれど、3人で出かけようものなら、2人が目の前でイチャイチャし始めるから辛い。結局、3人で出かけることは無くなっていった。

だからなのか、俺はだんだんと仕事のパフォーマンスが落ちていった。終いには、好きな人にまで

「迷惑だから休め。」

と言われてしまった。…本当はそんなこと言ってないだろうけど、俺にはそう聞こえた。

そしてついに有給休暇まで強制的にとらされてしまった。

会社にまで捨てられた俺は、自分の家に引きこもり、酒に溺れる毎日を過ごしていた。

せっかく君のために酒癖を直してたのに……

そんなこと思いながら、喉に酒を流し込んだ。






■■■「……あ゛……?」


数日後、酒が切れた。だが買いに行きたくは無い。

俺は家の中に酒がないか探し始めた。




数分後、地下に透明な液が入った瓶を沢山見つけた。これはあの時に作ったもの……思い出すだけでも頭痛がする。でも丁度いい。これらも薬だから、十分嫌なことを忘れさせてくれるはず。 俺は手前の瓶を手に取り、全て飲みほした。

瞬間、ぐらっと体が傾いた。体を硬いコンクリートに打ち付けるが、痛くはなかった。

……いや、その時俺はもう……

■■■「あははっ、ははっ、あはははっ!」

一時的な快楽に、犯されていた。









この生活も、ずっとは続かなかった。すぐに薬は切れ、休みも終わった。

酒と薬に依存していた俺は、新たなストレス発散方法を探していた。だって仕事が始まるんだ、二日酔いになる酒と記憶がぶっ飛ぶ薬は平日はできやしない。

そこで俺が見つけたのはリストカット。手首に傷をつけるだけの、簡単な作業するだけのもの。痛かったけど、スムーズにできた。……うれしかった。成功できない俺でも、できたから。

仕事復帰初日、皆が俺の事を心配して詰め寄ってきた。言うには、クマが酷いだの顔色が悪いだのなんだのって。全部興味無いから適当に流した。そうしたら、あいつの思い人が言ったんだ。

■■「で、でも、心配ですよ、■■■さん……。 」



殴りたくなった。俺の気も知らないで、あいつと楽しく生活してるくせに………俺の事何も知らないくせに……全部、全部……奪ったくせに!!



気がついたら俺は■■を殴っていた。それだけではあきたらず、リストカット用のカッターも取りだして刺そうとした。

回りには俺を止めようとする国が沢山いた。…もう俺は、冷静じゃなかった。ずっと蓋をしてきた感情が溢れて、それをただ回りに撒き散らしているだけ。

■■■「しねぇ(泣)……しねっ!しねっ!しんじゃえっ!!」

■■■「おまえがっ、おまえがいなければぁ!!……ぅッ、ひぐっ……」

……分かってる、■■が居なくても自分は恋愛対象じゃなかったってことぐらい。でも、でも、……ずっと限界だったんだ、少しくらい、感情をぶつけたって……


■■■■「……なに、してるんね、■■■……」


え…………?どうして、ここに……


■■■■「ioの恋人に、何してるんね……?」


うそ……嘘だ、嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ……!!!


■■■「………■■、■■……?」


■■■■が近づいてきて、俺からカッターを奪った。


■■■■「何してるんね■■■ッ……!!自分が何したか、わかってるんねッ!?」


■■■■「ッ……そんなに、そんなにioたちが憎いんねッ!?」


ちがう、そういうわけじゃない。

そう否定したかったけど、口は動かなかった。


■■■■「………■■、行こうなんね。」


■■「え、?でも、■■■さんが……」


■■■■「…………いいんよ、あいつのことなんか。」


■■■「………」


みすてられた。すきなひとにも、ともだちにも。

もう、どうでもいいのかも











大好きだったの。君のことが。愛してた。君を。

でも、もう関係が壊れてしまったなら………もう君に会えないなら……




ググッ


ロープを自室の天井に括り付ける。そして自分の首を通し、台を蹴った。


グギュッ


首が締まる。息が段々と苦しくなって、目の前も見えなくなる。


あぁ…さいごに、きみにすきだってちょくせついいたかった………



さよなら







『イタリア、大好き』

ドイツの机には、丁寧な字でそう書かれた紙切れが置いてあった。









数日後、ドイツの遺体はイタリアと日本によって発見された。







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