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#いらすと
みたらし団子
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「さ、そろそろ準備はできた?いらないものはこの辺りで交換していこう。かさばるからね。」
「よし、地図はあるから。ほら。目的地は北の畑。そこで育ててる野菜を収穫する。畑の面倒は、そこの近くの農家さんにお願いしてる。お礼として物資を色々渡しに行くよ。できるだけまっすぐ北に行く。ただ、途中でカミサマが目を覚ますかもだから、そのときはシェルターに隠れる。 」
「シェルターの位置は赤いペンで丸く囲ったよ。もうペンのインクほとんどなかったけど。その…今まで使わなかったから買ってなくて……まあ、途中でちょっと発展してるところに寄るから、そこで買おう。」
「配給所の場所はその都度僕が教えるね。僕が死んだら、周りの人に教えてもらってね。できるだけ優しそうな人に教えてもらうといいよ。そりゃ、そっちのほうが親切に案内してくれそうだし。」
「地図の見方は分かるよね。これは持ってて。僕は小さい地図があるから。」
「さあ、心の準備はできた?歩きで行くからね。…君たちの世界には車ってのがあるらしいけど、目立ちすぎるからね。この世界にはないよ。移動手段は歩き。自転車はあるけど…道は整備されてないところが多いからねぇ。」
「約2週間。順調ならそれくらいで行ける。けど、カミサマとか、怪我とか、そーゆーので遅れるだろうから、多く見積もって3週間から1ヶ月くらいだね。頑張ってね。 」
「大丈夫、畑に着けば、レーションじゃない食料を食べられる。生の野菜だよ。加工されていないものだ。さぁ行こう。」
「はぁはぁ…君、体力あるね。僕はそろそろ疲れてきたんだけど……」
「長距離移動はリスクが大きいから、年に1回もないからなぁ…」
「…これ?武器だよ。まあただのバールだけど。使えそうなのがなくて…まあ途中治安が悪いところを通るからね。それに、武器があればカミサマの気を引いたりできる。遠くに投げて大きな音を出したりとか…あとはほんとにヤバいときに直接ぶん殴ったり。足掻いても助からないと思うけど。」
「遠距離武器か。まあ、あったほうがもちろん便利なんだけど…そーゆーのって重いし手入れに手間がかかるんだよねえ。」
「え、カミサマを?…倒せるわけないじゃん…どうしたの君…?脳みそちゃんと入ってる?」
「歴史上、カミサマの襲来に耐えかねた、こっちに飛ばされてきた人間たちが何度かカミサマ討伐を試みたんだけどさ。全滅だよ、全滅。全員食われた。…そのおかげで半年くらい、カミサマの腹が膨れたからかな?、目を覚ますことはなかったけどね。」
「…なんでこんな話してるんだっけ。まあいいか。もうすぐ配給所に着くよ。お昼にしよう。」
「夜までに次の配給所に着けるだろうから、貰った食料は全部食べていいよ。ちょっと休憩したらすぐ出発だ。」
コメント
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第4話、拝読しました。 ガイド役の人の、どこか達観したような口調と、でも時々見せる人間臭い弱さ(ペンがなくて申し訳なさそうなところとか、疲れたと漏らすところ)がとても好きです。「カミサマを倒せるわけない」という諦念と、それでも「生きる」ために淡々と準備して歩き続ける姿に、切なくも胸を打たれました。生の野菜を食べられる希望って、こんなにも尊いんですね。