長い長い海の旅を終えて僕らが住む家に帰る所だった。ふと思ったんだけど氷月ってめっちゃ僕のこと好きじゃない?
僕が小さくくしゃみをしたら『気をつけてください。あなたはこう見えて弱いんですから』といって毛布をかけて抱きしめてくれた。氷月って抱きしめるキャラだっけ?どちらかといえば強引にキスする感じじゃない?とあの時は思っていた。
でも後ほど聞くと『キスをしたい気持ちは山々でしたよ。ですがそれで羽京くんが体を壊すとキスも何も出来なくなるので、我慢しました』
それを聞いたとき僕はトマトくらい真っ赤になった。他にも僕がスーパーに買い出しに行ったら帰る時に大雨降ってきて、どうしよう。氷月に連絡しようかな?いやでもさっき本読んでたしなーと頭の中で迷っていると目の前に氷月がいた
『そんなことだろうと思いましたよ』と言って傘に入れてくれた。氷月の方に寄っても濡れるし、氷月も結構濡れてるから傘2本の方が良かったんじゃない?と聞くと『….私と一つは嫌ですか?』と言われた。そんなんじゃないよ!と強く否定したが氷月はしばらく落ち込んでいた。意地悪になっちゃうけど、氷月が僕のことで落ち込んでいると思うといい気分になった。誰も見れない、、僕しか見れない氷月だから
そんなことを思いながら僕はまた愛に溺れる。氷月はああ見えて僕のことが大大大好きなのだ。僕のことを考えてくれるし、僕に愛を伝えてくれる。そんな最愛の人がいる家の扉を開ける
「氷月ー!ただいま!」
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