警察に、なるのが夢だったんです。
でも、夢は叶いそうにありませんでした。
ですが私は人並みには幸せだったんです。
実際、妻も子供もいましたしね。
しかし、その夢が蘇ったような気がしました。
まるで、無くしていた絵の具が見つかったように、足りなかった色がついたんです。
私は、その瞬間希望も夢も全て揃いました。
嗚呼、私はこんな夢があったんだと、、
もう少し、別の日に思い出せれば良かったのですが、ね。
これは、ある男の遺書に綴られていた言葉である。最期に夢を思い出せたのは男にとって1番幸せだったのかもしれない。
しかし、何故彼は突然夢を思い出せたのだろう?何故彼は命を絶ったのだろう?
それは私たちには 関係の無い事だ。
終
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