「 ないこ?急にどないしたん?」
桃「あ、のさ…」
「…?おん、」
桃「俺、引っ越すことになっちゃったんだ、笑」
「は、」
桃「しかも結構遠い 笑」
「それ、ほんまなん…?」
桃「ほんとだよ、笑
じゃなきゃ言わないもん 笑」
「そ…っか、
でも会えないわけじゃあらへんもんな、!」
桃「まあね…笑
あ、それと俺から伝えたい事があるんだ」
「…何、?」
桃「俺ね、好きな人いるんだ
すっごい優しくて、かっこいいの」
桃「それに勉強も出来ちゃうし、スポーツもできる 完璧な人」
桃「けどやっぱそんな人には想い人とか、彼女は出来ちゃうんだよね」
「…ッえ、」
桃「俺は、幼稚園の頃からずっと片想いしてた」
桃「あ、ちな今も絶賛片想い中ね、笑」
「その人のこと、ずっとずっと好きだったの」
桃「…でも俺の友達と付き合っちゃったんだ、
それがほんと辛くて、苦しくて、悔しかった」
桃「けどね、その友達も、好きな人も…!すっごい幸せそうでさ、
俺が我慢するしかなかったの」
「ぇ、あの…さ」
桃「いいから、とりあえず聞いてて」
「、、、」
桃「その好きな人は勉強できるからやっぱいい大学とか行くわけで、いつかは離れちゃうもんだなぁって思ってた」
桃「だけど俺が引っ越すことになっちゃってさ
後悔のないようにちゃんと…想いは伝えないとなって、」
桃「まろ。俺は幼稚園のとき、色んな人から虐められてて、当然みんなも先生も無視してた」
桃「けど 唯一まろは俺と仲良くしてくれて、いじめられてる時は助けてくれたよね」
桃「ほんとにありがとう。」
桃「そしてそのとき、まろの優しくて、かっこいいところが、大好きになりました。」
桃「でもまろは今、りうらと付き合ってるし、俺に勝ち目はないってことわかってるんだけどさ、笑」
桃「ここ数十年の俺が、まろに対して抱えてた想い、聞いて欲しい、」
桃「俺は、まろ、猫宮いふが好きです。」
桃「ずっと、ずっと大好きでした」
桃「”恋人”としてじゃないくても、”親友”っていう関係で、いふの隣に居れたこと、すごい幸せだったよ」
桃「離れ離れになっても、俺たちはずっと親友ね、っ?」
青「そんなん…当たり前やって、っ」
桃「あと、今まで俺と居た時間の分、りうらに尽くしてあげて、」
桃「そしてちゃんと俺の友達、幸せにしてあげてね」
青「…もちろん、約束する、」
桃「あとさ、最後の俺からのわがまま、言ってもいい、?笑」
青「…ええで、笑」
桃「ありがと、じゃあ俺からのわがままね」
桃「”俺との思い出と、俺のこと、忘れないでほしいな、”」
青「…ほんとに最後なん…やね、笑
わかった、絶対忘れない。てか忘れるわけない」
桃「ほんと今までありがとう、まろにはお世話になったよ
幸せになってね。」
いつも一緒にいるときは楽しいって、嬉しいってだけなのに
いざ失うとあなたの存在は俺にとって大切で、大好きな人なんだな、ってすごく感じる。
…1分、1秒を大切にしろ、ってこのことなんかな、笑
今まで楽しかったよ
じゃあね、俺の大好きな人。
実はこれ、主の実話なんです🤫
実際とはちょっと変えてるんですけど
コメント
1件
実話なんですか...!?切ないです😭