大丈夫、僕がいるから

帰り道

深澤辰哉

翔太が犯人の特徴言ってくれれば

この事件は終わるかもしれないのに

ゆい

そうとう犯人に脅されたんだね….

深澤辰哉

はぁー….俺だったら脅されてても絶対言うわ

早く犯人捕まってほしいし、

ゆい

……ねぇ、先輩

深澤辰哉

ん?何?

ゆい

今日一緒に飲みに行ってくれない？私夜までひとりでさ

深澤辰哉

そっかそっかいいよ行こ

ゆい

本当にありがとうございます

深澤辰哉

ううん笑

ﾌﾞｰﾌﾞｰ

ゆい

蓮のお母さんからだ！

深澤辰哉

出ていいよ

私は電話に出た

「ゆいちゃん！？」

ゆい

お母さんっ！蓮は！？

「ついさっき目を覚ましたわ….笑」

ゆい

本当ですか….！？よかった….（泣）

「命に別状はないし、後少しで退院できるって」

ゆい

そうですか…よかったです

「それで蓮が1番最初にゆいちゃんに会いたいって」

ゆい

….

私は辰哉先輩を見つめた

すると辰哉先輩は

深澤辰哉

いいよ行っておいで

と、優しい笑顔で言ってくれた

ゆい

今行きますね….!笑

私は蓮のお母さんに

そう伝え、電話を切り、

辰哉先輩に頭を下げ

蓮のところまで

急いで向かった