6人兄弟の話です。軽く紹介です。
紫 22歳 赤 19歳 桃 17歳 青 16歳 橙 14歳 黄 13歳
私は赤×他メンが好きです。地雷の方はここで読むのをやめる事をお勧めします。
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青side
僕は6人兄弟の四男、青!突然だが僕は好きな子がいる。それは吹奏楽部のmobちゃん!華奢な体なのに奏でるクラリネットの音色は立派で他の男達も惚れるほど。僕はそんなmobちゃんを見るために毎日放課後部活に行く前に音楽室を覗いてるんだけど…
青「え‼︎なんで手繋いでんの⁈」
友「ちょっ!声大きいって…!」
そう。なんとmobちゃん、この高校1の陽キャといわれるやつと手を繋ぎお話している。あまり声は聞こえないが笑い声はかすかに聞こえる。僕と同じくmobちゃんが好きな友達が口を開く。
友「やっぱりあの噂は本当だったのか〜、」
青「うん、、、う、噂⁈」
噂?何の話だ?噂なんかあったのか、知らないんだが!
とモヤモヤモヤモヤ考えていると
友「青知らねぇの⁈mobちゃん好きなやつは皆んな知ってると思ってた!」
青「僕の恋が薄いように言うなよ!」
思わず反論してしまう。続きを聞かなければ!
青「で?噂って、何?」
友「あ〜mobちゃん1週間くらい前にあいつに告られて付き合ってるらしいよ。それ知った時俺絶望したもん笑、今はもう大丈夫だけど、、、」
あいつがmobちゃんの好きな人、先輩だから何もできない、告っとけば良かった、最悪最悪最悪!悔しい悔しい悲しい悲しい….!悲しい、
友「おい、泣くなよ〜今日は部活休んで失恋した者同士気晴らしにカラオケ行こうぜ!」
ものすご〜く泣きたかったが男だ!人前で泣くな青!必死にうるうるな目を乾かす。
友「めっちゃ歌ったな笑もう7時だわ。明日は学校も部活も休みだしゆっくり休もうぜ!元気出せって!」
友達はそう言いながら僕の背中をバシバシ叩く。….痛ぇよ
青「じゃあバイバイ〜」
友達とわかれる。今は午後7時で空は暗い。
ポツポツポツポツ
雨が降ってきた。僕の気持ちみたいだなと思い傘は無いので濡れながら家までの道をゆっくり歩く。そいやあもう直ぐで梅雨か、嫌だな、
嫌いな雨と失恋が重なりポロリと僕の頬に一粒の涙が溢れる。こんなに好きだったんだな、一粒、また一粒と涙が雨と共に頬に流れる。びしょびしょだ、、、笑明日は休みだし風邪ひいてもいいよね。
15分くらい歩きやっと家に着く。
青「ただいま、」
赤「おかえり〜!」
リビングから赤にぃの大きな返事が聞こえる。紫にぃはまだ仕事。桃にぃは多分部屋で勉強。橙黄は部屋で一緒に遊んでるのかな。そんな事を考えながらずっと突っ立っていると僕がリビングに来ないのが不思議に思ったのか赤にぃが玄関に来た。
赤「どうしたの?ってびしょびしょじゃん!何してんの!風邪引くよ」
そう言いながら走ってタオルを取りに行く。外はザーザーと雨の降る音が聞こえる。やめてくれよ、余計に悲しくなる。
赤にぃはタオルで僕の頭を優しく拭いてくれる。お互い無言。怒られるかな、、、怒られる前に謝っておこう。
青「あのっ、ごめんなさい。傘持って行くの忘れちゃって、それで、あの、」
僕が言葉に困ってると赤にぃが口を開いた。
赤「何か、あったの?」
予想外の言葉が返ってきた。
赤「青ちゃん傘忘れた時いつも迎え呼ぶじゃん笑濡れて帰ってきた時なんか、あったっけ笑?何かあったんでしょ?」
赤にぃにはお見通しなのかもしれない。
青「ちょっとね、」
兄に僕の恋の話をするのは勇気がなかった。誤魔化しながらリビングに入る。赤にぃも無理に聞いてこない所とても優しい。
その後お風呂に入り赤にぃと世間話をしながら夕食を食べた。歯磨きをし自室に行く。失恋の事があってなかなか眠れない、寝返りをうっていると
コンコン
僕の部屋をノックする音が聞こえた。こんな時間に何だと思いながらもどうぞ〜と言う。
ガチャ
赤にぃがパジャマ姿で枕を持ち僕の部屋に入って来た。
青「どうしたの、?」
こんな事は初めてで恐る恐る聞く。
赤「一緒に寝ようかなって思って。青ちゃん朝に比べて明らかに元気ないし迎え呼ばない所おかしいし、、、何かあるんだよね。言わなくていいよ。俺は青ちゃんの気持ちが楽になるサポートがしたいだけだからさ」
青「そうなんだ」
高校生にもなりこんな事で嬉しいと思ってしまう自分に恥ずかしく思い、素っ気ない返事をしてしまう。
赤「桃くんに聞いたの。青ちゃんが落ち込んでいる時どうしたらいいかって。そしたら一緒に寝てあげてって言われた。流石桃くんだね!青ちゃんの事めちゃ知ってる笑」
青「そう、だね」
またまた素っ気なく返事をしてしまう。
赤「一緒に寝てもいい?」
青「うん」
赤にぃが僕の気持ちに寄り添ってくれる優しさで涙がでる。外で出しきったはずなんだけどな、
赤にぃはそんな僕に驚きつつもハグをし一定のリズムで背中を優しく叩いてくれる。もう、言っちゃおうかな
青「実は今日、失恋、したの」
涙が出ているせいで声が震える。赤にぃはそうなんだね。辛かったね。と今度は頭を撫でてくれる。僕はそのまま疲れ果てて眠ってしまった。
赤side
青は頭を撫でてあげると気持ちいのかスヤスヤと眠ってしまった。ゆっくりとベットに横にさせる。俺は勉強を頑張っている桃にありがとうと礼をするためにココアを作る。
コンコン
桃の部屋をノックする。は〜いと今にも寝そうな声が聞こえてくる。
赤「さっきはありがとう。今ぐっすり眠ってる。桃ちゃん勉強は程々に頑張ってね。これココア。」
そっと机にココアを置く。
桃「ありがとな。青の事ならなんでもお見通しだからいつでも聞けよな!」
赤「頼もしい〜笑」
ちょっとだけ世間話をし青の部屋に戻りベットに入る。大きくなったな〜前に一緒に寝たのいつだっけな〜そう考えていると睡魔が襲ってきた。
翌日
青は元通り元気な青に戻っていました!
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いかがでしたか?話の最後が難しいですね笑頑張って話出していくのでフォローよろしくお願いします!
コメント
2件
リクエストいいですか? すとぷりの兄弟パロで、青が次男の赤くんの事を好きになってしまった。ていう話お願いします🙇