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Hello Hello and MerryXmas
今ーがいーいチャーンス((
全然季節外れすぎるけどなんか頭の中にでてきた((
特に言うことないんで続き行きます((
注意事項は1話にて!
お父さんとお母さんが約束をしてから、そして俺とお父さんが約束をしてから小学校に入学するまでの1年間は特になにもなく過ごすことが出来た。
でも、お母さんは俺のことがあの一件で嫌いになったのか、その年の6歳の誕生日はお父さんと2人だけだった。
小学校の入学式も、お母さんが来ることはなくて、お父さんが仕事を休んで来てくれた。
入学式だけではなく、授業参観や運動会、行事という行事にお母さんが来ることは無かった。
お父さんが行事の度に仕事を休んでくれて、どうしても休めないと
「仕事休めんくてほんまごめんな?まろが寂しかったらおばあちゃんにお願いするけどどないする?」
と泣きそうな顔で言ってきた。
「まろ、寂しくないから大丈夫やで!パパはまろとママの為にお仕事頑張ってるんやろ?まろのことは気にせんでええからお仕事頑張ってや!」
と俺は答えた。
ほんまは寂しかった。おばあちゃんだけでも来て欲しかった
やけど、おじいちゃんが病気で動けんくて、おばあちゃんはおじいちゃんのお世話をしとって月に一度、会いに行くたびにどんどんやつれていくおばあちゃんにそんなお願いはできひんかった。
そしてそれは小学校だけでなく、中学・高校・大学と続いて行った。卒業式も、周りは両親揃ってるのに俺はお父さんだけやった。
俺が小3の時、おじいちゃんの病気が悪化して亡くなった。
そして介護の疲労が溜まってか、その後を追うように、1年後、おばあちゃんも病気で亡くなった。
父方の祖父母は俺が産まれる前に事故で無くなったと聞いていた。
そして、母方の祖父母も小学校の時亡くなった。
たった一人の祖父母が続けて亡くなり、小さいながらにすごくショックだったのを覚えている。
そして平和だった4年間がそれを境にまた、地獄へと変わっていった。
正確には平和だったのは1年間だけだったが。
お母さんは周りで噂されたのもあり、1年間は特になにもしてこなかった。
叩かれたり、殴られたり、怒鳴られたり。そんなことはなかった。
それでも、大阪という広い街でそんな噂がいつまでも出回る訳もなく、1年もしたら忘れ去られて行った。
1年生の終わりごろには塾、英会話、ピアノの3つまで減っていた習い事もまた、そろばん、バスケ、水泳に入り直し、元通り6つになった。
勿論、俺の意思ではなく、お母さんの意思で。
元々インドアだったのもあり、あまり外で遊ぶようなタイプではなかったが、気分転換に友達と遊ぶことはあった。
しかし、習い事の数が戻ったことにより、気分転換で遊びに行くことすら出来なくなった。
それならまぁ、まだ良かった
嫌だったのは習い事でのテスト、発表会、試合、どれか1つでも悪い成績を取るとお父さんが仕事でいない時に2時間も怒鳴られ続けることだった。
でも、それだけなら良かった。まだ耐えられた。
おばあちゃんが亡くなってから、また少しずつ叩かれるようになった。
それも、テストなどの成績が良いにも関わらず、お母さんが少しでも気に食わなかったり、機嫌が悪かったりすると手を挙げられたのが耐えられなかった。
でも、お父さんには言わなかった。
だって、その時のお父さん、仕事が忙しくて夜遅くまで残業して、疲れて帰ってきとんのに余計な心配かけさせたくないやん。
やから俺は言わなかった。
「何かあったら直ぐに言え」って言うお父さんとの約束を破り、言わなかった。
いや、言わなかった、というより言えなかった、が正しいんかな。
あんなに疲れた顔しとるお父さんに言えるわけないやん?
やから、高校を卒業して、大学で東京に出るまではずっと、我慢しとった。
でも、多分お父さんは俺がなんも言わんから何も聞かなかっただけで、気づいとったんちゃうかな。
5歳の時にした、あの約束を俺がちゃんと守ると信じて、俺の口からお父さんに話をするその時まで。
今回はここまで!ちょっときり悪かったかな…?
いいねも来ないので、気まぐれで出します!
それじゃあおつ結莉っ!