テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
こっちは恋愛とか一切ない話を載せます
年齢操作、都合のいい改変等ある場合があります
ご本人様無関係
適当妄想話
苦手な人はUターン
それでもいいってい人はどうぞ
今回は主にぼんさん目線。
終わり方も変だし、一貫性のない物語です。
特に年齢操作、改変等はありません。
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ミーンミンミンミーンミンミン…
チリンチリン…
ジーーー…ジーーー…
どこまでも澄んだ青い空。どこからともなく聞こえてくる蝉の音。俺の上で揺れる風鈴。ギラギラと照りつける容赦ない日差し。
全て、The夏の風物詩という感じがして趣を感じる。
最近はみんな忙しかったし、仕事はほぼ家で完結してしまうので、しばらくメンバーとリアルで顔を合わせていなかった。
だから、久しぶりにドズル社メンバーだけで旅行しよう、と少し都会から外れた場所へ来ている。
民宿のような感じで、目の前には畑が広がり、奥の方にはひまわりも咲いている。少し歩けば海もあるそうだ。空には入道雲が浮かんでいる。
子供の頃もこんな感じの景色だったよなぁ、と思い出しながら、縁側に腰掛ける。
今年は例年の平均最高気温を超したそうで、いつにも増して暑さのレベルが高い。
蒸発する、溶ける、そんな言葉が似合うほど。
(昔はこんな暑くなかったよなぁ…)
コレも温暖化のせいか、と時代の変化にぼんやりする。
まぁでも、せっかく休めるんだ。どうせなら夏っぽいことをしたい。そう思ってドズさんにあるものを買いに行ってもらった。
えぇ…、と少しめんどくさそうにしながらも、近くのお店で買ってきてくれた。
小さい頃、よくシャボン玉で遊んだもんだ。ふわふわと浮かんで、水色や黄色、ピンクだったりと、様々な色が混じり合っていたり、触るとすぐ消えてしまうのが面白くてよく遊んでいた。
だから頼んだんだが…
ジーーー…ジーーー…
「なぁんで電動買ってきちゃうかねぇ…」
俺の手の中で、さっきから音を出しながら泡を吹き出す、電動のシャボン玉。
これじゃぁムードもクソもないだろ…
買ってきてもらった手前、文句は言えないが…
「しょうがないじゃないですかぁ…気になっちゃったんですもん。」
気になったって…まぁ、面白そうではあるけどさぁ…、と認めざるを得ないこの玩具の面白さに少し腹が立つ。
そもそも。俺が想像していたのは、手のひらサイズの駄菓子屋に売ってあるようなもの。特に指定していなかったとは言え、ほとんどの人がそっちを思い浮かべるだろう。
昔ながらのフォルムが懐かしい、誰もが見たことあるもの。ちょびちょびシャボン液補充してさ。たまに溢しちゃったり。あとは…
ジーーーー…ジーージジッ…
「あ、液切れた。」
思ったより早くに終わったな…。
「一度にたくさんシャボン玉出すから、液切れのスピードが早いんですかね?」
「あー…なるほど?」
玩具をそこら辺に放り投げ、暑さ凌ぎのために日陰の方へと寝転ぶ。
今頃後輩組は何してんのかなぁ…、とこんな暑い中出かけて行った奴らのことを考える。
俺ももう歳だ。定年こそまだ十数年あるものの、普通のサラリーマンとは違う、より体力を使う仕事をしているから、定年を迎える前に限界が来るかもしれない。
もし、もしもの話だけど、俺がドズル社を辞めたら…その後、ドズル社はどうなるんだろう。
ドズル社は5人でドズル社。俺らがいつも言ってる言葉。誰か1人かけたらそれはドズル社じゃない、っていうか。
別に俺じゃなくたって、後輩組の誰かが…なんてこともある。
みんなまだ若い。後輩組はまだ20代だし、ドズさんだって、俺からしたら十分若い。
人生は出会いの連続だ。何か別に夢ができて、そっちを追いかける。なんてことも不思議じゃない。
「……ぼんさん、眠いんですか?」
段々と瞼が重くなってきた。日陰の心地よさが日々の疲れを包んでくれているような気がする。
「おーい2人ともーー!」
「スイカ買ってきたよーー!!」
「デカめの選んだっすよー!」
遠くに聞こえる、3人の声を聞きながら、俺は眠りにつく。
人はいつか死ぬ。
偉い奴も、金持ちも、人気者も、犯罪者も、一般人も。
どれだけ強かろうが、金を持っていようが、権力を持っていようが、時間は皆平等で、命も平等で。
だから、一回きりの人生、俺らしく生きるんだ。
配信者。今となっては立派な職業だが、昔はそうじゃなかった。
変な目を向けられることもあった。罵られることもあった。
でも、そんな過去があったからこそ今の俺がある。
生き急いでいるって言われたっていい。いい加減と言われたっていい。
シャボン玉のように、自由に進む。
そんな泡沫な人生を
コメント
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読み終わりました🌷 夏の情景が目に浮かぶようで、蝉の音や風鈴、ひまわり…一つひとつの描写が鮮やかでした。特に「電動シャボン玉」を買ってきちゃうドズさんとの温度差が微笑ましくて、でもその後のぼんさんの「もし自分が辞めたら」という思考にじわりと胸が締め付けられました。「シャボン玉のように自由に進む」という最後の一文、とても好きです。泡沫だけど確かに輝く一瞬を描く、そんな静かな強さを感じる回でした🍃
れむ໒꒱
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水星 雪 #ユーチューブ
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