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そらま゚⋆˙⟡#DESIRE
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核爆弾
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『総統の新たなる正装、そして至高の仕立て屋』
偽物の差出人を容赦なく叩き出した、その翌日のこと。己のこだわりと変態的(最高峰)なブキの技術をすべて理解してくれていたライの言葉に、限界寸前まで感動したマスクは、徹夜であるものを作り上げていた。それは、彼が生地の選定からカッティング、縫製に至るまで、持てる技術のすべてを注ぎ込んだ、世界に一着だけの「特製の軍服」。それをまたしても、正体を隠してライチームの拠点へ「ファンからの差し入れ」として匿名で送り届けたのだ。「おーい、ライ! 今日もファンからの差し入れが山ほど届いてるよ〜!」オレンジ髪の女装姿のアールが、大きな段ボール箱を抱えて部屋に入ってきた。「ふふ、ライは本当に大人気。何から開ける?」紫髪のリンが、おっとりとした笑みを浮かべながらライの隣に座る。いつも通り、ライへの距離はゼロだ。「うむ、皆の応援には感謝せねばな。どれ、我が軍への献上品(差し入れ)を改めるとしよう」ライが段ボールに手を伸ばし、いくつかの包みを手にした、その瞬間だった。箱の奥に眠っていた、ある一つの包みから漂う「ただ者ではないオーラ」に、ライの指先がピクリと反応した。「……ッ!! ま、待て……これは……!?」ライは他の差し入れを脇に置き、その包みを丁寧にかつ、ものすごい素早さ(速攻)で開封した。中から現れたのは、漆黒の生地に金色の刺繍が美しく施された、息を呑むほど洗練されたデザインの新しい軍服だった。「な、なんだこれ……めちゃくちゃかっこいいじゃん……!」アールが目を丸くし、思わずライの頭を撫でるのを忘れて見惚れる。「仕立ての美しさが尋常じゃないわね。生地もすごく上質……」女子力の高いユキが、その立体的な裁断と完璧な縫い目を見て戦慄していた。ライはその軍服をそっと持ち上げると、リボルバーを見つけた時以上、いや、これまでの人生で最も嬉しそうな、満面の輝かしい笑顔を浮かべた。「素晴らしい……! 見ろ、この防弾性とインクの弾きを両立した最高級の形状記憶特殊繊維……! それだけでなく、戦闘時の激しいスライド(前転)を一切阻害しないよう、肩と腰の可動域に極秘の立体裁断が施されている……!!」ライは新しい軍服を胸に抱きしめ、頬を染めて感動に震えていた。「この洗練された機能美、そして私の体型を寸分の狂いもなく把握し尽くした究極の仕立て……間違いない。あのリボルバーを作った、我が最愛の『妻(差出人)』からの贈り物だ……!!」「ええええええええ!?」ユキ、リン、アールの叫び声が綺麗にハモった。「そ、その差出人、ブキだけじゃなくて服まで作れるの!? どんな万能超人よ!?」ユキが頭を抱えて叫ぶ。「ライの体型を完全に把握してるなんて……許せない。今すぐその仕立て屋の指をへし折って、我が軍から永久追放(キル)しなきゃ……!」リンの目が完全に据わり、独占欲の炎が部屋を満たしていく。「えーっ! ブキの次はオシャレ攻撃なんて、そんなのずるいよ! ライ、その服より俺の女装スカートの方が可愛いでしょ!?」アールが焦ってライの腕にしがみつき、ブンブンと振り回す。しかし、総統閣下の耳には仲間の制止など届いていなかった。「あはははは! 待っていろ、我が至高の伴侶よ! ブキだけでなく、衣服まで私色に染め上げてくれるとは……! 必ずや見つけ出し、我が軍の最高総力を持って生涯大切にしてやるからなァ!!」ライの目が戦闘狂の時のようにグルグルと回りだし、嬉しさと興奮で完全に舞い上がってしまっていた。その頃、拠点の外の電柱の陰では、新しい軍服に袖を通したライの声を(盗聴器で)聴いていたマスクが、尊さと恐怖のあまり白目を剥いていた。「ライちゃんが……僕の作った服を抱きしめてるおぉぉ……っ。最高、もう死んでもいい……。でも『生涯大切にしてやる』って声がイケメンすぎて……僕の心臓が物理的に耐えられないよぉぉぉ……!!」限界オタクのマスクの命と、ライチームの平和(?)を守るため、ユキの「秘密死守」へのプレッシャーはさらに跳ね上がるのだった。(終)
コメント
1件
うわぁ…第4話、めっちゃ面白かったです🥀💕 マスク、徹夜で特製軍服まで作っちゃうの狂爱すぎる…それにライが「妻からの贈り物」って確信して抱きしめてるシーン、尊すぎてこっちまで胸が苦しくなりました💔 リンの「指をへし折って永久追放」発言、完全にヤンデレの目しててゾクゾクしましたね…。アールの女装アピールとの温度差も可愛かったです🌙 最後のマスクの白目、笑いながら「もう死んでもいい」って…分かる、分かるよその気持ち…でもユキの胃が心配です🥀