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1件

やはりいわふかはSymmetry💛💜 これからどうなるのかなって 気になります🥰
💜💛
設定:💜💛殺し屋
⚠流血表現あります⚠
表では、
笑顔で肩を並べる“最強コンビ”。
ステージの上では完璧で、
ファンからは「いわふか最高」「相性抜群」とまで言われる二人。
——でも、それは“表”の話だ。
夜の路地裏。
血の匂いがまだ残る現場で、深澤は膝をついた。
💜「……っ、はぁ……」
呼吸が乱れる。
一瞬の躊躇が命取りになる世界で、
深澤はまた判断を誤った。
次の瞬間。
💥
鋭い音と同時に、目の前の敵が倒れる。
💛「……遅い」
低い声。
振り向くと、ひかるが立っていた。
ひかるは迷いなく、当然のように深澤の前に立つ。
💛「おまえさ……本気で向いてないと思う」
💜「……」
💛「俺がいなかったら、何回死んでる?」
冷たい言葉。
分かっている。全部正論だ。
でも——
💜「……ごめん」
それしか言えなかった。
ひかるは舌打ちをして背を向ける。
💛「やめれば?殺し屋。
その優しさ、ここじゃ邪魔だ」
毎回手が震えるほど怖いなんて、言えるわけもなくて。
深澤は、その背中をただ見ることしかできなかった。
⸻
それから少し、
二人の距離は微妙にずれていった。
仕事はこなす。
アイドルとしても、殺し屋としても。
でも、目が合うことはない。
——その日が来るまでは。
💥💥
大人数の敵を前に
ひかるが倒れている。
血に染まる床。
撃たれそうなひかるを見た瞬間、深澤の頭が真っ白になる。
💜「ひ、ひかる……っ!!」
考えるより先に体が動いた。
恐怖よりも、迷いよりも、
“失うかもしれない”という感情が勝った。
深澤は、静かに息を整えた。
震えていたはずの手は、もう止まっている。
目に映るのは、倒れたひかると――その周囲を囲む敵の影。
💜「……ふざけんな」
低く、淡々とした声。
次の瞬間、空気が変わった。
無駄な動きは一切ない。
迷いも、躊躇もない。
深澤の一撃一撃は**“攻撃”ではなく、裁き**だった。
相手が何人いようと関係ない。
急所を正確に、冷酷なまでに選び抜き、
気づいたときには――敵は次々と崩れ落ちていた。
血の匂いが濃くなる中、
最後の一人が倒れたとき、深澤はようやく息を吐く。
💜「……遅くなって、ごめん」
そう呟いて、
深澤は崩れるようにひかるの元へ駆け寄った。
💜「なんで……なんでこんな……っ」
声が震える。
手が血で汚れるのも構わず、必死に傷を押さえる。
💜「ごめん……俺が……俺が弱いから……っ」
涙が止まらない。
その手を、ひかるが掴んだ。
💛「……泣くな」
💜「……っ」
💛「おまえが来なかったら……俺はもう…」
静かで、優しい声。
💛『ふっか……これからも、ちゃんとそばにいろよ…』
低く呟くように言って、
ひかるは一瞬ためらってから、
俺の手の甲に軽くキスを落とした。
傷だらけのくせに、
そんな触れ方するな。
心臓の音が、
ひかるに聞こえてしまいそうで、
俺は視線を逸らした。
⸻
手当が終わったあと。
静かな部屋で、二人は並んで座っていた。
💛「……さっきのさ」
💜「……うん」
💛「軽い気持ちでやったわけじゃないから」
💜「……じゃあ、なに?」
一瞬の沈黙。
ひかるは目を逸らし、低く息を吐く。
💛「……もう、分かってんだろ…」
深澤の喉が鳴る。
——この空気、なんなんだよ。
指先が触れそうで触れない。
近づいているのか、遠ざかっているのか、分からない。
でも、確かに
心臓の音だけは、やたらとうるさかった。
⸻
お互い
まだ「好き」とは言わない。
言えない。
それでも――
もう戻れない距離まで来てしまったことだけは、 分かっていた。