春千代「着いたぞー。」
私は春千代くんにもうつかまらなくてもいいのだということに安心した。
(ややっと着いた。)
それほど長い時間乗っていた訳ではない緊張のせいか疲れがどっと来ていた。
春千代「夏音?」
その声にハッとし私が「どうしたの?」と聞くと
春千代「いや、急に夏音がぼっとするから心配になっただけ。」
「そっか!ごめんね気にしないで!」
春千代「わかった。それより部屋入るぞ。」
「うっうん!」
私は緊張しながらも扉を開く春千代くんに続いて部屋に入った。
春千代「ここ。そこまで広くは無いけど掃除してる空き部屋があるからそこ泊まって。 」
「分かった!」
春千代「着替え持ってる?」
「うん!ホテルに泊まるつもりだったから持ってるよ!」
春千代「それなら良かった。俺はもう風呂入ってるけど夏音は?」
「そういえばホテル飛び出して来ちゃったから入ってない…」
春千代「シャワーでいいなら貸すけど。」
「本当?それなら借りてもいい?」
春千代「了解。風呂はここから左の三番目の扉の部屋だから。」
「わかった!」
春千代くんと少し話した後私は別れさっき教えてもらったお風呂の場所に向かった。
(ここだよね…?)
少し不安に思いながら開けるとそこにはお風呂とシャワーがあったため安心して扉を閉めた。
(良かったあってた。)
その着替えをすませシャワーを浴びた私は持っていた寝間着に着替えお風呂場を後にした。
(スッキリした…)
そのままリビングに向かうとそこにはひとつの手紙とドライヤーが置いてあった。
夏音へ
用事が出来たから家を出ます。
ここに置いてあるドライヤーを使って髪を乾かして下さい。
(こんな遅い時間に用事なんてよっぽどのことがあったんだな…)
そう思いながらも書いてあったどうりにドライヤーを使い同じ場所に戻した私は疲れていた事もあったのか、リビングの椅子に座ったまま寝てしまった。
後書き
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