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『』=自分
「」=他人
/我々だ様出演/
ザッ______ザザッ
インカムから鳴り響く雑音
あぁ_ここで終わりなんだ
自分の死を悟った
死には、少し恐怖もあるが私には怯える気力もない
あぁ
数日前
?「へいへいへーい!」
『なんですか?ゾムさん』
zm「ちぇ 聖女様はいつものれないなぁ〜」
『私だってのれますよ』
zm「ほんとか?」
『嘘つく理由がないですよ』
zm「へいへいへいへーい!!」
『へーい!』
zm「うぇーい!」
『うぇーい!』
?「あれ?ゾムと聖女様じゃん なにしてんの?」
『陽キャの真似してました』
?「あの聖女様が?」
『本人の前でそれ言いますか?』
zm「失礼極まりないぞ〜 シャオロン」
sya「いや〜すまんすまん」
zm「お前浄化の魔法で消滅されられるぞ ((ボソッ」
sya「危ねぇ~ 気おつけないとなっ ((ボソッ」
この人達ここまで来るとワザとだろ
『浄化されたいようですね?ニコッ』
zm・sya「ひぇっ 逃げろ〜!」
お腹もすいたし食堂に行こうかな
その前に少し自己紹介を
私の名前は彗(スイ)
9歳の時に聖女の力が発動したことをきっかけにお城に住んでます
先程の方達は私の同期の方々で
国を守る騎士として、務めています
そこそこ偉い人ですがあれが偉くは見えません
食堂
食堂のドアを開けると地獄絵図だった
ゾムが大先生とシャオロンを虐め……いや、食害していた
zm「おっ! 聖女様さっきぶりやな」
『そうですね それより食害やめましょうか?』
zm「え〜いやや」
『魔法発動じょu』
zm「ストップ!! 食害やめるから!!」
『はい…いい子ですね』
『大先生とシャオロンは大丈夫ですか?』
ut「聖女ちゃん今日も可愛いね 僕と一緒に今度お茶でも」
『ちょうどここにゾムが作ったお菓子がありますがいりますか?』
ut「げっ いや、大丈夫ッスね」
『シャオロンは?』
sya「俺は割と平気やで」
『それは良かった』
私達の間ではゾムの料理は激マズと評判
常に持ち歩く事で武器にもなる
さすが、味方の脅威と言ったところだ…
ut「そういえば今日お祈りしたん?」
『もうすぐ浄化の間に行こうと思ってたんです』
『じゃあ、行ってきますね』
ut・sya「行ってら〜」
浄化の間
中に入るといつもの光景が瞳に映った
少し、高級そうな部屋
美しいステンドグラス
そして、ステンドグラスの光で照らす中央にある神々の銅像
私はいつものように神に祈る
なにか、嫌な予感がする
そんな事を無視し祈りを神に告げる
『神よ 我々に祝福をもたらしたまえ』
……
あれ?どっかで間違えた?
『神よ……我々に祝福のお告げをもたらしたまえ 栄えある国の発展の為に』
あれっ?
おかしいっ…
なんで、なんで、
私の体が悪魔に咎められたかのように体が硬直する
神様っ?
もしかして……
私は浄化の間を飛び出し統領室へ向かう
浄化の間から統領室は、とても離れている
やばいっ 早く統領に伝えないと
走って廊下を渡る
ピタッ
急に足が止まる
もし、私が統領に伝えたらどうなる?
全面戦争?世界の崩壊?それとも、間違いだと言って嘲笑われる?
……よし
朝爆発音で目が覚めた
どうせモンスターが森林付近に発見されたんだろう
そう思ってもう一度寝ようとした
バンッ!!
私の部屋のドアが勢い良く開いた
『どうしましたか?』
そこにはゾムが立っていた
zm「聖女様っ! モンスターの大群が襲ってきましたっ」
『えっ?』
『浄化の壁は?』
この国の周りにはモンスターが入って来られないように神の力を借りて浄化の壁を張っていた
『はっ!』
……神は、もう居ないんだ だからもう浄化の壁も私の魔法も使えない
zm「聖女様っ?どうしましょう!?」
この様子から見てゾムはかなり焦っている
『皆にモンスターの中に聖女の魔法を無効化出来る奴がいるかも知れない
と伝えて!』
zm「分かりました!」
やはり、世界崩壊か…
私はまだ死にたくないっ
これは、仕方ないことだ……
決して私のせいでは無い…
そうだ…私のせいでは決して
次章に続く→
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