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体が動くようになったのは、それから夕方ごろのことだった。
「ありがとな。三上!」
「いいよ。ありがとね、探しに来てくれて。じゃ」
そう言って、三上は先に帰ってしまった。俺も帰ろうと思った矢先、もう一度振り返って神社を見た。
「またな」
部屋のなかでずっと考えていた。何でまたなだったんだろうかと。三上はあのあと、「明日説明するからよろしく!」 とだけ言って帰っちゃうし。
「ごはんいいの?」
似合わないことは、するもんじゃねーな。そうだ飯だ飯! そう思って、さっさと自分の部屋を出て夕飯を食べに行った……