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第四話「調理実習、火加減って全開でいいんですよね?」


教師「はいはーい、今日は調理実習です」

「魔力制御と日常魔法の融合を学びます。火加減・水加減、大事ですよー」


教師「くれぐれも、爆発させるな」


生徒「(…主に日本に言ってるな)」

日本「はいっ、頑張ります!」


調理場には、アメリカ、フランス、日本の3人班


アメリカ「なぁJapan…お前、火加減できるのか?」


日本「任せてください!お鍋全体に均等に火が通るように、次元越しの炎で…」


アメリカ「やめろ!!普通の火!!普通のやつ!!」


フランス「私が材料を切るから、君は火だけに集中して」

日本「はい!」


(数分後)


日本「じゃあ、そろそろ魔法使いますねーっ!ほいっ」


――ボンッ!!


鍋が光に包まれ、鍋ごと消えた


日本「……えっ?どこ行きました?」


アメリカ「お前、鍋をどこに転送した!?」

日本「えっと…他次元の…おいしい食事が恋しい妖精さんの世界へ…」

教師「そっちじゃないだろぉぉぉ!!!」


***


その日の夜、学園の食堂では「鍋が勝手に空中から降ってきた」という噂が流れた

一部の教師は、日本を**『次元の配達人』**と呼び始める


***


生徒会室――


イギリス「次は水道爆発させるか、厨房蒸発させるか…どっちだと思う?」


アメリカ「どっちもやるだろ」


ロシア「私は冷凍庫で眠ってる魔物を溶かす未来に賭ける」


フランス「私は彼が料理でキュン死させるほうに賭ける」


日本「え…?え?私、そんなにヤバいことしました…?」


全員「……お前が一番わかってないんだよ!!」


***


次回予告


第五話「試験、勝たない程度に全員倒しますね」


・試験形式の対戦バトルで日本、力を抑えたつもりで全員気絶させる

・自覚がないまま「やりすぎた?」とキョトン顔

・周囲の先輩たちが一斉に惚れていく



‐-‐



最弱(仮)の、日本さん

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