br(小金 赫人)視点
僕は今、高校2年生…。みんなとまだ僕たちが知らない1年を過ごした。
そして、もう1年みんなと過ごした。だから、僕はあと数分で高校3年生。
…….ということは、
kr(黄楊 達也)「…あ、小金くん!」
br「…!黄楊先輩、‼」
shk(緑山 大樹)「お、赫人。いたのか」
br「緑山先輩も…!」
この2人とはしばらく会えなくなってしまう。……連絡は取れるけどね、
br「寂しくなるよ、2人とも…。」
shk「あー、そうか…赫人とはしばらく会えなくなるのか、」
kr「確かに…俺ら卒業だもんね」
br「………うん」
…会えなくなるってなると、なかなか元気が出ない。
kr「…小金くん、そんな顔しないでよ?笑」
shk「そうだぞ」
br「……2人がいない1年間なんて、楽しくないよ、僕」
そういって、僕は2人をじっと見つめる。2人も僕のことを見つめ返す。
br「…………。」
shk「……はぁ”~~….そんな目で見ないでって…!」
br「…んぁ、?」
……?緑山先輩がもたれかかってきた…。ていうか、身長差辛い。重い…!……こう考えると、緑山先輩、体鍛えてるなぁって思う。
kr「緑山くん?小金くんが辛そうだよw」
br「うぅ~、……緑山せんぱぁい、おもいぃ……」
shk「…知るもんか」
緑山先輩は相変わらず電源が切れたかのようにもたれかかってくる。ん~…….こんなやり取りするのもしばらくできないのかなぁ
………………………
そろそろ冗談抜きで辛くなってきた。助けて…黄楊先輩……。
br「ぅ”ぅ…黄楊せんぱぃぃ……たすけて…、」
kr「ほら、緑山くん!どいてあげて?w」
shk「……はいはい」
緑山先輩は、僕からパっと離れる。……あ、この落ち着いた匂い、緑山先輩の匂いだったんだ…。
br「ん…。はぁ~、せっかくなら黄楊先輩も……。」
僕は黄楊先輩にボフッ…と倒れこむ。んー、黄楊先輩も落ち着く匂いだなぁ…。眠たくなってきちゃうな。
kr「ぅお、……ふ、珍しいね。」
br「しばらくできないし、これくらい…いいでしょ、?」
kr「まぁ、そうだね」
shk「……赫人サンド~」
br「ん、…!?」
緑山先輩は、赫人サンドと言って、後ろからくっついてくる。
br「ちょっと、あつい~!」
shk「しばらくできないし、これくらいいいだろ?」
br「…さっき僕が言ったやつじゃん」
kr「お返しされてるねぇ、小金くんw」
というか、まじで暑いし…身長差が…!(二回目)
br「……1年間、先輩達がいないのをたえないといけないんだね…。」
kr「ん~、どうにか俺ら休み取れたらいいんだけどね」
shk「だな…」
br「…ぁ…そういえば……ねぇ、一週間なんもないんだよね…?」
shk「あー、そうだな…。」
br「じゃあさ、僕の家に泊まりに来ない?……親もいないし」
kr「…いいの?」
br「うん。……むしろ、来てよ。」
kr視点
br「うん。……むしろ、来てよ。」
ほんと、小金くんが甘えるの…珍しいなぁ。ま、可愛くて(!?)いいんだけど…。
……小金くんて、こんなかわいかったんだ(!?)……
色白だし、たれ目だし……。
………俺だって、男子高校生。あ”ー、……こんな卒業でしばらく会えなくて悲しい!みたいな展開なのに…。
…ぅ…ん~…….小金くんでそういうの想像したの…馬鹿じゃん。……。
br「……黄楊先輩、?」
kr「ん…!?/// どうしたの?」
br「顔赤いけど…熱ある?」
kr「ない…けど……ううん、なんでもない」
shk「……っふ、w」
…………実は、夏にも1回だけ似たようなことがあった。
緑山くんに話してみると、…笑われた。あたりまえだけどな…!!
shk「…でも、ツゲタツの気持ち…わかったかもなぁ」
kr「………だろ、?」
ほら、緑山くんもこっち側来い!!
……マジで最低だな……w …いや、仕方ないじゃん…!!
br「じゃあ、卒業式……終わったら来る?」
小金くんは俺にもたれかかって、後ろから緑山くんに抑えられてる(?)からそのまま俺を見つめて言う。…これが上目遣いってやつか…………。
shk「じゃあ、……そうしようか」
卒業式後………….. br視点
…わぁ、すぐに2人のところに言おうと思ったんだけど……。
kr「あっ…ちょっと…!」
女子「黄楊先輩っ!ボタンもらっていいですか!」
kr「いい…けど…!?あ、そんな押さないで!」
女子「緑山先輩!この花束、受け取ってください!」
shk「え?あ、うん…ありがとう、!」
br「ん~…..ぅ、どうしよう。…」
ずっと話しかけられてる……。
は~、はやく家来てもらいたいし……僕も行くかぁ
br「えっと…ぇっと、……ん、ん~….」
「黄楊先輩、緑山先輩…?」
kr「あ、小金くん!」
shk「! 赫人!」
ちょっとごめんね。…と言いながらこっちによって来る2人。
br「……勇気いるんだから…!」
kr「ごめんって、w」
shk「…行こうか」
緑山先輩は、パシッと僕の手をスマートに取る。
br「……///」
ほんと、こういうところイケメンなんだよねぇ…。僕が乙女だったら惚れてるよ、きっと。
(僕の心の一部にある乙女心が言っている!)
kr「やっぱり…色白い肌に赤は見やすいな……。」
続きは二話目で出します!
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