テラーノベル
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秋山宏美は、家から離れたスーパーで買い物をすませ、帰宅の途についているところだった。パンパンに膨れたエコバッグを両の手で抱え、汗だくになりながら歩いている。
昨今の物価高から、少しでも安く買える店に足を運んでいた。交通費を払うと意味がなくなるので徒歩だ。
自転車はあるが、ブレーキの効きが悪く、先日老人を轢きそうになったことで乗るのをやめた。整備すればまだ充分に乗れるだろうが、その金すら惜しい。
金は、大切にしなければならない。
今自分が置かれているこの地獄が、いつまで続くかわからないのだから。
宏美の父は、彼女が物心がつく前に交通事故で亡くなった。
母は公務員として、女手一つで宏美を育ててくれた。定年後、再任用で一年ほど働いた後は、年金生活を送るようになった。
そして、悠々自適な生活を送り始めてまもなく、認知症を患ってしまった。
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70
#吸血鬼
ミリア
44
重田💋(omoda)
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コメント
2件
読み終えたわ…。 介護のリアルな描写がめちゃくちゃ刺さった。宏美の「自分ならまだ上がある」って自信と、現実のギャップ、そして「誰か♡♡♡てくれないかな」って心の声に震えたよ。最後に現れたイケメンが「救いに来た」って…これからどうなるんだろう。続きが気になりすぎる🔥