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炎天下の誘惑
〜溶けかけミルク味のドキドキ~
照りつける太陽がアスファルトを容赦なく焼く、うだるような暑さの昼下がり。QuizKnock編集部から出てきたizwとymmtは、揃って盛大に顔をしかめた。
ymmt『あちぃ~..』
izw『……』(あちぃ、じゃねえよ!死ぬほどあつい!)
ymmt『なんか冷たいものでも買って行きません?izwさん。』
izw(冷たいもの…!良い提案だymmt!)
『そうだな。そうするか』
二人は近くのコンビニへ駆け込んだ。
店内は冷房が効いていて、外の暑さが嘘のようだった。
アイスクリームのケースの前で、二人はそれぞれのアイスを選び始めた。
ymmt『うーん、どれにしようかな。いっぱいあって迷っちゃうな』
izw(かわいすぎる…)『棒アイスでも食べるか』
ymmt『あ、これ美味しそう!ミルクアイス!izwさんは何にするんですか?』
izw『ん?ああ、俺は…これにする』
izwが手に取ったのは、ソーダ味の棒アイスだった。レジでアイスを買い、店の外に出ると、再びあの強烈な暑さが襲ってきた。
ymmt『あー、生き返る~』
ymmtはそう言いながら、耳に髪をかけ、ゆっくりとミルクアイスを口に運んだ。
白いアイスが、ymmtの可愛らしい唇に触れる。
その姿は、まるで絵画のようだった。
ymmt『ん~、とろける~』
izw『……』(やばい、マジで可愛い。誰にも見せたくない。こんなymmt、俺だけのものだ)
izwは、ymmtから目を逸らし、慌ててソーダアイスを口に含んだ。
しかし、彼の心臓は、まるで運動会のように激しく鼓動していた。
ymmt『izwさん?どうかしました?顔、真っ赤ですよ?』
izw『え?あ、ああ、いや、なんでもない。ちょっと暑いだけだ』
ymmt『ふふ、無理しないでくださいね』
izw(どうしよう…!ymmtが可愛すぎて、平静を保てない…!)
そんなizwの葛藤を知ってか知らずか、ymmtは無邪気にミルクアイスを味わっていた。
溶けたアイスがymmtの指を伝い、ポタポタと落ちていく。
ymmt『あ、溶けてきた。もったいない』
izw(…!)
指についたアイスをymmtが舐める
その瞬間、izwの脳内では何かが弾けた。指についたアイスを名残惜しそうに、ぺろりとymmtが舐めたのだ。
その仕草は、計算されているのか、それとも無意識なのか。
どちらにしても、izwにとっては刺激が強すぎた。
izw(あ、あぶない…!今すぐここから逃げ出したい…!でも、ymmtのそばにいたい…!どうすれば…..!)
ymmt『あ、美味しい。やっぱり夏はアイスに限りますね!izwさんも、早く食べないと溶けちゃいますよ?』
izw(だめだ…!目を合わせられない…!
でも、返事をしないのも不自然だ…!)
izw『あ、ああ。そうだな。溶けちまうな』
izwは、震える手でソーダアイスの包装を剥がした。一口食べると、ソーダの爽やかな香りが口の中に広がる。少しでも、この高揚を抑えたかった。
ymmt『izwさん、それ、美味しいですか?ソーダ味も良いですね!』
izw(話しかけないでくれ…!頼むから…!これ以上、俺を困らせないでくれ…!)
izw『ああ、まあ、普通に美味しいよ。けど、やっぱりミルクの方が美味そうだな』
ymmt『えへへ、そうでしょ?そうでしょ?izwさんも、一口いります?』
izw(..!き、きた…!人生最大のピンチ…!どうする…!?)
izw『い、いや、遠慮しておくよ。俺はソーダが良い』
ymmt『そうですか?そっか…。でも、せっかくなら、色んな味を試してみたいじゃないですか!』
ymmtはそう言うと、izwにぐっと顔を近づけてきた。
至近距離で見るymmtの瞳は、まるで吸い込まれるように美しかった。
そして、ミルクアイスの甘い香りが、izwの鼻腔をくすぐる。
izw(だめだ….!もう、限界だ…!意識が…!飛ぶ….!)
ymmt『ほら、あーん』
有無を言わさず、ymmtはizwの口にミルクアイスを押し当てた。
izwは、反射的に口を開けてしまった。
甘くて冷たいアイスが、izwの舌を刺激する。
そして、ymmtの体温が、izwに伝わってくる。
izw(..!う、美味い…!けど、それどころじゃない…!心臓が爆発しそうだ..!)
ymmt『どうですか?美味しいでしょ?』
izw(可愛い…!可愛いすぎる…!もう、どうにでもなれ…!)
izw『ああ、美味い。すごく美味い』
izwは、もはや、思考能力を失っていた。ただ、目の前のymmtの笑顔を、必死に見つめていた。
ymmtは満足げにアイスを食べ進める。izwは、ただただ、その姿を目に焼き付けようとしていた。
夕焼け空の下、二人の影が伸びる。まるで、時間が止まってしまったかのような、静かで、甘い空間だった。
izw(…だめだ。やっぱり、どうしても目で追っちまう。あんな顔、誰にも見せたくない。俺だけのymmtでいてほしい…)
ymmt『あ、izwさん。ちょっと溶けてきちゃった。あげる』
izw『え…?』
ymmt『ほら、あーん』
izw(ま、まじか…!さっきも、あーんしてもらったばかりなのに…!心臓がもたない…!)
izw『い、いや、いいよ。俺はソーダ味をゆっくり味わいたいし』
ymmt『え〜、そうですか?でも、美味しいですよ?ミルクとソーダのハーモニー、試してみません?』
izw(ハーモニー…?そんな言葉で誤魔化されないぞ。ymmtの策略に、俺はもう引っかからない…!)
izw『だ、大丈夫だって。それより、ほら、早く食べないと、本当に溶けちゃう
ぞ?』
ymmt『う〜ん、そうですけど…まあ、いっか!あ、そうだizwさん!この後時間あります?』
izw(…!きた…!本日のメインイベント…!一体、何を企んでいるんだ…!?)
izw『時、時間….?まあ、今日は特に予定はないけど…』
ymmt『やったー!実は、ちょっと行きたいところがあるんですよ。izwさん、付き合ってくれませんか?』
izw(行きたいところ…?まさか、二人きりで….?そ、それは、夢のような…!)
izw『い、いいけど。どこに行きたいんだ?』
ymmt『えへへ、それは秘密です!着いてからのお楽しみ、ってことで!』
ymmtは、いたずらっぽい笑顔を浮かべた。
その笑顔に、izwは完全に心を奪われていた。
そして、二人は、夕焼け空の下、手を取り合って歩き出した。
どこまでも続く道を、どこまでも。
それを見ていた人物がいるとも知らずに…