彼の背中に爪を立てて睨む。
すると、いっそう恍惚とした笑みを浮かべて____。
「あッあッ…!!!」
全身を侵す甘い電流。
目の前が一瞬、真っ白になった。
パタパタと白濁液が互いの腹を汚す。
「ふぁッ…あッ、ぁ」
「イっちゃったね」
「ひあッ、あ」
足を開かされて更に奥へと入ってくる。乱暴には一切されていないが、もはや暴力的とも言える快感に身を捩る。
「やッ…あッあッあッ…!!!」
連続して突かれて掠れた声を上げる。ビリビリと脳が痺れた感覚がして頬に雫が伝う。
「はぁ、かわいいよ。マナ」
ぼやけた視界の中で彼がうっとりとした表情でこちらを見下ろしていた。
欲情を孕ませた緋色の目に囚われる。
そのまま一晩中、彼に可愛がられた。
持て余すほどの欲と愛をぶつけられてへとへとになってしまった。
でも、囚われても嫌じゃない。
嫌というほど抱かれて疲れても。
これを許してしまうのは、きっと彼が可愛いせい。
アイデア下さったあおさん
素敵なアイデアと沢山のコメントありがとうございます。
なんだか終わり方雑で申し訳ないです。
互いに愛し合いされているからこその昼夜では立場逆転。周りの人が知ってる彼と恋人しか知らない彼というイメージで書かせて頂きました。
コメント
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ひゃ〜〜〜お忙しい中、素敵&最高の作品に仕上げていただいてありがとうございます😭👏🏻💓2人の関係性も想像してたまんまで感動しましたし、最初にttの第三者目線入るのがよりリアルに感じてとってもハオでした…🫶🏻主様の文章が本当に一番好きなので、このような理想の物語を紡いでいただけて本当に嬉しいです。これからも更新楽しみにしております…!主さん𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬です🫰🏻🫰🏻