テラーノベル
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ねえ 、 温かい スープの 様に,
君へ の 思いも 冷めるのかな。
君の一部に なりたい と 願う
私、やっぱり 欲張りかな?
「寒いん?」
『…ん』
「はい,マフラー」
『え、でも侑が』
「ええねん。俺がやりたいんやから」
『…うん』
冬の 空吹く風は , ふと人肌 恋しくなる
空しさ なんて無い って云うけど、
誰か を 思い出す.
『やっぱマフラーええよ』
『侑が使い。』
「そんなん気にせんでええ」
「冬の部活で慣れとるし」
『…わかった』
温かい スープ の ように
時間が経てば 冷める のかもしれない.
君の お陰で 今日も救われたのに
寂しくなって しまうのは 何故 だろう
『やっぱ…寒いわ』
「…おん」
帰り道 、 今日 も ここで お別れ 。
また 明日も 、 続く 冬
寒い 寒い 冬 。
ちょっぴり 寂しく 、 儚げな冬が 好き 。
けれど 君がいることで この冬は 暖かく過ごせそう .
『…おはよう』
「おはよ,」
「なんか元気ない?」
『なんも無いで。気にしすぎや』
「ほーか.」
夜から明けた 私は 云うの
明日の 私らは 何処 ?
【永遠なんてない】とみんな云うけど,
私は 知ってるんだよ
永遠への宝の地図を.
『侑、放課後家来てくれん?』
「んー?ええで!何時くらい?」
『いつでも。いつでも来てええよ』
「了解〜」
私は いつも 幸せ に包まれてるはずなのに、
それを 何故 歌えないのだろう。
「来たで〜」
『いらっしゃい』
「話って何?」
君が 凍えた 時 側にいたい
期待をして 裏切られて 大好き が壊れる日もあるけど
私は , 生きていこうと思うの
そんな 日々 を
この 二人で 育んだ 愛情スープ が 、
冷めないように 。
『…別れよう』
「は…?」
【ごめんなさい】が 頭をよぎる.
私が決めた 。
君に なんと言われようとも 、 私はこのまま
もう、愛情スープは作れないのかもしれない。
いや , もう 作らない 。
『…』
「何があかんかった?」
『侑のせいやない…。』
「…あいつらになんか言われたん」
『ううん、なんでもない』
『……ほんとに、自分の意思や』
「…ほーか」
「なんで、泣くん…」
大粒の 涙 。
君には言えない
私 、 …… 。
『…帰って』
「……」
君の背中が すべて 物語っている 。
申し訳ないことをした.
ごめん 、 ごめんね
せめて 理由 くらい 言えばよかったかな,
その日から 私は 学校に行っていない ,
それから少し 、 私は
この 冬時 に 私の 幕を閉じた 。
「……なんで気づかなかったんやろ」
「愛 情 ス ー プ」
f i n .
𝘛𝘩𝘢𝘯𝘬 𝘺𝘰𝘶 𝘧𝘰𝘳 𝘸𝘢𝘵𝘤𝘩𝘪𝘯𝘨.
コメント
2件
すごくない?!さすがに惚れる🫵🏻 愛情スープって題名も好きすぎる😻 ちょっともうほんとに大尊敬だわ あと侑出演はセンス神ってます👏🏻