『いらっしゃい』
「お邪魔します…」
『かしこまらなくても大丈夫ですよ。さ、どうぞ』
「は、はい!失礼します…!」
今日は彼氏…狐さんとお家デートの日。この日のために私は準備をしてきた…。
「狐さんのお家、すごく綺麗…」
『そんなことないですよ。いたって普通の家です。ゆっくりしてください。なにか飲みますか?』
「ありがとうございます!えと、あるもので大丈夫です…!」
『わかりました。少々お待ちを』
ソファーに座り、狐さんが飲み物とお菓子を持ってくる。
『この映画で合ってますか?』
「はい!合ってます!…ほんとにいいんですか?」
『はい。私も見たいと思っていたので』
「なら、良かったです!」
そう言って映画を2、3本見る。
見ている間に夜になっていて、狐さんが夕食を作ってくれて一緒に食べる。
『お風呂、お先にどうぞ』
「いいんですか?」
『はい、普段と違う家ですから緊張したでしょう。ゆっくりしてきてください。』
「…ありがとうございます!」
お風呂に入って、この後のことを考える。そういうことするのかなって…でも狐さん、興味無さそうだなとか…って。
「上がりました〜」
『おかえりなさい。私も入ってきますね』
「はい!狐さんもゆっくりしてきてくださいね!」
しばらくして、狐さんが上がってくる。
その後は、一緒にゆっくりして少しお話をして、気づいたら就寝の時間になっていて、導かれるままに一緒のベッドで寝ていた。
『おやすみなさい』
「あ、おやすみなさい…。あの、狐さん…」
『すぅ…』
「寝ちゃったか…」
『…寝てませんよ。どうしました?』
「あ、えと…そういうの、しないのかなって…思って…」
『そういうの…あぁ…期待、してた?』
「いや、なんでもないです…」
『…〇〇さん、興味無いと思ってたから。』
「私…狐さん、興味無いと思って…r
『ふふ、お互いに気を使ってましたね。じゃあ…いい?』
「い、けど、やさしくしてほし…」
『もちろんですよ。ちゃんと、俺がリードしますね』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『気を使わせて申し訳なかったですね…』
「すう… 」
『でも、可愛かったから良しとしますか。
…愛してます、〇〇さん』
〇〇さんの額にキスをして、腕に抱いて俺も眠りについた。
コメント
2件
うわっ!!!!好き!!!!(あげちゃんに向けて)