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二人の永遠

第1話 君との出会い


あれは今年の夏、生きるのが辛くなるほど暑い日だった。

あの人僕は恋をした。正直こんな事は初めてで、あの日、あの時、あの瞬間だけ、この人生が輝いて見えた。

9月1日。毎年約130人もの人が自〇する夏休み明けのあの日。

“僕は”、は恋に落ちた。そう。

あの瞬間だけ

君は目が合ってすぐ、田舎に延びるただ1本の線路で、電車に引かれた。

踏切警報機の故障による人身事故。

その時僕は小さい頃の忘れていた記憶が蘇ってきた。


僕の名前は佐藤 林《さとう はやし》ただの高校生。そう。虐められタヒのうとしてるだけの高校。

今日僕は自〇を決意した。

首吊り縄代わりのズボンのベルト。包丁代わりのカッター。楽にタヒねると噂の薬。

苦しみたくないので薬から。

ゴクッ

一気に飲んだその瞬間、視界が歪み始める。

林「あ、これ…はいけそ…う」

ドサッ

目の前が真っ暗になる。

するとあの時見た顔が浮かぶ。

僕はあの子との永遠が欲しかった。

ずっと一緒に居たかった。

そんな記憶しか残っていなかった。

すると急に視界が明るくなって…。

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